ということで、続きです。
のほほんとゆるい対戦会をしたかったのに、いつの間にかガチ勢の学生くん達とピリピリした対戦を強いられることになった僕は、ハクビシンくんの代わりにKOF98UMでやっと二人の学生くんを倒しました。
ここまでが前回までのあらすじ。
で、3人目の腕を組んでた学生くん。
解説の時も、一際でかい声で僕等のプレイを批判していたので、正直負けたくない相手でしたが、まぁ言うだけあって強かったです。
コマ投げ戦法は通じず、変なところで通常投げ狙っても、投げ返してくる。
他の二人は、ジャンプの軌道も何となくでしか分かってない感じでしたが、KOFやってます!って人に見られる、小ジャンプのテクニックを使った攻防に、正直僕は何をして良いのか分からず、撃沈!
僕のKOF98UMのメインキャラは、庵・かすみ・クラウザーなんですけど、僕のメインがそれだと分かると、わざと1回負けて、同キャラでフルボッコにし、実力の差を見せ付けてくるというね。
何度も言います。言うだけのことはあります。
「ごめん、サラブレッド。俺じゃ無理だわ」と交代を申し出たら、サラブレッドは言いました。
「ごめん。俺もこの人無理だわ」
えぇえぇえぇえぇー!?
じゃあ、俺はなんのためにここまで頑張ったの!?
サラブレッドという後ろ楯があったから、ハクビシンのケツを拭ったんじゃないか!
それを言うと、「まぁ、1・2回は勝てると思うけど、何回かやったら読まれると思う」と、いつもに増して自信無さげな言葉を発するサラブレッド。
でも、そのサラブレッドの予想は的中し、3回目辺りから徐々に読まれ始め、最後は僕と同じように、メインキャラで同キャラ対戦をされて、サラブレッドはフルボッコにされた。
挙げ句の果てに、ダウン挑発なる行為までされて、最悪の対戦会となりつつあるところに、1本のメールが入りました。
『まだ、身内戦やってる?byヒゲリン』
まさかのヒゲリンからのメールです。
友達の法事に行かなければならないため、身内戦を欠席するとか言ってたヒゲリンが、まさかのメールをしてきたのです!
僕は、ヒゲリンに法事はどうなったのか聞いたあと、こちらの事情を話したら、「ふぅん。珍しいね、今時そういうことしてくるヤツとか。俺達の時代なら分かるけど」と感想を言ったあと、「近くに居るから、俺も顔出そうと思ってたんだ。法事終わって、すぐにそっち向かって正解だったね」と頼もしい言葉を返してくれたヒゲリン。
ヒゲリンが来てくれるという心強い言葉を発してくれたので、僕らはヒゲリンが来るまで頑張って繋ごうとみんなで協力しあって踏ん張り始めました。
すると、「98UMがここまで盛り上がってるなんて珍しいね」と知らないオッサン二人組、と言っても僕等と同じぐらいの人ですが、その二人が僕等に声を掛けてきた。
「すみません、次やってもいいですか?」
しめた!これで時間稼ぎができる!
僕等は、そう考えたのですが、その二人は時間稼ぎレベルの人間ではなかった。
なんと、あろうことか、学生くん達をフルボッコにしたのです。
ヒゲリンがゲーセンに到着した頃には、学生くん達は退散し、その二人がKOF98UMをし始めて、僕等は物凄く身内戦をやりにくい雰囲気になっていました。
「まぁ、そういう人たちが居なくなったっていうのは良いんじゃない?」
ヒゲリンはそう言って、彼等の隣でKOF13CXをやり始める。
KOFプレイしている上級者の隣で13やりますか、と僕等3人は思いましたが、まぁね時間も押していたし、「せっかくこの対戦会の為に、ボチボチ練習をした訳ですからやりましょうよ!」とハクビシンくんが言ってくれたので、じゃあやりますかという話になったのですが、そしたらその上級者2人組が僕等のプレイを見たあと、「僕等も仲間に入れて下さいよ」と言ってくれました。
そういう風に言ってくれるのは素人としては嬉しいのですが、…正直、レベルが違いすぎて対戦にはならないっていうね。
もうね、上級者相手に初心者が組手する感じですよ。
あのゲーム、1回コンボ当てると、ドライブとゲージ使えば半分は持っていけるので、知らない人が見ると、体力だけ見ればいい勝負してるように見えるのですけど、ぶっちゃけ当てさせてくれているだけですし、更に言うなら、そのゲージが溜まった時の1回しか僕は当てきれてないですからね。
学生くんとの試合より、更なる苦行を強いられた対戦会となりました。
でもまぁ、サラブレッドやハクビシンくん、そしてヒゲリンは楽しんでくれたみたいなので、身内戦としては成功したのでヨシとします。
ただ、もう少しおとなしめの身内戦がしたかったなぁ~。
と言うわけで、盆休みの身内戦はけっこうなイレギュラーがありました(笑)
まぁ、KOFが終わったあとは、ランブル2だけはできたんですけど、メダルゲームやってた仲間が戻ってきて、みんなで純粋に対戦やったのはランブル2だけでしたね。
世代のゲームというのがあると思いますが、不思議なもので、こういうのって色褪せないでいつまでも楽しめるものなので、また大型連休に時間作って仲間とやるつもりです。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!