446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

【野試合291】メルティブラットアクトレスアゲインカレントコード

続いては、正月休みにやった野試合のお話。

流石は正月休みということもあり、普段野試合が盛んなゲーセンは、それはそれは大盛況…と思いきや、いつもと変わらず、いつものメンバーしか居ませんでした。

僕等は大型連休ぐらいしかゲーセンへは行かないので、寧ろ僕らの方がゲスト扱いで、ヒゲリンとメルブラを対戦していたらジロジロ見られる。

で、自分等の隣でメルブラのCPU戦をメガネくんがプレイし始めたので、これは乱入しても良いというパフォーマンスだと思い、そっこうでコインを投入しました。

「隣でCPU戦し始めたぐらいで相手が乱入して貰いたいと思うなんて、446はどんだけ自意識過剰なんだ!」とお思いの方もいらっしゃることと思いますが、これね、ちゃんと根拠があって乱入しています。

多分、ゲーセンで格ゲーをやっていた人、今もやっている人なら分かると思いますが、ゲーセンで格ゲーするにも二通りの人間が存在しまして、一人で格ゲーを楽しむ人間、そしてもう一人は対人戦目当てで遊びに来ている人間。

そして、後者は自分の好きなゲームのタイトルで対戦がしたいと考えているので、どうしたら乱入してもらえるか、どうしたら乱入できるかを常に考えています。

ただ、自分より格下の人間に乱入する、またはしてもらおうと思う場合、実力差を見せ付けたパフォーマンスをすると離れられるし、かといって乱入していいか聞いて参戦しフルボッコにしてしまうと、そのグループは2度とそのゲーセンでフルボッコにされたタイトルのゲームはしなくなる。

なので、自分も対戦したいと思う場合、相手に自分も参戦したい意思を伝えるため、隣で実力を抑えてCPU戦をしてくるというのはよくやってきます。

まぁ、僕には格下の僕等と対戦して上級者のあんた等は何がメリットあるんだ?とは思います(それくらい、CPU戦見てて実力が離れている人だったので)が、僕等的には乱入しても良いのなら、何か1つでも盗める技があるならと思い、負けるの分かってて乱入しました。

順番は、僕が最初に乱入して、次にハクビシンくん、最後にヒゲリンにやってもらう感じ。

相手は、ゆる~くCPU戦をやっていたので、コンボ以外のことは参考にならないので、まずは立ち回りを確認しようと思ったら、相手がいきなり待ってきた。

で、空中戦ではきっちり空投げを決めてくる。

これは、ヒゲリンと対戦していたとき、やられていたこと。

そう。僕は、メルブラで強力な崩しというのを持っていない。その上、空中投げをよく取られてしまう。

それを嫌がって空中で横に強い技を振ったりすると、今度は二段ジャンプで避けられて、JCみたいな下に強い技振られて連続技を取られる感じ。

やっぱり、俺って読まれやすいんだろうなぁ…。

本当ね、相手は僕にも分かることしかやっていないのに、それでも負けるってね、泣きたくなってきますね。

ハクビシンくんの対戦のときは、リバースビートなどの隙消しが彼はまだできていないので、まずはそこら辺の地上戦での戦い方を相手は教えたかったみたいで、エリアルを無理に狙おうとするハクビシンを確定反撃から追い詰めるということをしていました。

ほんの些細なことを我慢すれば、ハクビシンくんの場合、反撃を免れるのですが、ハクビシンくんはそれに気付けずにいた。

ところが、ハクビシンくんは対戦を通して、我慢するということを覚え、相手が出した技に合わせて下段を取り、見事エリアルに持っていくことに成功!

なんと、勝利したんです!

その時のハクビシンくんの嬉しそうな顔といったらなかったですね。

「やったー!446さんでも勝てない相手に俺が勝ったぁッッ!!」と叫んでました。

後ろで鉄拳やってた人達がドン引きしていましたね。

しかし、普段仲間内で対戦するとき、なかなかメルブラでは勝てないことを考えると、ハクビシンくんのこの1勝は物凄く自信になったのは言うまでもありません。

相手の方が、僕に対戦してくれたときと同じく、ハクビシンくんの時も手加減してくれていたことは、…僕は敢えて言いませんでした。

あとでハクビシンくんの彼女が僕にコソリと「あれって手加減されてません?」と聞いてきましたが、それも敢えて知らないフリしました。

というのも、その方はそのあとも何回もハクビシンくんに乱入しては、わざと同じミスを繰り返し、3・4回ぐらいハクビシンくんに負けてくれたんです。

お陰で、ハクビシンくんは後の僕等の対戦でも、我慢をするということを覚え、そこでは同じミスをすることはしなくなりました。

ハクビシンくん達を帰したあと、僕とヒゲリンは二人でよく身内戦の反省会をやるのですが、この自信をつけさせる対戦というのは、僕等も観戦していて大変勉強になりましたね。

しかし、ミスをわざと誘発するということが僕等にはできなくて、やっぱり僕等が同じことをハクビシンくんにしようとすると、「446さん、いまワザと負けたでしょ。そういうのやめてもらえます?」と言われるのがオチなので、僕等は今まで通りいこうという結論に達しました。

…まぁね、素人に自信をつけさせるためにワザと負ける対戦ができるなんて、どんだけメルブラの対戦を愛しているんだって話ですけど、勉強になりましたね。

さて、最後はヒゲリンがその方の野試合に参戦!

ヒゲリンは出し惜しみせず、最初からクレシエルを選択!

すると、相手の方も1回ワザと負けてきて、クレシエルを選択してきました。

実はヒゲリン。僕やハクビシンくんといった、格下の身内とばかり対戦していたので、このところ低迷していた。

自分でも、次はどういうステップにいって良いのか分からず迷っていたので、それを分かっての敢えての同キャラ対戦か!と僕は思いながら、彼等の試合を観戦していました。

すると、案の定、ヒゲリンの上をいくスーパープレイを連発!

ヒゲリンは、相手に技を振らせて、そこを回避しつつ連続技を狙うという、いわゆる相手に技誘発させることが得意なのですが、その誘発の仕方というのが今のところ、タイミングずらしと二段ジャンプや初っぱなハイジャンプ、あとはダッシュキャンセルや空中で後ろに下がるなどの古典的なものしか持っていない。

しかし、その反応の早さから、ヒゲリンは今まで自分より格上のプレイヤー(技術的に)からも勝ち星を取ってきた。

何度も、ヒゲリンにボコられ台パンする人間を僕は観てきましたが、今回はヒゲリンが本気で台パンする勢いのボコられ方でした。

やっぱり、技術のなさを経験値でカバーしようと思っても、本気で技術が高く、立ち回りもきっちりした方には何もできないということがこれで分かりましたね。

ダウンさせて溜め鍵からの2A擦りから、相手がノックバックで離れるギリギリで通常技あてて、キャンセル牽制の溜め鍵の繰り返し。

なんだろう?イマイチやってることが分からなかったけど、僕等の腕では反撃するのにバースト(サーキットブレイク)ぐらいしか思い付かないぐらいの隙のない固めで、距離から遠くなってくると、ダッシュキャンセルかジャンプキャンセルかで固めを継続させてくるから、ほぼ切り返す手段を思い付かないっていうね。

シエルでロアみたいなことができるんだねぇ…。

ハハハー。おじさんたち、笑うしかなかったよ。

だって、対人戦やってて初めてガードブレイクされちゃったしさ。

流石に限界を感じ、あと1回やったら辞めようかと二人で話していたら、その上級者のメガネくんがテテテって僕等のところへやってきて、「今日は楽しかったです、ありがとうございました!」とお礼を言ってくれました。

僕ら素人にお礼を言ってくるなんて、よっぽど対戦相手が居ないんだろうなぁと帰りに話していたら、ハクビシンくんが一言。

「僕等はゲーム弱くて良かったのかもしれませんね。強くなりすぎると、対戦楽しむにも大会ぐらいしか居場所がなくなるってのは辛いし、どう思います?」と聞かれ、僕等もハクビシンくんに一言。

「中級者や上級者が今の俺等のことを聞いたら、たぶん負け犬の遠吠えにしか聞こえないだろうけど、確かにそう思う!」

趣味でやるには、なんでも素人で充分!と思う今日この頃なのでした。

閲覧ありがとうございました!