446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

雑記561.おっさん努力紀行

けっこう色んな人から、「446の言う、素人しかできないゲームの活動ってなにやってんの?」と聞かれるので、今回はそういう活動をしようと思った経緯と活動内容を長くならない程度に話したいと思います。

自分の趣味を理解してもらいたい、自分の趣味をもっといろんな人に知ってもらいたい。

それは、僕が小さい頃から思い描く夢で、今も変わらず持っています。

僕が学生の頃は、アニメや漫画といった二次元は、世間はあまり肯定的ではありませんでした。

今のように、パチンコやスロットといった大人の娯楽にそういうのが取り入れられていれば、まだ周囲の理解もあったかもしれませんが、僕が学生のころ経験した話をすれば、アニメやゲームはインドア派のオタクが現実逃避の為に趣味として持つものという認識が強かったです。

確かに、現実逃避の手段に使われるというのもあるでしょう。

アニメはともかく、ゲームは都合の良い展開に転ばせてくれるものもありますから。

ただね、それは本当にゲームが好きな人に言わせてみれば、偏見でしかありません。

でも、その偏見を抱いている人が僕の周りには多かった。

僕は、小さい頃から格ゲーを好きでやってましたが、アウトドアの子から「ケンカ弱いからってゲームでウサ晴らしてんじゃねぇよ、雑魚が!」とか言われてましたから。あとは、「格ゲーして強くなった気になってんじゃね?」とかね、もうね散々言われてました。

とにかく、そう言われることが悔しくて悔しくて、でも周りに「違う!」と言っても、何が違うのか説明できないから、そこで話は終わるし、認めては貰えないんです。

当時は、格ゲーもそこそこ流行っていたので、クラスのみんなもやってはいたんですけど、僕はオタクという位置付けだから強くて当たり前と言われ、ゲームでしか自分を表現できない悲しいヤツと罵られる。

実際、ゲームをやってる人たちから見れば、僕はその当時でも弱い方なんですけど、ゲーセンで対人戦をしない人達には、そんな僕でも強く見えるんです。

本当のゲームオタクや上級者はどんな人達なのか、相手に伝わるように話せれば良かったのですが、当時小学生だった僕にはそれができませんでした。

そんな人達に、ゲームの世界を知ってもらいたい、そしてあわよくばゲームの面白さを認めてもらいたい。それが活動を始めようと思ったキッカケです。

なので、上級者やプロプレイヤーがする活動とは違い、自分の名前を売って、その地域や世界で活動をしようとか、そういうのとは全く違います。

僕がやってる活動は、『ゲームに否定的だけど、実際ちょっと興味がある』という方や、『ゲームをゲーセンでやってみたいけど、格ゲーなんか素人狩りしてくるし、後ろから解説されるのが嫌だから、なかなか一人では行けない』という人を支えるという活動です。

●具体的にやっている活動は、ゲームしたいけど一人じゃゲーセンに行けないという方とだったら、まずは僕の格ゲー仲間と仲良くなってもらって、それで意気投合できたら、ゲーセンで格ゲーの対戦をする。その対戦したタイトルの中で、その方がハマってくれる格ゲーができたら、僕等の仕事は終了です(笑)

ゲームにハマれば、勝手にゲーセンに行くようになるし、腕に自信がつけば、ゲーセンで友達もできるので、僕等の存在は必要なくなります。

それでもキッカケを作ってくれたのは僕達だからと、僕達よりめちゃくちゃ強くなってるのに、僕ら素人の身内戦に顔を出してくれたりするのは、とても嬉しいですね。

活動してて良かったなってなります。

●ゲームに否定的だけどその世界に興味がある、という方にする活動は、会社で言うなら来社されたお客様に概要を説明する、みたいなことでしょうか。

ともかく、ゲームとはなんぞや?格ゲーってなんでお前はそんなにハマっとるんや?みたいな、その方達には理解できない世界がゲーセンには広がっているんです。

まずは、その魅力をプレゼンじゃないですけど、実際に触ってもらって体感してもらいます。

そういう方って、運動神経が良い方が多いので、ゲームやってる僕よりすぐゲームが上手くなっちゃうんですよね(笑)

スポーツ万能な人は、頭が良い人が僕の周りには多いので、学校の成績はビリでも、自分の興味のあることに対する飲み込みの早さは目を見張るものがあります。

僕なんか、自慢じゃないですけど、高校の時は常にテストの順位は20番代をキープしてました。

クラスが150人ぐらい居たので、まぁふんぞり返ってましたね。

「俺、頭いいんじゃね?」みたいなね。

でも、知識があるからといってイコール頭が良い訳ではない。状況に応じた判断力、そして決断を下せる人が本当に頭の良い人だと僕は思います。

勉強ができなくても、社長になれるというのはつまりはそういうことで、僕はそういう意味では馬鹿でしたね。

話を戻すと、アウトドア派の頭の良い人達というのは、常に答えを求めて来ます。まるで、会議で上司に質問され、的確な回答を求められるように。

なので、こういう方達と行くときは、国会答弁じゃないですけど、大体この人ならこういう質問が飛んできそうだな、というのを予測して、面倒な質問とか飛んでくる前に資料を作成して、先に渡しています。

まぁね、最近のゲーセンの格ゲーの筐体だったら、ネシカやオールネットというのがあるのですが、上記で挙げた次世代筐体と呼ばれるものは、ゲームのタイトルが選択できるようになっているんですね。

ようはこれ、場所を取らずに沢山のゲームで遊べるというコンセプトのもと誕生した筐体なのですが、その背景にはどういうことがあったのかとか、相手は答えを調べてきた上で、わざと僕に聞いてきたりします。

つまり、僕が適当な受け答えをしているのか、それとも格ゲーのことを理解しているのか、そこを彼等は見ているんですね。

間違った答えや適当な返答を返せば、「あぁ。コイツは自分の趣味をただ肯定して欲しいだけなんだな」と思われます。本気でそういう方達にゲームを肯定してもらいたいなら、間違えは許されない訳で、素人なりにあぁでもないこうでもないと紹介の仕方を模索しながら活動しています。

その上でゲームの面白さを伝えようとするのですが、…まぁ大抵バカにされて終わりですね。

そこからゲームの世界に引きずり込めたのは二人しか居ません。

ただ、努力というのは相手に伝わるもので、僕がどんなに馬鹿で相手に伝える表現力が無くても、何かの形で付き合ってくれるようになるし、理解はしてくれなくても、「こういう世界もあるんだな」と認知をしてくれるようにはなりました。

本当は、上級者みたいに、自分が率先だって、ゲームセンターとかと協力して、初心者大会とか開催したいんですけど、そうしたいのであれば、まずプレイスキルを上げなければ無理ですし、大会や大会に出なくても、顔を売って、それこそ自分より格上のゲーマーからも認められなければなりません。

正直、ゲームが好きでも、なにも持っていない僕にはそういうことはできませんし、また今は家庭もあるので時間もそこまで作れません。

そこで、自分に何ができるか考えたとき、身近な人に何かの形でゲームで寄り添う、という答えに辿り着いたんです。

これなら無理なくできるし、自分自身も楽しめる。

勿論、相手に理解してもらうという意味では精神的にも体力的にもキツい部分はありますが、仕事や学校の勉強と同じです。

努力は人を裏切らない!

もしね、これを読んで、「んなことあるか!ボケェ!!」と思った人は、実際に本気で努力してみて欲しい。

例えそれが結果として駄目だったとしても、努力は貴方の技術として手に残っているんです。

技術が手に残れば、それが生きる力となり、違う選択肢も生まれます。

今回、僕は自分が趣味でやっている活動の紹介をしましたが、本当にここで言いたかったのは、こんな不器用な僕でも努力をすれば、何かの形で人に感謝される人間になれるってこと。

別にゲームじゃなくても良いんです。

これを読んでる方の中で、なにか自分に引っ掛かることがあったら、その引っ掛かる『なにか』を明確にし、それに対する努力をして欲しい。

それが、人生であなたが輝ける近道だと思いますのでね。

って、テーマと全く関係ない話になっちゃいましたけど、最近チャイルドの友達たちが小学生らしからなぬ寂しい発言を連発しておりましたので、おっさんなりに暑苦しくブログに書いてみました。

面と向かって口で言うのは、照れ臭いオジサンです。

それでは、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!