446の素人格ゲーブログ

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報告事項114・甦る20世紀アーケードゲーム大全感想

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今回から、報告事項で紹介した本の感想を更新していきたいと思います。

あくまで個人の感想なので、皆さんとは考えが異なることと思います。

時には、読んでいてイラっとくる表現もあるかもしれません。

でもそこは、「個人の感想だから」と温かい眼差しで読んで頂けたらなと思います。

それでは、ここから感想です。

まず、感想を書く前にこの本がどんな本なのかを軽く説明したいと思います。

この本は、1991年から2000年までにアーケード(ゲームセンターなど)で稼働したゲームを紹介しています。

タイトルの横に「白熱!格闘ゲームブーム到来!」とか書いてありますが、アクションやシューティング、クイズゲーム脱衣麻雀といったジャンルも紹介してあり、逆に「あれ?あのゲーム、格ゲーでも有名なタイトルなのに紹介ナシなの?」というのも多数あります。

ただ、格ゲーの資料すらなかなか手に入らない昨今、マイナーな格ゲーは存在すらなかったことにされつつあるこの現状で、大江戸ファイトや富士山バスターといった、ハードに移植されることのなかった幻のアーケードタイトルを紹介しているのは、僕にとってそれだけでも購入する価値がありました。

「いや、今はスマホやパソコンがあるやろ?残したきゃ、あんたの知り合いのゲーセン経営してるビーバーにでも頼んで、自分で資料残せばえぇやん」と仰る方もいらっしゃることでしょう。

いやね、それ自分で作成しちゃあ駄目なんですよ。

やっぱね、人が書いたものを読むから面白いんです。

それが例え的はずれでも、「あぁ、この人はこのゲームにそういう感想持ってんのね」ということを知れるのが僕は楽しいんです。

さて、軽く説明したところで、いよいよ本題に入っていきましょう。

アーケードの格ゲーを中心に紹介されていると思いきや、そうでもなかったこの本を読み終わったあとの感想は、もう少し格ゲーの紹介頑張ってよ!という感じでした。

まぁね、タイトルによってはかなり差別化されていまして、通常の紹介を一頁としますよね。

イメージとしてはこんな感じ⬇
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ハードの移植状況が書いてあって、ゲームの概要、その当時のゲームの背景みたいな流れです。

これが優遇されている格ゲーだと、二頁に渡る紹介となります。

まぁ、こんな感じ⬇
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二頁になると、ゲーム概要やその当時の時代背景なども詳細になり、読んでいて楽しいですね。

せっかくなら、格ゲーに的を絞って、各タイトル二頁で紹介して欲しかった。

一番ショックだったのは、僕の大好きなタイトルのゲームがかなり毛嫌いされていたこと。

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このゲーム、マーブルスーパーヒーローズっていうゲームで、カプコンがマーベルのスポンサーやってるときに世に送り出された作品なんですけど、このゲームがなければ「エリアル」という言葉は生まれなかったと言っても過言ではないぐらい、エリアルレイヴについて影響を与えた作品なんです。

まぁ、格ゲーを知らない方にエリアルの説明をすると、自分と相手、両方が空中に居る状態で連続技をすることをエリアルって言うんですけど、これを大々的にやったのがマーブルスーパーヒーローズというゲームだったんです。

以降、その他の作品でも、お互いが空中に居るときにコンボをすることをエリアルと呼ばれるようになり、色んな格ゲーに影響を与えた作品…なのにッッ…!

何故に、こんな紹介してある枠が小さいんだ!

素人の俺が、このヘッポコブログでグダグダ紹介してもいいんだぞ?

でも、そんなのプロとしてイラっと来るだろうし、俺みたいななんちゃって野郎が偉そうに紹介するのなんて嫌だろう?

だったら、もっと記事をきちんと書いてくれよ!

他にも、ニンジャマスターズとかね、ここら辺、紹介すらされてませんでしたね。

けっこうね、そういうマイナーだけど自分が好きなタイトルが掲載されていないっていうのが多々あります。

正直、格ゲーの資料として手に持っておきたいというのであれば、この本はお勧めしません。

あくまで、個人の感想の延長みたいな感じで、昔あった、同人出版の、好きな人が自分の好きなゲーム紹介してます的なノリの本で読んで貰うと、ストレスなく楽しめることと思います。

僕は、内容的に好きだったので、①と②も購入する予定です。

それでは、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!