446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

【お題47】お父さん

f:id:hatema446:20200718071857p:plain
このブログを更新しているとき、父の日はとっくに過ぎていますが、今更ながら更新したいと思います。

それでは、さっそくいってみましょう!

今回のテーマは『父』です!

私の父は、料理人をやっていたこともあり、友達に自慢できる、立派な父でした。

しかし、その反面、趣味はパチンコで、私が物心ついたときから、父はパチンコに興じていたのをよく覚えています。

父と言えば、料理とパチンコ、その二つの印象が強いです。

平日は、仕事から帰ってくると、すぐに風呂に入り、食事をし、寝る。そんな機械的な生活を送ってて、家族との会話も特にありません。

学校であったことを私達兄弟が報告しても、「そうか」、機嫌が悪いと「だからなんだ」という返答が返ってくるので、正直話したくありませんでしたね。

でも、休日になると、パチンコができるので、その日はとてもウキウキです。

父にとって、パチンコの勝敗はどうでもよく、パチンコ屋の雰囲気、そして何よりパチンコができることが幸せみたいで、いつものピリピリした顔付きがホッコリしたものに変わるので、休日の父は大好きでした。

まぁ、それは今でも続いていて、父は第一線を退いたあとも、料理とパチンコが生き甲斐みたいで、ときどき僕達家族にご馳走を作ってくれます。

僕は、そういう、手に技術は残せませんでしたから、父にもう1つの趣味であるパチンコのプレゼントをしたりして恩返ししています。

機種の特徴やリーチ目などを記載したものをまとめ、それを印刷し、ファイルして父に渡すんですけど、これがなかなか好評で、父は大事にとってくれています。

父は分かりやすい性格で、自分にとっていらないと思うものは、例え目上の方のプレゼントでも、次の日はゴミ箱に入れる人なので、まぁこれはプレゼントして間違いなかったんだな、と(笑)

まぁ、いつまでこうやって、親子の交流ができるか分かりませんが、僕が今、一番父に言いたいのは、「今までずっと真面目に働いてきたぶん、余生を楽しんでね」ってこと。

誇りを持ってやっていた料理も、好きでやっていたパチンコも、これからは存分にできるので、長生きしてほしいですね。

ま、家のことは、…頑張ってみますわ(笑)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ということで、ここからはゲームのパパに関する話。

上記の話とは全く逆になるので、そういうのを読みたくない方は、ここで閲覧を辞めてください。

では、いきます!

最近、コロナの影響で、有給や振替を取りやすくなったので、とりあいず消化できるぶんだけ消化しようと、予定と見合わせて、休めるときにシャッ!と休んでいます(笑)

…まぁ、経済がまわってきたら、絶対また休めなくなるので、今がチャンスなんですよね。

最近は、サブ6協定なるものも出てきてね、有給も年に5日取りなさいとかね、本当コロナとかこういう特別なことが起こらない限り、無理だろ!って話です。

だったら、会社全体で計画有給を作ってくださいよぉ!って、はっ!関係ない話でした。

話を戻すと、今のうちに平日に休める日にバンバン休めるようになったので、朝から家の仕事をして、チャイルド達が家に帰ってくるまでの昼から三時間のあいだ、僕はゲーセンへ出掛けます。

すると、学校をサボってる?かどうか分からない青年達に混じり、必ず父親らしき男性と、子供が数人格ゲーをやってるんです。

そこは、鉄拳が4台、スト5が2台、ネシカが4台、ネシカ2が4台、オールネットが2台、オールネットのオンライン対応が2台と、最新の筐体は一通り揃っているところで、しかも50円1回と安い!

流石にオンライン対応は100円1回ですが、ビデオゲームが好きな人間にとっては、できるゲームのタイトルも沢山あるので、非常に楽しめます。

その家族は、ゲームをやってるのは良いのですが、とにかくマナーが悪くて、筐体で飲食はするわ、台はバンバン叩くわ、僕が静かにゲームをしていると、わざと隣でゲームをし始めて、ギャンギャン騒ぐわ、せっかく平日に静かにゲームをしに来ているというのに、これでは有給を取った意味がありません。

まぁ、こういうときは、相手が格上だろうと格下だろうと、僕は相手を知ることから始めます。

やっぱり、話してみないと、偏見というのが生まれますから、相手を知るということは大事です。

僕はランダムで平日休むのですが、大体その人はどの曜日でも居るので、ぶっちゃけね、仕事やってんのかな?って思います。

そういうことを思いつつ、おそるおそる声を掛けてみると、「おう!なんや、兄ちゃん」といきなりのタメ語でした。

…いや、兄ちゃんって…。

多分、僕の方が年上よ。じゃなくても、見知らぬ人には敬語が礼儀じゃないのかな。

まずね、思ったのは、僕の考える常識は通じなさそうな人だなってこと。でも、面白そうだったので、早速ゲームを通じて交流をしてみることにしてみました。

「乱入してよかですか?」

するとその人は、「メルブラしよるヤツがウル4とかできっとや(メルブラをしているような人がウル4とかできるのか!?)!?ヒャーハッハー!」と、まさかの嘲笑。

…いやね、初めてですよ。こんなこと面と向かって言われたの。背後から言われたこととかならありましたけど。しかも、初対面でですよ?

お前がメルブラの何を知ってるんだって話です。

メルブラは、むかしギルティの簡易版なんて言われて罵られてましたけど、ギルティみたいな溜めやディレィ、最速や最低空使った難しいコンボだって沢山あるんだぞ!

お前に、クレロアを扱えるのか!?
赤秋葉で、最低空めくりからの強力な択一ができるのか!?

メルブラは、防御システムのEXシールドがとんでも性能だから、一歩間違うとすぐに逆転されるから、安易に牽制することできないんだぞ!

おめぇ、昇龍二段目EXセビキャンすらできず、昇龍の一段目を赤セビでキャンセルして神龍拳なんか入れてるアマちゃんに、そんなこと言われとうないわー!と、沸々と怒りが込み上げながらも、あくまで下手に出て、「弱いですけど、よろしくお願いします」と乱入!

すると、案の定、そんなに対戦経験がないらしく、詐欺飛びや捲りに全く対応できなかったので、簡単に倒すことができました。

で、「この素人狩りがぁー!」とかキレてくるかなと思って様子を見てたら、意外にもリアクションがなかったので、もう1回話し掛けに言ったら、「案外やりますね」と、敬語になりました。

…もしかして、この人、自分よりゲームが強いか弱いかで目上かそうでないかを決めてるのか!?

僕の中で、新たな疑問が浮かび上がりましたが、それはとりあいず飲み込みました。

「ありがとうございます」とお礼を言ったあと、「いつもお子さんを連れて来られているみたいですね」と、いよいよ気になることを質問をぶつけてみました。

すると、彼は「えぇ。私の子供たちです」と。

あの対戦で、彼は僕に何を見たんだ。何故、さっきまでメチャクチャ舐めた感じで話してきたのに、急に物静かになったんだ!

色々と気になることだらけでしたが、やはり一番気になるのは、パパが何故、こんな朝早くからゲームをしにやって来ているかということ!

もうね、こういう余計なことが気になるんですよ、僕は。

さりげなく、「夜のお仕事しているんですか?」と聞いてみたら、彼は僕の質問にニコリと笑い、答えます。

「コンビニでバイトしながら、プロゲーマー目指してます」

辞めた方がいいってぇえぇー!(T_T)

いや、まだ学生だったら何も言わないよ。

今は、eスポーツのサークルや部活が大学や高校にもあるし、将来の選択肢の1つとしてアリだと思う。

でも、家族持ってるのに、プロゲーマー目指しながらバイトって、嫁さん泣くぞ!

いらん世話かもしれんが、マジ泣くぞ。

つーか、それ聞いた瞬間、嫁さん見たくなりましてね。

それをさせてくれる嫁さんって、僕の境遇からするなら、まさしく『菩薩様』か『女神様』です。

そんなお神中のお神を見たくなりまして、…でも『離婚』の二文字を聞きたくなかったので、それは胸にしまい込みました。

すると、彼のチャイルドが僕のところに来て、「ママはね、いま違う男の人のところに行ってて居ないの。もうすぐ、帰ってくるよ」と無邪気な笑顔を見せてくれました。

僕はね、その瞬間さとりました。

やっぱりね、ゲームは趣味でやるのが一番だ。

父親になってまで、家族に迷惑かけちゃあ、いけねぇよ(T_T)

閲覧ありがとうございました!