先日、夜にヒゲリンからでんわがありました。
僕らは、格ゲーで繋がっている友達でしたが、最近は身内戦以外ではゲームの用事で会う機会もなくなってきました。
でも、電話で互いの仕事や家庭の話をしている時に、ふと「最近格ゲーやってる?」という話題を必ずどちらかが振ってしまいます。
二人とも、恐らくゲームをあまりしていないことなんて分かってるんです。
だって、そもそも練習する時間なんて、なかなか作れないですし、もし作れたら、その日は身内戦をしようという話になりますから。
格ゲーみたいな継続は力なりなゲームは、やってないとモロに結果に繋がります。
RPGなんかは、暫くやってなくても、そこでセーブしておけば、そこからゲームをスタートできますが、格ゲーの場合、覚えたことを反復練習しつつ、次のステップへ進むというのが求められるので、そもそも反復練習をやってないのに、自分の思い通りに動かせる方がおかしいって話です。
それが分かってるから、思うようなプレイができない自分が悔しくて、「昔はできたのに」と過去の栄光にすがってみたり、「もう年だから反応が鈍くなって敵わんわ」と何かのせいにしてみたり、若者や学生から言わせるなら、「は?だからなんだ。聞いてねぇし」「オッサンの言い訳なんて知らねぇんだよ」という話でしょう。
この前あるゲーセンで、定時で仕事を終わらせれたので、二時間ぐらいメルブラをCPU戦で練習をしていたのですが、その時、後ろでパチスロしていた若いアンちゃん達に、「あのオッサン、いつまでたっても下手くそだけど、何のためにゲームやってんだろ」と素朴な疑問をぶつけられました。
まぁ、本人達は聞こえないように言ってたのでしょうけど、あれだけチラチラ見ながら、ごそごそ話していたら、嫌でも僕の耳に入ってきますわ。しかも、筐体に座ってたの僕しか居なかったし。
そのことをヒゲリンに話したのですが、ヒゲリンもそういう経験があるようで、そこまで俺達は批難されるのに、そう言えば俺達ってなんで今でも格ゲーやってるんだっけ?という話になったんです。
正直ね、この年になると、ゲームよりも家族と一緒に居たり、家の仕事や掃除、片付けやちょっとしたリフォームをしている方がずっと楽しく感じます。
だって、家族からは感謝されるし、自己満足もできますからね。
格ゲーの練習なんて、自分の思うようなプレイができないし、できないからやりたいことやれないし、新しいゲームになると、知識が追い付いていないから、そんな大したことされていないヤツに分からん殺しで負けるという最悪の結果になるし、言ってしまえばストレスだらけです。
なのに、何で僕らはゲームやってるんだろう、と今更ながら疑問に感じてしまいました。
1つは、格ゲーをしたいけど、対戦に自信がないという方にもっと楽しさを知ってもらいたいからと開催している身内戦の存在があるからだと思います。
ただ、それなら自分達は運営にまわって、ゲームはしなくても良いって話です。
まぁ、ぶっちゃけ、周りになんと言われようとも、僕もヒゲリンも、そして僕のブログに登場する格ゲー仲間も、結局格ゲーが大好きなんでしょうね。
これがオッサンになってもゲームをする理由ですよ。
ハクビシンくんなんて、学生の頃、自分より強い人間が周りに居なかったから、最初職場で出会って格ゲーしようという話になったとき、僕達に凄く上から目線で話してきて、そのあと僕やヒゲリンからフルボッコにされ、それでも僕らは弱い方だと教えると、井の中の蛙だったということを彼は悟り、メンタルボロッボロにされ、更に上級者の集うゲーセンに連れてって、ガチ勢のヤバさを見せると、5年ほど格ゲーを辞めたんですけど、そこからまた戻ってきましたからね!
僕はもう、二度と彼は格ゲーはやらないと思っていたので、あの時は泣いて喜びましたよ。
でもね、何でもそうだと思うんですけど、好きなことってそういうものではないでしょうか?
どんな格好つけて理由を挙げても、行き着く先はみーんな一緒!
好きだから!
でも、ストレス感じても、好きで居られる娯楽を作った人達って、やっぱ凄いよね。
言いたかったのは、それだけー。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!