やっと、庶民的なテーマがきましたね。
やれアウトプットだの、やれエンジニアのキャリアなど、オッサンには苦しいテーマばかりでしたので、ここらでバカ話でもしたかったんです。
ということで今回のテーマは『私の大事なお店』です。
どうやら、お店のジャンルは食べ物屋さんみたいなので、それで話を進めていきましょう。
いやぁ、僕は外食大好きなのでどこも捨てがたいですけど、どっちかというとレストランよりも大衆食堂とかが好きなタイプですね。
あとはラーメン屋!
これは日本の食べ物文化の礎(いしずえ)だと思うので、僕にとっては大事な大事なお店の1つです。
チェーン店も良いですが、やっぱりね、地元で愛される個人経営の名物ラーメン屋みたいなのは、本当に大事ですよね。
では、ここからが本題。
僕が中学のとき、個人のゲーセンに通っていた頃、帰りに寄っていたラーメン屋さんがありまして、まぁここが僕的には大事というか、自分にとって大切な存在だった。
まず、ワンコインで腹一杯食べれるし、しかも学生だからって毎回ご飯のおかわりは無料にしてくれていたんです。
当然、僕はラーメン屋のおじさんのお言葉に甘えて、ラーメン1杯に対し、3杯ぐらいご飯をおかわりしてました。
あの頃は、ゲーム仲間と以外はあまり話す人も居なかったので、誰にも聞いてもらえないゲームの話をラーメン屋のおじさんに聞いてもらってましたね。
自分が実際聞く立場の人間になって思うのは、あのラーメンのおじさんは相当人間できてたなってこと。
僕は、自分じゃチャイルド達の話を聞いてあげなきゃなと頭では分かっていても、精神が子供だから聞いてあげれないときがある。ついついね、「うるさい!」って言っちゃう時がありますね。
でも、ラーメン屋の店主は、興味のないゲームの話を一時間も二時間も聞いてくれるんです。
おじさん「そうか。今日はかりんで勝てたんか」
446「違うって!かりんにボコボコにされたんだよ!(T_T)」
みたいなね。
話し半分ぐらいでしか聞いてなくて、でもそこが普段自己主張をすることが下手くそだった僕にとってはオアシスでもありました。
なんだろう。思い出したら、涙出てきちゃったな。
実は、そのラーメン屋のおじさん。一昨年、亡くなったんですよね。
僕は亡くなったの知らなくて、あとから話を聞いて、線香だけあげにいかせて貰ったんですけど、その時、胸が熱くなって、気が付いたら涙が溢れていたのを覚えています。
僕はまだまだそういう影響力の与えれる人間にはなれていませんが、まぁいつかはね、他人から泣いてもらえれるような、ラーメン屋のおじさんみたいな人間になれたらいいなと思ったりー…。
そのお店は、もう存在しないけど、僕の胸のなかにはいつまでも生き続けている大事なお店です。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!