446の素人格ゲーブログ

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【物語48】サムライスピリッツ2019

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〈時代軸〉
零サム➡『令サム』➡初代➡斬サム➡天サム➡真サム➡ポリサム➡アスラ➡閃サム➡蒼紅

※『』内は、今回紹介するタイトル

剣サムは、パラレル扱いのため、今回は除外。また、剣サムに続く話である零スペ完全版も今回は除外

※零スペは、お祭り作品のため除外

〈物語〉
時は天明七年
先の日輪國での大乱と
時を同じくして
老中 田沼意次が失脚
新たに老中の任に就いた
松平定信により
寛政の改革が執り行われた
しかし各地の飢饉や大火
打ち壊しによる混乱は猖獗(しょうけつ)を極め
悪気 邪気とも言える暗雲は
今や日ノ本全土を覆わんとしていた
(ストーリーモード共通より)

※猖獗(しょうけつ)➡悪いことがはびこり、勢いが増すこと

〈感想〉
はい!

長らく書いてませんでしたが、令サムのストーリーの感想を今回はご紹介したいと思います。

解釈が難しいので、「これ、本当に合ってる?」と聞かれると、自信に欠けるのですが、一応公式ストーリーの年表と合わせると、こうなります。

パラレル扱いである零スペ完全版や剣サムも時代軸に入れるとしたら、『零サム➡零スペ完全版➡剣サム➡令サム』という感じになりますね。

令サム自体、リブート作品という発表があったので、倒産前の旧SNK作品とSNKプレイモア以降のタイトルは別にすると、話がまとまりスッキリするのですが、ここら辺は公式の発表がないので分かりません。

まぁ、そういう矛盾も含めて、僕はストーリーを楽しんでいます。

さて、ではここからが本作のストーリーの感想。

僕は、この表現の仕方、かなり好きです。

サムスピシリーズって、元々餓狼シリーズ稼働までの時間稼ぎで制作されたゲームだったので、さっぱりした印象のあるゲームで、言ってる内容が濃い割りに、CPU戦のデモはざっくりしたものが多かった。

KOFシリーズなんか、キャラ別の会話が丁寧に用意されていたりするのに、サムスピシリーズは用意されていても一言・二言で、格ゲーのデモからでは読み取れない部分も多く、設定資料やムックなんかで情報を集めて、「なるほどそういうことか!」と納得することも多々あった。

流石に、家庭用かつ物語の最終着地である蒼紅は作り込まれていましたが、まぁそれ以前の作品は微妙な感じでしたね。

そのイメージを払拭したのが零サムで、CPU戦もがっつり作り込まれて、ボスも3体登場し、おまけに最後は暴走してくれるというね、おじさんにとっては堪らない内容。更に、1体全クリすると、新たな謎が浮上し、その謎は別の関連するキャラを全クリすることにより明らかになるという二段構え。

SNKプレイモア初作品だけあって、頑張ったなという印象を受けました。

本作は、そこまではないですけど、3Dにしてあるぶん、デモ画面に突入したとき、キャラクターが動きながら会話します。

まるで、アニメを鑑賞しているみたいです。

ボスの静御前が登場するときのデモなんかは圧巻で、何度見ても「えぇなぁ」ってなりますね。

CPU戦が好きなオッサンプレイヤーは、ストーリーデモを飛ばさずに見ていることが多い。

なので、途中デモの伏線からボス登場シーンのデモって凄く大事で、ここら辺が手抜きしてあると、もうねやる気なくなって見ません。

昔は、システムのCAPCOM、ストーリーのSNKと言われていましたが、それはやっぱりアーケードモードをどれだけ丁寧に作り込んでるかだと思うんです。

そういう意味では、本作は1体のキャラのCPU戦をするだけで、全体のストーリーから個人の動き、後日談まで綺麗にまとまっているので、見る価値は覆いにありますね。

アークみたいに、アーケードでもCPU戦を凄く作り込んでるゲームもあるんですけど、ブレイブルーなんかアーケードの筐体じゃ結局なにを言ってるか分からず、家庭用に続く!(ブレイブルー最終作品であるセントラルフィクションなんか、1体に3つのストーリーモードが用意してあるのに、結局最後は家庭用に続きますからね。アケ勢みたいに、たまにしかゲームしねぇヤツは真のエンディングは見せねぇよ的なノリ丸出しです)というゲームもあるなかで、この作品はしっかりまとまってるので、たまに子供をゲーセンに連れてって、メダルゲームで遊ばせている間に自分は久々にビデオゲームやってみよう的なパパゲーマー等にもお勧めです。

とにかくね、全クリしたあとでモヤモヤが残らないのが良いですね。

ただ1つだけ懸念材料があるとするならば、…ボスが魅力的ではない…。

毎回のことではあるのですが、このゲーム、侍スピリッツなのにボスがサムスピじゃないというね。

まぁ、詳細はボス紹介のコーナーでまた書きたいと思います。

それでは、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!