446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

【問52】ゲーセンの思い出

〈質問〉
446のゲーセンの思い出を聞かせて。

〈返答〉
分かりました。

まぁ、一言にゲーセンの思い出と言っても、いろいろあります。

良い思い出から嫌な思い出まで、それこそ数をかぞえたらキリがありません。

なので、今回はここ直近で起きた、良い思い出と嫌な思い出を1つずつ書きたいと思います。

●まずは、良い思い出から。

前にも雑記で書きましたが、乱入されて、しかもお礼を言われたこと。

これが、ここ最近の一番良い思い出です。

「どういうこと?」と言う方に説明しますと、僕はエコールゲーが好きなので、メルブラや電撃をよくやるのですが、そんな僕のヘタレプレイをよく観戦してくれる、一人の若者が居たんです。

僕は、その頃ちょうどニートをやってまして、お神に職安行ってくると言っては、面接受けた後にそっこうでゲーセンへ行き、夕方に帰宅するという生活を送ってました。

ゲーセンへ行くのは、だいたい昼前とか。

殆ど、CPU戦で遊ぶだけという空しいものだったのですが、近くに高校があるゲーセンだったので、学校帰りの学生からはニート感バリバリ出している僕は異様に映ったと思います。

そんな中、その子は突然現れました。

友達数人と鉄拳をやっていたので、「なんだ鉄拳か」と残念に思っていたら、一人だけめっちゃチラチラ見てくる。

どうやら、興味があるようだ!と思い、僕もCPU戦でこれだけできますよアピールをします。

素人の僕でできるアピールは、基本操作と対戦で使うテクニック、あとは牽制とコンボですね。

とにかく、難しいことはできないので、対戦やってますよアピールとして、COMが行動してきたときの牽制の振り方、対空技の出し方、出したあとの処理(ダウンさせて起き攻め移行などの当たり前の行動)、そして連続技(コンボ)です。

ただ、僕はだいたいこの連続技のアピールを失敗する。

しかも、そういうときに限ってテンパって、めちゃくちゃな行動を取るので、「コイツ、練習してんのか」と思われて、あとは無視されるパターンが非常に多いです。

ぶっちゃけ言うとね、最初はその子からもそう思われていたみたいです。

ただ、ニートしている2週間ぐらいは、平日はほぼ毎日ゲーセンに行ってましたから、だんだんその子もそわそわしてきます。

「どうしよう…。格下だけど対戦したいから、1回乱入しようかな…」みたいなね。

で、その子の前に平和島で乱入してくれた子が居まして、まぁキャラの相性もあり、結構きれいに勝てたのでね、その子はそれを見て、声を掛けてくれたんです。

「すみません。乱入していいですか?」って。

僕的には、願ったり叶ったりだったので、「どうぞどうぞ。鍛えてください」と歓迎した訳ですが、その子が僕よりそんな強くなくて、意外にすんなり勝てる子だったんです。

僕のことを格下だと思っていた彼からしたら、「えっ…!?」みたいな感じですね。

最初は僕に勝てないことが信じられないみたいな感じで、自分が負けたあと、筐体越しにめっちゃチラチラ見てくるんですよ。

それも印象的だったのですが、一番はね、「くっそぉおぉ!なんで、こんなヤツに勝てんとや!」と大声で叫んでいたこと。

よッッッぽど、電撃に自信があったのでしょうね。

こんなこと言われると、「うわぁ…、やべぇヤツに当たっちゃったな」ってコッチは思っちゃいますよ。

最後にちょっと魅せて帰るかと思って、ユウキでゲージ5本使って、サポート、バースト、切り札、全部使う割りに、補正かけるから、ヒット数だけいく無駄コンがあるんですけど、それを魅せて、負けてとっとと帰ろうとしたんです。

そしたらその子がね、負けたあとで僕を引き止めた訳です。

「いや、ちょっと待ってください」ってね。

こっちは、面倒臭いことになったなと思い「なんですか?」って聞きます。

そしたら、彼が言うわけですよ。

「対戦してくださり、ありがとうございましたーッッ!!」って…。

バリバリ体育会系のノリでしたね。

しかも、その子仲間内のリーダーだったのか、後ろで鉄拳してた後輩らしき子達も「ありがとうございましたーッッ!!」って言うわけですよ。

おっさんね、十数年ゲーセンで格ゲーやって来ましたけど、罵倒されてからの熱烈なこの感謝、今まで経験したことなかったので、ポカ~ンなっちゃいまして、いやどうしたらいいか分からなかったから、とりあいずお礼を言っておきました。

「ありがとう…」って。

まぁ、普通に「ありがとうございました」って言ったり、言われたりするのはマナーの面でもあることだと思うんです。でも、仲間内みんなで「ありがとうございました」ってなかなかないことですよ!

しかも、罵倒してからの感謝というのがギャップ萌えで良いですよね(笑)

以上、ここ直近での良い思い出でした。

◆では、続いて嫌な思い出です。

こっちも、いろんな嫌な思い出がありますが、中でもキツかったのが、徹底的に仲間内で潰しにかかってくるというのでした。

はい。どういうことか分かりませんよね。説明します。

これは、僕が一人で遊んでいた時なのですが、その時は丁度スト4が絶頂期を迎えてて、僕も久し振りにゲーセンが盛り上がっている光景に歓喜してました。

でも、人が増えれば、それだけ色んなタイプの人間が出てくるもので、衰退期には居なかった初心者狩りが復活したんです。

スト4には、クリムソン・ヴァイパーという、スト4から参戦した新キャラが居たのですが、そのキャラがストリートファイターシリーズにはあまりいないタイプのキャラだったので、僕は楽しくて練習してたんです。

まぁ、そしたら僕のプレイを観た素人狩りが乱入してきて、フルボッコにしてきて、オマケに余裕のあるところで挑発、スト4では挑発キャンセルなるテクニックもあるので、僕は迂闊に近付けず、ヴァイパーでは詰んだんです。

スト4は、サガットが爆発的な火力を持っていて、それは素人にも使いやすいキャラでした。

僕がヴァイパーだったのに対し、その方はサガットフルボッコにしてきたので、僕もサガットを使い、同キャラ戦してやり返し、ボコったんです。

僕的には、「お前がやってることなんて大したことねぇんだぞ。対策打ってりゃ、誰でも俺のヴァイパーなんてボコれるんだ。見ろ、俺がサガット使ったら、お前負けてンじゃねぇか。お前、挑発して自分強いですアピールしてっけど、所詮お前のレベルなんてその程度なんだぜ」と伝えたかった。

その後、5回ぐらい乱入してきたその素人狩りは、僕のサガットに全敗し、最後は台パンして僕の椅子を蹴り、店を後にしました。

まぁ、あんなことされりゃあ、誰でも勝てる相手だったらボコるでしょう。

で、同じことしたら、奴らと同類項なので、こっちは丁寧に対応し、あくまでマナーの良いプレイヤーを演じきる。そうすれば、相手は自分が恥ずかしくて、挑発なんてできませんからね。

ハッキリ言って、それでもやってるくるヤツなんて、本当なにも考えてない人としか思えません。

で、胸を撫で下ろして、サガットでCPU戦全クリしたら、またヴァイパーやろうと思ったら、その素人狩りが仲間を3人ぐらい引き連れて戻って来た。

「なに、このオッサン?さっき調子のってるヤツが居るから、ぶっ潰してて言いよったの」

「は!?先に挑発とかして、態度悪い行動取ったのそっちやろ!(怒)
なんで、俺がそんなこと言われなアカン!」

と、思いましたが、そこはぐっと堪(こら)えて、素人狩り2号が乱入するのを待ちました。

で、案の定乱入してきて、やっぱりキャラはサガット

やることも、素人狩り1号とさほど変わらず、勘ナシ弾打って、無理にコンボ狙おうとするだけの強引な戦闘スタイル。

読み合いもクソもありません。

せめて、近付けたらなら、投げとか織り混ぜて相手を撹乱させる工夫ぐらいしろ!

よくね、このレベルで調子のってとか言えますよ。よっぽど、スト4始めたばっかりの人にしか乱入せず、そんな始めたばっかの人を倒して優越感に浸ってた連中だったんでしょうね。

とりあいず、またボコりました。

そしたら、1号と同じように台パンして、また椅子蹴って外に出る。

もしかして、素人狩り3号を呼ぶんじゃないだろうなと思い、煙草を吸うのを口実に外出てきました的なフリをして、奴らがどういう行動を取るのか見に行ったんです。

今は、喫煙が悪みたいになっているので、ゲーセンも治安が良くなりましたが、スト4が出た当初はまだまだ煙草を店内で吸えたので、結構ね、自分を大きく見せたい連中(特にヤンキーの学生とか)は煙草吸ってたんです。

僕は、酒も煙草も嫌いですが、ゲーセンでゲームをプレイするときの武器として、煙草を吸えるようにはしてました。

煙草吸わないと、こういう素人狩りとか、自分が勝てない相手に、わざと煙を吹っ掛けてくるヤツとか居ましたからね。

それされるぐらいなら、俺はオンラインでやるわという方も周りには居たんですけど、ゲーセンは僕にとって社交の場で、そういうクズはごく一部なので、それを我慢すれば最高の場所だったので、対策を取ってたんです。

因みに、これはヒゲリンのアドバイスでした。

俺らみたいに舐められるタイプは、煙草は持ってた方がいい、とね。

悲しきかな。どの世界も最初に判断されるのは、見た目です。

はい。話を戻して、案の定3号を呼び出ししてた訳です。

ともかくね、こういう感じでエンドレスでずっと続いていく。

勝てないなら、数に物言わせぶっ潰すみたいなノリなんですけど、ゲーセンでゲームやってた人なら分かると思います。

『類は友を呼ぶ』とはよく言ったもので、身内でゲームを楽しむ連中って、僕も含めてガチ勢と違うので、基本自分にとって都合の良い相手としか遊ばない。イコール、自分よりめっちゃ強いというレベルとは遊ばず、自分より強くても、せいぜい目の上の瘤レベルまでしか遊ばないので、1つ上が分かってるレベルにはどう仲間を呼んでも勝てないんです。

まぁ、その連中もそんな感じで、結局いくら仲間を呼んでも僕には勝てなかったんです。

6人目を呼ばれた辺りで、もうイヤになって帰ろうと思ったんですけど、それはそれで奴等に負けた気になるし、そういう俺達強いですアピールしてくる輩に負けたくなかったので、意地張って戦い続けてやっと辞めてくれたんですけど、…それで終わりではなかったんです。

今度はその集まった6人で、僕のプレイする筐体の隣でアルカナハートをし始める。

恐らく、殆ど触ったことないであろうそのゲームを6人でギャーギャー言いながらアルカナハートですよ。

そして、聞こえるか聞こえないぐらいの声で、奴等が言うんです。

「一人でCPU戦とかして、何が面白いんかね?いや、友達おらんとやろ」とかね。

この言葉はマジで腹立ちました。

なに?一人でゲーセンに遊び来ちゃアカンの?
CPU戦しながら、あわよくば野試合したいなとか思っちゃアカンの?

二人以上の同席が必要なら、今からお神とチャイルドか、ヒゲリンやサラブレッド呼ぼか?

たかが6人ぐらいで粋がりあがって!こちとら、30人単位の身内戦の主催とかやったりしてんだぞ、コラ!

と思い、当時はガラ携だったので、ガラ携を手にとって家族や仲間に電話しようとも思いましたけど、これもね、やったらやったで結局奴等とただ競っているだけ。同じ穴の狢です。

悔しいけど、奴等に対抗するには一人でゲームをし続けるか、話し掛けてアルカナハートをやるしかありませんでした。

まぁ、コンボも知らないような連中です。というか、アルカナの技の出し方すら知りません。

やれば楽勝でしたが、恐らく僕が声を掛けても、奴等は無視して対戦を続けるでしょう。かといって、隣でCPU戦でコンボを見せても揶揄されるだけ。

まぁね、結論言うと、僕にはなにをしても彼等に勝つ術はありません。だって、何をやっても胸のモヤモヤは取れないんですから。

最初に彼等のことを気になってしまっている時点で、僕は負けているんです。

やっぱ、心のどこかで嫉妬してるんだろうなぁ~。

ということで、ゲーセンの思い出でした。

それでは、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!