446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

雑記611.2011年8月盆休みの身内戦報告

今年は、自分達の中で大きなイベントを3回行うと言いましたが、その3回の内の第2回を8月にやってきました。

この日記の更新は9月になりますが、作成しているのは8月です。興奮が醒めない内に身内戦の様子と、まぁその他感想を書いていきたいと思います。

まず、一言目の感想は「疲れた」です。

その日は大雨で、コロナの影響もあり、そんな集まることはないだろうと思っていたら、学生から親子連れまで結構集まってくれて、普段より多いんじゃないかという印象でした。

僕の同級生であり、良きライバル(プレイスキルは僕が断然格下w)ゲーセン経営者のビーバーの手を借りて、毎年「格ゲーがやりたい」と仰ってくださる方の為やっているのですが、今年はのほほ~んとした試合ではなく、なんと言いますか、大会なんかのピリピリした空気が張り詰めてました。

僕等が主催する身内戦は、本当に緩いもので、ゲーム好きのご家族やカップルなんかに対戦を楽しんでもらうっていうのが第一にあるのですが、今回は中高生が来てくれたので、血の気が多かったというのがあります。

まぁ、学生でも今はeスポーツの影響で、ガチ勢とエンジョイ勢の格差が広がっていて、特に若い世代はそこらへん顕著だから「どうぞ参加してください」って感じで入れたのですが、ちょっとね、僕達の予想を越えるガチな方でした。

恐らく、プレイスキルはそこまでないと自分達でも分かっていたから、僕等の身内戦に飛び入り参加したんでしょうけど、問題は態度ですね。

負けると台パンするし、悔しいのか奇声を挙げるし、背後から解説して「そんな大したことしてない」とか否定的なコメントを、わざわざ自分が負けた相手の後ろで言うし…。

「オンラインだったらコイツらフルボッコにされるよね。自分ら分かってんのか?」とかね、分かってるからこういうゆるい身内戦で仲間同士対戦を楽しみましょうっていう企画をしてるんじゃない。

ビーバーだって、普段はフリープレイしてくれないのよ?でも、盆休みや正月休みの期間だけ、僕等みたいなゲーマーがゆるく遊べる環境を提供してくれている訳だ。

しかも僕等はゲーセンスタッフじゃないから、注意しても聞く耳持たずだし、困ったのでビーバーに対応を求めたところ、「いや、俺が言うのは簡単だけどな。アイツ等はお前が分からせなアカンやろ」と言われる始末…。

もうね、楽しい対戦会の筈がガチ戦みたいな感じになって、本当イヤでした。

前にも言いましたが、上級者になるとプレイスキルに絶対の自信があるので、僕等みたいななぁなぁのプレイヤーにも対応が優しいのですが、登り途中のプレイヤーはストイックに物事を考えるので、僕等みたいなエンジョイ勢はムカつかれる傾向にある。

「オッサン・オバサンがヘラヘラ笑いながら格ゲーしてんなよ。キモいわ、コラ」みたいなね。

で、分からせる為にはオンライン対戦をするしかないと言われたのですが、僕的にはそういうのやりたくないので、「俺のシルバー程度のスト5で奴等納得せんやろ」と言ったのですが、ビーバーは「いや、お前がオンライン対戦をしてる姿が重要だろ。こういうゆるい対戦じゃなく、弱いなりにちゃんと格ゲーの世界を知ってますということをみせることで印象が変わるじゃねぇや」と。

…面倒くさいですね。

こういうのって、大体はプレイスキルがある人がやるので、僕等の仲間内だとヒゲリンがやってくれるのですが、その日に限りってヒゲリンは出てこれなかった。

というのも、ヒゲリンは消防団の責任者をしており、大雨で地元の川が氾濫していたので、行きたくても来れなかったのです。

で、僕がやることになって、まぁビーバーの言ったことで伝わるのなら、一番結果が出てるスト5やミリオンアーサーじゃなくても、クソみたいな結果しか出てない電撃でも良いだろうと電撃でプレイ開始。

すると、ビーバーの言った通りすぐに僕のプレイに興味を持って、観戦しにやってきました。

勝率は10%とクソみたいな成績ですが、とりあいず場数は踏んでるよとね、あれ対戦した数も乗るのでね見せると、彼らは大爆笑ですわ。

まぁね、そんなにやって全然勝ててないとか、どんだけ学習能力ないんだ、だそうです。

…本当ね、そんなの時間帯で対戦相手ゴロッと変わるし、大体僕は平日の夜しかゲーセン行けないから、当たる人って対戦数が5000戦以上越える猛者か、コンボだけ覚えてきましたぐらいの初級者としか当たらないんですよ。

一体お前らが俺の何を知って笑ってんだ?と思いながら、彼等の嘲笑に苛ついていたら、誰かが乱入してきまして、ポイントは僕より上でしたが、プレイスキルを見るに運良く僕より下の人でしたので、ここぞとばかりにアピールさせてもらいました。

そしたら、大体オンライン対戦って負けたら乱入する人って少なく、入ってきても4戦ぐらいで辞めるんですけど、その人は頭に来てたのか、10戦全部入ってきました。

まぁ、その人も当たればゲージ3本でサポート切り札使って7割ぐらい減らせる人でしたけど、なにぶんただコンボがやりたいだけという気が丸見えで、始動に当たらなければ全然怖くない人だったので、アピールしやすかったんですね。

で、驚いたのがここからです。

まぁ、その子達、僕のアピール中、ずっと観戦してくれたのですが、僕が5戦・6戦と勝っていくと、嘲笑が止まってだんだん苛ついて来てるんですよ。

コイツ調子乗ってるとか言われましたからね。

いやその前に、ゲーセンに遊びに来てるのに他人のプレイをずっと見る輩がいるのにビックリです。

で、更にビックリしたことに、オンライン対戦が終わって、さぁ身内の対戦に戻ろうと思った僕に、「おっさん、おっさん」と学生達が普通に声を掛けてきた。

この流れもしや…と思ったら、案の定「電撃とかなつかしゃーね、対戦しよう」と言ってきました。

…なつかしゃーというのは、まぁ僕の住む地域で「懐かしい」という意味の方言ですが、…電撃出たのほんの5年ぐらい前ッスよ。君ら、高校生ぐらいだよね?今年18として、13、中1とか中2ぐらいだよね?

それぐらいで懐かしいとか言われると、…なんか自分がスト3サードですら懐かしく感じないことに、空しさを感じる…。

まぁ、さっき僕の後ろてごちゃごちゃ言ってたのを察するに、僕に『分からせる為に』対戦してきたと思うので、「鍛えてください」と頼んだら、…まさかの全員シャナですわ。

シャナは、上級者同士の対戦はどうか知らないですけど、少なくとも素人同士の対戦では最強キャラです。

どこからでも立ち回れますし、サポートなしで高火力コンボを叩き込めますし、弱点が見当たらないんです。

…こんなキャラで「分からせる」とか言われても、萎えますね。

僕の経験上、大抵この手のタイプは分からせるとか言って、素人相手に強キャラで高火力コンボを叩き込んで、悦に浸る輩が多いので、まだ対戦してませんでしたけど、負ける気はしませんでした。

よっぽど、僕もシャナでいってやろうかと思いましたけど、…まぁネット対戦見てたみたいですから、ユウキでいくことにしました。

で、対戦が始まると、案の定、高火力叩き込むだけの単純な戦闘スタイルばかりでしたので、…まぁ楽勝でした。

というか、せっかく電撃やってるんだから、もっとサポート使えと心の中だけで叫んでました。

そしたら、こいつマジ調子乗っとる、と。マジで分からせる、と。選んできたのは、僕と同じユウキというキャラ。サポートも僕と同じどくろちゃん。

…まぁ、相手に分からせる為には同キャラ対戦が一番効果的だから、そういう選択になるわな。

どくろちゃんは、素人の僕にとっては使いやすいキャラで、空中から地上に運んでくれるので、コンボを継続させやすいんです。

まぁ、そんなことしなくても、ユウキは空中で236ABをすると、地上に運んでくれて、超必に持ってけるんですけど、僕的にはメルブラでいうリアクト属性を利用したコンボみたいな感じで、【地上➡エリアル➡地上➡エリアル➡地上➡超必➡切り札でダメージ底上げ】ってのを魅せたかったので、対戦でそれをやれる機会をずっと窺ってました。

やっぱり、このゲームの良いところは、切り札を使った状態でラウンドを落とすと、切り札を1つ回復させてくれるんです。

なので、1ラウンド目は切り札1本使って勝ちの2ラウンド目は落とす。3ラウンド目で上記の魅せてフィニッシュかなと思いつつ、さすがにそんな都合良くはさせてくれないだろうなと思ってたら、これがビックリするほどチャンスをくれたんです。

どうも、彼等は友達同士での対戦しかあまりしたことないらしく、とにかくコンボを当てることに固執してました。

なので、サポートもコンボの繋ぎでしか出てこないのです。

ゲージ溜めて高火力コンボってね、まぁそれも1つの作戦として良いかもしれないけど、基本は起き攻めに移行したいところだから、ダウン奪えるEXとかで締めないかい?

それをダウン復帰の短いもの、受け身を取れるもので締めたら、それだけ相手にも1チャンやるようなもんじゃない。俺らそんなに上手くないんだから、コンボやりたいなら基本をしっかりしないと戦えないって!

と、一生懸命EX技の意味を試合を通して伝えようとしたのですが、…僕に負けたことに腹を立てるだけで、彼等には結局なにも伝わりませんでした。

終わってみると、学生くん達がタメ語から最後は怒りの形相で敬語を話してくれたので、まぁビーバーの言う、エンジョイ勢だってある程度分かってゲームはやってるんだぜというのは伝わったと思うのですが、自分達が負けた結果は受け止めていましたけど、僕に負けたことに関しては納得してなかったみたいで、…いやぁそこまでキレるか?ってぐらいムカついてましたね。

でも、逆に言うとあれくらい闘争心がないと強くはなれないのかもしれない。ヒゲリンも大会に出てるときは、どんなヤツだろうとぶっ潰す!みたいな気持ちで挑んでたらしいし。

僕もそういう意味では彼等から吸収することも多く、勉強にはなりましたけど、…やっぱ疲れますね。

ピリピリしたゲームは仕事と同じ。

それでは、明日のブログから仲間内でやった身内戦の模様を書いていきます。

閲覧ありがとうございました!