446の素人格ゲーブログ

素人のおっさんが、まったり格ゲーをしている様子をブログで更新していきます。格ゲーと言っても、僕はアーケードしかしないので、家庭用の格ゲーについては触れません。

【企画75】KOF15発売記念~ネスツ編を振り返る~

それでは、今日はKOF15発売記念ということで、ネスツ編を振り返ろうと思います。

オロチ編はメジャーなタイトルで、格ゲー知らない人でもご存知の方が多いので、あんな進め方をしましたが、ネスツ編から先はKOFを卒業してストーリーをよく知らないという話も耳にするので、今回からネスツ編の軽い説明、その後僕の思い出を振り返るという形でブログを進めます。

よろしくお願いいたします。




(1)ネスツ編とは?
ネスツ編とは、KOF99から2001までの三部作で構成された編の総称です。

■主人公はK'(ケィダッシュ)
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好戦的な草薙京とは対照的でクールで口数の少ないキャラクターですが、グローブをはめていないと炎を操れないという、見た目とは裏腹のかわいい弱点を持っており、そこに萌えポイントが存在するキャラクターです。

因みに口癖は「俺一人で充分だ」

いやいや、あんた既にグローブに助けてもらってますやん。毎回、炎の暴走でマキシマに助けてもらってますやん。

■マキシマ
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マキシマは、よき相棒でいつも無理をするK'のお兄さん役です。

(2)ネスツとはなんなのか?
今回のキーワードとなる『ネスツ』とは一体なんなのか、詳細は語られていませんが、設定資料によると「世界を支配しようと目論む秘密結社」だそうです。その世界制服の軍事兵器の1つとして京の炎を出せるという特殊能力に注目したネスツは、人体実験の末、K'を産み出しました。

他にもネスツに産み出された人造人間は沢山存在しまして、サイボーク化されたマキシマ、アンヘルやK9999もそうです。

K9999に関しては、とある問題により自粛に追い込まれましたが、名前をネームレスと変えて2002UMに参戦したり、正規ナンバリングでは15に『アンノウン』という名前で出場しています。

今後も注目のキャラなので、是非とも確認ください。

今回は、そんな世界制服を目論むネスツに人生を狂わされた組織所属するキャラ達がその呪縛から逃れ、自分達の生きる道を探すというのがテーマになっています。

前回のオロチ編と比較すると、話の内容自体は地味なものになっていますが、そのぶんキャラクター一人一人にスポットがしっかり当てられているので、色んな視点から話を楽しめる作品に仕上がっています。

残念なのは、2000年にSNKが倒産してしまい、ネスツ編最終作である2001で物語の回収がきちんとされなかったこと。

しかし、倒産という大変な中、ファンの僕たちの為に現場で働きかけ、1つの作品を仕上げてくださった開発スタッフには感謝しかありません。

では、ここからはタイトルごとの話をざっくりしていきます。




■KOF99
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各地の格闘家にKOFの招待状が届くものの、今回は前回のような世界規模の一大イベントではなく、ルガール主催のときのようなひっそりとした規模の大会になります。更に、前回まで三人一組だったのにも関わらず、今回から四人一組での大会のエントリーとなり、どこかしらキナ臭さを感じるものとなりました。

ハイデルンを始め、多くの組織が調査を開始し、ネスツが大会の主催であることが判明。目的は、格闘家のデータの採取でした。

それを一任されたクリザリットというキャラが本作のラスボス。

■クリザリット↓
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彼は、格闘家のデータの採取を試みるのですが、無論阻止されてしまい、残念ながら任務に失敗したとして殺されてしまいます。

これが99までの話。これまで書くと、K'やマキシマがクリザリットと戦う理由があまり見えてこない気がすると思うのですが、実は彼等はクリザリットの部下で、大会に潜入し格闘家をクリザリットの元へ連れて来るのが仕事だったんです。

その後、彼等はクリザリットを倒し、組織を抜け出します。

ここまでがKOF99の話。



■KOF2000
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KOF99以降、ネスツが世間に明るみに出てしまい、ネスツは暫く活動を停止します。しかし、ネスツに呼応したように各地でテロが頻繁に発生し、世界は混乱します。ハイデルン達傭兵部隊はそれがK'達の仕業というところまで掴み、追跡を開始しようとした矢先、KOF開催の知らせが格闘家達に届きます。時を同じくして、ネスツが計画の第二段階を発動させ、事態は加速します。

本タイトルの主人公は、K'ともう一人、「アンチK'」の異名を持つ『クーラ・ダイヤモンド』にも焦点を当てています。

■クーラ・ダイヤモンド
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彼女は、K'が炎の使い手であるのに対し、氷の力を扱う人造人間として組織に生み出されました。見た目は14歳ですが精神はまだ小学生ぐらいで、経験不足から物事を自分で判断できません。その為、ダイアナとフォクシーというネスツの上級幹部が親代わりとしてついています。

今回のお話は、ネスツの上級幹部・クローンゼロが組織の方針を無視してゼロキャノンという核兵器級の力を使い、暴力で支配しようとし、失敗したというものになっています。

ハイデルン率いる傭兵部隊の上級組織・リングになりすまし、立場を利用して事を進ませ、ゼロキャノンを起動し、世界をネスツではなく自分が支配しようと試みます。KOFを開催した理由は、例によってゼロキャノンのエネルギーを最大にするためには格闘家の力が必要だったから。

■ゼロ
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今回のお話は、ネスツではなくゼロ個人が勝手に力を利用して世界を混沌の渦に陥れようとした話なので、そこまで物語の本質に迫ってはいないのですが、各キャラのエンディングに色んな伏線が散りばれられています。

ネスツに自分の力を利用された京は勿論のこと、K'が自分の過去を少しずつ思い出していったり、燐というキャラクターの組織のボスがネスツの力に惚れ込んで寝返ったことや、ケンスウというキャラクターの超能力が戻ったかもしれないことなど、伏線がボンボン出てきます。

ただ、上記で解説したように2001でそこら辺の回収が…ざっくりだったんですよね~(涙)




■KOF2001
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衛生・ゼロキャノンは街1つを消滅させるという大事件だったのにも関わらず、人工衛星の落下事故として処理されます。あれだけの事故を起こしたにも関わらず、真実は明るみにされず、ネスツの存在は忘れ去られようとしていました。そんな中、KOFが今年も開催され、97以来の盛り上がりを見せます。その中には、あのネスツの名前があり、またまた波乱の予感。

ということで、2001。ネスツ編の完結編です。

ここで、ネスツが本当は何をしたかったのか、その目的がはっきり分かります。

結果から言うと、この人のワガママです。

■イグニス
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まぁ、いろいろ経緯はあるのですが、一言で言えばK'達クローンを作ったのはイグニスで、その理由は最強の戦士を造り、自分の代替ボディにするため。

演じている声優さんが若本さんからなのか、スト2のベガと同じことを言ってます。

あっ、ちなみにベガはミレミアムファイト2000から若本さんが声優をやってるんです。

もうね、…じゃあ別に京のクローンじゃなくても良かったんじゃね?とか、一応ね、ちゃんと理由はあるんですよ。でも、オロチ編はもっときっちり伏線を回収したんで、ネスツ編はあっさりし過ぎているという印象はありました。



◆さて、ではここからはネスツ編の個人的な感想を書いていきます。

オロチ編が1つの大きな敵にみんなで立ち向かう王道ファンタジーな作品だったのに対し、ネスツ編はネスツという組織に巻き込まれながら、個人がどういう生き方を探していくかを模索する、キャラクター個人にスポットを当てた作品になっています。

面白いなと思ったのが、ネスツという大きなストーリーがあって、チームにも1つの問題があり、それを三部作で解決していくというもの。結局、2001があんな感じだったので、微妙な話になっちゃいましたが、当初はそういう形に持っていくつもりだったのかなという気がします。

ファンタジーではあるんですけど、だいぶんSF寄りで、キャラクターのデモやエンディング、設定資料から色んな目線から考察できて、その考察を元に小説を書いては、クラスのみんなに見せて「面白くない」って馬鹿にされてましたね~。

僕のクラスでは当時、3人そういう二次小説を書くヤツが居て、競ってましてね、ネスツ編はちょうど中学の時、ドストライクだったんです。

みんな次の展開を各々想像してて、僕らは自分の考えを文に起こして、みんなに読んでもらってました。

ただ、僕が描くK'は、一番読者にやっちゃいけない『作者の理想のK'』だったんです。

キャラ設定を重視するより、自分はK'にこうあって欲しい!という願いを込めて書いちゃったので、読者からの反感が物凄かった。

K'は、古い少女漫画で言うならツンデレ属性の男の子ですわ。

大体、少女漫画って菩薩系男子とツンデレが居て、何故か主人公の女の子はツンデレが好きになる。この心理をお神に聞いても「知らん!」と一蹴されるので、もし理解できる方がおられるのなら教えて欲しいのですが、僕が描くK'はとにかく泥臭く、スマートじゃなかったんです。

他の二人は、そこら辺ちゃんと意識して書いていて、やっぱり評価されてました。僕は天の邪鬼なので、指摘されればされるほど、自分の考えを押し通そうとするクソ人間でした。

天の邪鬼はある意味成長を促進させるけど、ベクトルの方向を間違えると人生が終わってしまうので、…まぁそこで僕の場合は終わりましたね(笑)

はい。最後は変な思い出話になっちゃいましたが、ネスツ編はネスツ編でお話凝ってるのでね、オロチ編とはまた違う楽しみ方ができると思います。

対戦の方は、ストライカーを使った永続コンボが目立つ作品となり、どのタイトルも評価は分かれるところです。

ただ、2002(無印)以降のどこでもキャンセルのような難しいスキルはいらないので、一人でやる分にはコツコツ遊べる良作として僕は認識しています。

触ったことある方も、謎の主人公K'なんか知らんわ!と思っている方も、オロチ編の固定概念に捕らわれず、SFチックなKOFをちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。

それでは、最後はアッシュ編へ続く!

閲覧ありがとうございました!