446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

【問79-3】ハマったアニメやマンガの思い出話(後編)

僕は、月に一度、一冊だけ本を購入すると決めています。

これは、格ゲーやトレーディングカードゲームの本も入るので、その本を購入するときは、他の本は買えません。

漫画や小説、はたまた車や電車、食べ物のムック、とにかく店内をうろちょろ見渡して、新しく出版された本を見て、面白そうな本と出会うというのが僕の趣味の1つです。

で、今回購入したのはスーパードライのムック!

僕、あんまりスーパードライ好きじゃないんですけど、仕事柄ものづくりの風景を紹介した本が好きでして、特に食品関係の開発や品質というのは、僕の中でかなり興味のある分野なので、そういうことも踏まえて購入しました。

まぁ、多少記事は大きく書いてあったりするのですが、読んでると結構刺激を受けますね。

「うるせぇ!ウチの方がもっとすげぇの作って、世界に広めてやるわ!!」となるので、こういうの読むとモチベーションが上がります。

なんでもそうですけど、怒りは相手への嫉妬からくるものでしょうから、読んでてイラっとくる時点で、僕はその時点では記事に掲載されている人達に負けていることになるので、仕事をしていく上でこの記事が気にならなくなれば、とりあいずは自分の目標を達成できたかなと勝手に解釈しています。

■おっと、ハマった漫画やアニメの思い出話、今回はドレミちゃん編でしたね!

ということで、今回は『おじゃ魔女どれみ』について語りたいと思います。

今、プリキュアシリーズの第何作目か知りませんが、放送されているみたいですね。

それと同じ、『東堂いづみ』原作のアニメがおじゃ魔女どれみです。

さて、僕はいつも作者に敬意を込めて語尾に「先生」と付けていますが、今回は付けていません。

その理由を簡単に説明します。

でッッす!!

ようは、個人の名前ではないからってことですね。

まぁ、困ったときにはウィキ様です。もっと知りたい方は、自分で検索をかけてみてください。

最初に、僕のお勧めはおじゃ魔女ドレミが民放で放送されていた、『おじゃ魔女どれみ』から『おじゃ魔女どれみどっかーん』までの話で進めていきます。

どれみちゃんのシリーズは人気が高く、2021年にはNHKでどれみちゃんを見ていた世代の女の子3人が、MAHO堂のモデルとなったお店で出会い、自分達の人生と照らし合わせるといったスピンオフ作品まで登場し、さらには東堂いづみが関わっている続編小説、おじゃ魔女どれみ16なんてのもあり、民放4作が終わったあと、わざわざ時系列を戻して、おじゃ魔女どれみナイショなんてのも制作されています。

ただね、どの作品も拝見させてもらいましたが、初期4作とは別作品です。作品を通して伝えたいことが変わってますので、民放のどれみシリーズが好きだった人には、「これじゃない」感が出てくると思います。なので、見るときは気持ちを切り替えて視聴することをお勧めします。

さて、じゃあ思い出話いきましょうか。

僕がおじゃ魔女どれみと出会ったのは、中学のとき。それから、高校に上がっても全作欠かさず見ました。

もうね、僕の高校、普通科は特進・進学・就職と3つに分かれており、1年が終了した時点で選別されるんですけど、僕は進学という超中途半端な位置に居て、しかもなんか知らないけど、ドイツもコイツもやたら特進と張り合うものだから、朝課外が馬鹿みたいに早い時間からあってましてね、しかも日曜日とかもやるんですよ。

しかし、日曜日は8時半からおじゃ魔女どれみがある。だから、僕はこのブログにも時々登場するビーバーと、よく遅刻して朝課外に行ってましたね。因みに、ビーバーはどれみちゃんを見るから遅刻ではなく、個人のゲーセンが日曜日は早く開けてくれてたので、対戦後に課外に行ってた感じです。

勿論、二人ともクラスから嫌われたのは言うまでもありません。

「お前ら舐めてんのかー!やる気ないなら来んな!」と課外ティチャー言われるから、1回、ビーバーも僕も課外に行かなかったらですね。そしたら、なんとティチャーが自宅まで来まして、ビーバーはゲーセンで対戦したところを捕まったから停学ですよ。

なんで、僕らこんなにやる気なかったかと言うと、本当は就職コースに行きたかったんです。

だって、家は貧乏だったし、奨学金使ってまで大学行きたいとは思わなかったから。

でも、勉強は好きだったから、真面目に点数だけは取ってたんです。

すると、僕の高校はちょっとおかしいから、テストの平均点が高い順に、特進・進学・就職と選別して、進学と特進は大学へ行かせて教師の点数稼ぎの材料に使われるってね、思ってました。就職コースに進学したいって言ってるヤツが居るんだから、そこは本人の意見を尊重して、教師が動くべきだろ!とか生意気言ってましたね~。

それが僕らの為に言ってくれていたと気付いたのは、社会人になってからでしたね。

やっぱ、大学いっとくといっとかないでは全然違う。まぁ、どんなに勝負しても這い上がれませんね。

はい。どうでも良い話でしたー。

で、このどれみちゃん。最初は幼児向けのアニメだと思ってて、無印の時はそこまで気にしてなかったんです。

よくある、ドタバタ劇を繰り広げる女の子向けのアニメだなぁ~と見てました。

ただ、無印は世界観の紹介みたいな感じで、二作目のおじゃ魔女どれみ♯でハナちゃんという次期女王様候補の赤ちゃんを育てるというアクションが発生してから、話が急速に面白くなってきたんです。

無印のときは、魔法少女になった理由も行動も自分勝手でイラっとすることが多かった。

どれみちゃんは、ドジでおっちょこちょいで心が弱いくせに、言うときは一丁前のことを言うし、魔法も自分で都合の良いように使えるならいいかもしれないってな描写(本当の理由は魔法少女をやめるときに出てきます)が度々見られたので、僕はサザエさんのカツオに生意気なところがちょっと似てるなぁと思い、カツオガールと呼んでました。

しかし、その1年間がまさかの制作者側の仕掛けだったのです!

昔のアニメは、今みたいな12話で1クールとかではなく、1年間がっつりあってた、…ってプリキュアは今もそうかw…ので、51話見せられて、まさかそこからどれみちゃんの成長が見れるとは思いもよらなんだ。

ハナちゃんを育てていくうちに、しっかりしなくてはいけないという自覚が生まれ、同時に不器用な自分とどう向き合わなければならないかという問題にも直面します。

その頃から、他の仲間やクラスメートの話もちょいちょい入ってくるようになり、問題を抱えているのは自分だけではないというのを理解していくんです。

タイトルを重ねていく毎にどれみちゃんやその仲間の成長が見ているこっちにもリンクして、十二国記みたいに直接テーマを頭に叩き込まれる感じではないのですが、物語を通して間接的に作品の伝えたい思いを優しく入れてくれる作品となっています。

もうね、最後のおじゃ魔女どれみどっか~んなんか、タイトルこそ魔法少女どもがプリキュアみたいに暴れまくるのかなと想像しますけど、超地味ですからね。

あれ?今月、魔法少女に変身したっけ?みたいな。

魔女は出てくるけど、人間として生きることを選択した人が出てきたり、しかもあの時間帯のにしてはテーマが重いんですよ。好きな人と居たいと思って魔法を捨て人間界に留まったけど、寿命が違うから、結局好きな人が死んだあとも自分はずっと残っててみたいなね。

なーんだ、結構ありきたりな話じゃんって思うでしょ?

これ、小さい子向けのアニメのお話だからね!

その時、従兄弟の女の子もちょうど来てましたけど、号泣しましたから。意味分かって泣いてんかな?と思ったら、「なんか知らんけど悲しいぃおぉー!」って、こっちもどう言えばいいか分からんようなコメント貰いましたから。

でね、舞台を高校に戻して、こうなったらカミングアウトしてやるぞ、と。

クラスで嫌われ者なら、本当のこと言って、さらに嫌われてやるぞ、なんなら「女子にキモのび太メガネあっちいけぇえぇー!」と言われるの覚悟の上で、1分間スピーチというのを帰りのホームルームで言わなきゃいけなかったので、どれみちゃんという作品への思いをスピーチしたんです。

まぁ、自虐的に言いましたから、何人かにウケてくれるなら良いなぁと思ったら、なんか一人手を挙げましてね。

「俺もどれみちゃん見てる」と。

で、それから次々にカミングアウトされたんです。クラスの半分ぐらいがどれみちゃん見てました。

あれ、超面白いよねって。

僕もハマったけど、見てみたら意外に面白いと思ったのは、僕だけじゃなかったんだって思いました。

そのあと、「でも、それで課外サボるの辞めろよ」と言われたのは言うまでもありません。

はい。そのあとは、ちゃんとVHSに録画して、課外に出席しましたよ。

ということで、内容がネタバレにならないように、無駄に僕の高校の話を織り混ぜながら書いたつもりでしたが、内容想像できちゃったよという方はごめんなさい!

全部見ると、200話ぐらいあるし、まぁ当たりハズレも多いですから、十二国記みたいに全部お薦めです!とは言えないんですけど、どっか~んだけでも見てもらうと、なんとなくこういう話なのかなというのが掴めるかと思います。

感情移入したいなら、もちろん最初から!

はい。今週は格ゲーの話ぜんぜんやらなかったので、来週から格ゲーの話ばっかやりますよ!

それでは、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!