ということで、スト6発売記念、ストリートファイターの思い出話を振り返る第2弾、スト4編!
早速、いってみましょう!
ラウンド2、ファイ!
はい。スト4は、僕にとって一番思い出深い作品です。
なぜなら、活気のないアーケード業界に一代旋風を巻き起こしたゲームだからです。
それまで、ビデオゲームコーナーには、僕のような格ゲー好きが一人または友達、家族とCPU戦を淋しくしている光景が広がってました。
相次ぐメーカーの撤退や、格ゲー自体敷居の高いゲームという認知が広がり、触る人もいなくなったこともあり、対戦は絶望的でした。
その時は、オンライン対戦もアーケードには実装されてなかったしね。
そんなとき、突如として姿を現したのがスト4です。
シンプルな操作性とお馴染みのキャラ達が3Dで動くという驚愕の仕様に、誰もが度肝を抜かれ、当時アーケードを離れていた世代までもがまたゲーセンに帰ってくるという一種の社会現象が起きたのは、まさに奇跡です!
僕の住む界隈でも、そんな社会現象が起き、誰もいなかったゲーセンに、当時100円を握り締めて、激闘に明け暮れた学生達が、作業服やスーツで汗にまみれ仕事してきたオッサンとなって帰ってきて、みんなでスト4の対戦に夢中になる。
何て言ったらいいのかなぁ~。
僕は、これを勝手に『復活期』と呼んでいるんですけど、それぐらい2000年以降のビデオゲームでは影響を与えたタイトルです。
さて、ここからはもう少し地元色強めの話をしていきます。
スト4が復活し、人が増えたんですけど、昔みたいに初心者狩りや解説くん、台パン野郎といった癖が悪い連中がそこまで居なかったのも特長です。
これ、なんでかと言うと、スト4って元からストリートファイターやってた人がアーケードに帰ってきた感じだったので、新しく始めましたという若者が少なかったんですね。
僕の住む地域では(笑)
当時、気性の荒かった学生も20代後半から30代前半のオッサンとなり、それなりに落ち着いたので、凄く平和な対戦が野試合でもできました。
そういう意味では、人がたくさんいて、いつでも対戦もできて、1年ぐらいは僕にとって物凄く平和な環境でしたね。
ただ、1つだけ不満を漏らすなら、サガットが当時は強くてですね、ともかく横行してました。
右を見ても左を見ても、みんなサガット。
もっと色んなキャラと戦いたいなと思っても、やっぱりそこはみんな勝ちたいもんだから、気が付けばサガット一色になってましたね。
まぁ、スーパーやウルトラになり、バランス調整が加わると、キャラにバラツキが出て、対戦が一層面白くなりましたけど。
因みに、身内にも大きな影響がありまして、ドラゴンさんやハクビシンくんといった仲間は、スト4を通して知り合った格ゲー仲間。
このゲームがなければ、いま一緒にスト5をやることもなかったでしょう。
そう思うと、物凄く感慨深い作品です。
てなわけで、今回はここまで!
次回、ストリートファイターメモリーズ『スト3編』に続く!
閲覧ありがとうございました!