446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

【第二十話】これじゃない!

おはよう御座います。446です。

これを書いている時点では、まだクリスマスなのですが、僕の家ではクリスマスに正月と同じぐらい人が集まるという風習が残っているので、朝から家族で買い出しに向かいます。

毎年恒例となっていますが、こういうのってやっぱり良いですね(^_^)v

僕は、みんなで集まってなにか1つのことをするっていうのが好きなので、無駄に集まって、ワイワイガヤガヤするのが好きなんです(笑)

家族や親戚と事あるごとに集まっとけば、いざというとき連係も取りやすいし、まぁ昔はこういう行事も鬱陶しいなって思っていましたが、今年は震災で大変な目にあって、それでも家族や親戚とすぐに連絡を取り合うことができたのは、毎年何回か家族や親戚と集まって連係を取れていたからかなと自負しています。

さて、クリスマスと言えばパーチィばかりではありません。

ゲーセンだって、クリスマスは盛り上がっています!

買い出しが終わり、さてこれから準備だというとき、ゲーセン店員ビーバーから電話が掛かってきました。

ビーバー:「おう!446。今、大丈夫か?」

446:「全く大丈夫じゃないけど!」

ビーバー:「今日、部長がカプエス2とアルカナ3とギルティアクコア+Rの身内戦をやるんだってよ。夜は、みんな予定あるだろうから、昼の2・3時間顔出せってさ」

446:「いやいやいや。行きたいけど無理だって!それ、前に言ったじゃん!部長にも言ったじゃん!!毎年、クリスマスパーチィの準備しないで身内戦行ってたから、今年はクリスマスの準備手伝わないとみんな殺意の波動に目覚めちゃうから。俺、このままじゃ、瞬獄殺の餌食になっちゃうから」

ビーバー:「大丈夫だって。サラブレッドがそっちには居るだろう?」

446:「俺の言葉にシカトかい!つーか、サラブレッドはゲストとしてウチに来てもらってんの!友達にクリスマスの準備の手伝いさせて、俺はゲーセンでゲームとか、どの面下げてパーチィに参加するっていうの!?家族や親戚の大事な行事を見捨てて、しかも友達に手伝わさせて自分はゲームとか人として出来るはず無いだろ!」

僕は、ビーバーの無神経な発言に最もらしい言葉で反論していたのですが、そこに友達のサラブレッドがやって来ました。

サラブレッド:「俺のことは気にせず、気の済むままやって来い!」

446:「えっ…!?あのぉ~、いやぁ」

更に、サラブレッドの言葉に便乗するように、今度は妹夫婦が言いました。

新じゃが(妹):「さっさと行ってこい!」

ブルース(妹の旦那さん・お年は僕より上):「ここは俺達に任せて、とっとと行ってこい!義兄さん!」

446:「あー…。いやぁ~…」

サラブレッド&新じゃが&ブルース:「お前は、飯を食いに来てくれればそれで良い!」

みんなの気遣いは嬉しかったんですけど、1つだけみんなに質問して良いかな?

俺、そんなに邪魔!?

と言うわけで、みんなに半ば追い出される感じで部長主催の身内戦に行ってきました。

実を言うと、部長の身内戦になかなか行こうとしなかったのには、クリスマスパーチィの準備以外にもう1つ別の理由があります。

彼等は、ガチ勢の上級者なので、あんまり身内戦には参加したくなかった!

無論、部長を始め、その身内戦に集まる人達は、尊敬できる素晴らしいプレイヤーです。

ですが、対戦と言うのは、あまりに実力が離れすぎていると、自分の腕の未熟さを思い知らされて、はっきり言うと、やりたくなくなります。

それが野試合や大会だったら、上級者のプレイに感動して、「すっげぇー」で終わりますけど、身内戦になると、必ずフルボッコにされる未来が待っているのみです。それが、死刑宣告のように、毎回まわってきます。

僕のなかで、身内戦はゆる~く対戦するのが楽しいのですが、部長主催の身内戦は、かなりピリピリしたストイックな身内戦で、アーケードでの野試合とヒゲリン達とゆるい身内戦しか普段していない僕にとって、行くだけで押し潰させるような環境だったのです。

プレイ会場であるビーバーが経営するゲーセンに着いたとき、部長主催の身内戦は既に始まってました。

部長達の対人戦を見て、素人の僕が改めて思うのは、これじゃない感が半端無いってこと。

上級者同士のプレイになればなるほど、地味なプレイになるのは格闘ゲームをやっている人ならばご存知のことだと思いますが、そんな上級者に格闘ゲームを覚えたての初心者の方が乱入して、返り討ちに遭う光景をよく目にします。

あれね、初心者の人は見た目の地味な試合から乱入する人が多いみたいですけど、何で上級者になればなるほど地味な対戦になるかというと、上級者になればなるほど、どんなゲームも牽制主体の試合になるから、それでものすごく地味に見えるんです。

逆に言うと、素人の僕の対人戦は、コンボを無理に叩き込んだり、派手で火力のあるコンボを無駄に狙ったりするので、格闘ゲームのことを知らない人達が見たとき、注目されることが多いです。

でも、上級者から見れば、僕のその行為は無意味でしかなく、また連係の取り方とかも雑なので、確定反撃から6割とか一気に持っていかれることもザラにあります。

牽制やヒット確定が丁寧になればなるほど、相手との間合いによって、攻め入れれない状況があり、お互いに硬直した試合になることも多いです。

これが、素人の僕には受け入れられない。

まぁ、対戦である以上、我慢の試合を強いられるのは当然ですが、楽しくゲームをしたいだけなのに、勝つために断食の如く、お互い牽制し合って機を待つという試合がね、僕にはできないんです。

無論、上級者同士の対戦は、連係からお互いに差していけるところをガンガン差していきますから、攻めているように見えますけど、素人の僕でこれをやると、差していけるレパートリーが少ないから、格闘ゲームをやってない人から見たら待っているようにしか見えません。

そんな試合をするぐらいならと、無理にコンボの始動を叩き込もうとしたり、割り込もうとすると、相手は攻めながらも防御できる状況を常に作ってますから、そこから反撃されるわけです。

よく格闘ゲームは最終的に運だとか言われますが、運と言える試合ができるのは、こういう上級者同士の対人戦においてだけですね。

素人の僕のレベルでは、隙消ししたつもりでも割り込める状況があったりするので、どちらかというと、相手のミスを拾ったり、型にはめて相手を崩したりとかそういうのが多いです。

格闘ゲーム運とか言える人は、基本お互いに実力が極まっています。

今回もね、部長達の試合を見てましたけど、お互いに牽制から連係出して、ガードの試合が続くと言うね。

そこで、どっちかが仕掛けていくんですけど、みんなコンボが入る前のキャンセルが入る段階で「あ~…」とか言いますからね。

ごめん。何が「あ~…」なの!?

何だろうなぁ。凄いのは分かる。凄いのは分かるんだけど、ここまで極まった対戦じゃなくても僕は良いんだよなぁ。

もうね、部長たちの対人戦を見ていると、身内戦じゃなくて我慢大会のように見えるのは僕の気のせいだろうか。

見ている分には、いつ差しが当たるか分からないハラハラする試合だから、とても面白い試合です。でも、これを自分でやるとマジでキツい!

我慢して我慢して我慢して我慢して、やっとできた好機にやれることも決まって来るので、そこで対策取られてコンボ叩き込まれて終わりです。

僕の腕が未熟なことに全ての原因がありますが、まぁ僕はここまでの試合ができなくても良いかなと思う。

普通に人並み程度に戦えて、楽しく対人戦を楽しめればそれで良い。

僕は、それをビーバーにボソッと話したら、ビーバーはニタリと笑って言いました。

「なんだよ、446。負け惜しみか?」

だから、そうじゃなくって!

閲覧ありがとうございました!