今回は、『KOF、無界』とあったので、それについて書きたいと思います。
■無界⬇
ただ、無界は何回かテーマとして書いている上に、ボスキャラ紹介もしているので、今回は無界のラスボスとしての紹介ではなく、無界はどんな人物で、何のためにプレイヤーの邪魔をしてきたのか。そこら辺を書いていきたいと思います。
まずは、無界とは何者かというところから。
無界は、『遥けし彼の地より出ずる者』というサイキが束ねる組織の1人で、物体を石化させることができる特殊能力を持っています。
■石化させている様子⬇
この時点で人間離れして凄いんですけど、無界のもっと凄いところは、こんなに常人離れした力を持っているのに、全く驕っていないところなんですね。
これは、KOFシリーズのラスボスには珍しいことで、ルガールを始め、KOFの世界では、実力のあるラスボスほど驕っている本作で、これほど人間に対して敬意を払っているラスボスはいなかったと僕は思います。
その驕りがなかったからなのか、はたまた人間への敬意があったからなのか、歴代ラスボスの中で唯一無傷で生還したのも無界一人で、そう考えると無界ってKOFのラスボスの中でも、けっこう伝説を作った人物なんですよね。
■無界の一面が分かる物語が掲載してあるムック⬇
ただ、無界が仕えた人間が残念だった。
■無界が仕えたボス・サイキ⬇
彼が無界の仕えた組織のボス・サイキなんですけど、まぁ彼は自分以外の人類は認めない・見下す、と言った残念度MAXの人間だったのですが、それでも無界は自分の組織の大将なわけですから、敬意を払い従うわけです。
しかし、サイキは力はあるけど中身がビックリするほど子供だったので、無界がちょっと自分の言うこときかなかったからと心臓をひと突きし、殺してしまうのです。
これにより、無界ファンはどれほど悲しんだことか!
KOF11で、無界と戦えなかったのは百歩譲って仕方ないとして、せめて中ボス辺りで無界と戦わせてくれよ!
しかも、サイキが無界を吸収ってー…。
■無界を吸収したサイキ⬇
もし、サイキが無界の部下で、無界が敵の大将だったら、おそらく戦いはもっと激しいものだったに違いありません。
ある意味、時を操るほどの絶大な力を持つ『遥けし彼の地より出ずる者』に勝てたのは、サイキがラスボスだったからなのかなとも僕は思うんですけど、まぁ最後はアッシュが門を潜るかどうかの話になるのでね、そこはアッシュ次第という話になるのですが、無界ファンの僕としてはついつい無界を贔屓(ひいき)したくなるので、そう思ってしまいます。
無界ね、良いキャラだったのに。なんで、KOF13CXであんな酷い扱いだったんだろう。
閲覧ありがとうございました!