446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

雑記410.(その2)2017年7月質問返答

今日も、ブログをあと二回更新します。お時間に余裕がある方は、最後までお付き合いませ。

〈質問〉
446の考える、ナメプと接待プレイって何がどう違うの?

〈返答〉
ナメプは明らかに相手を挑発した行為、接待プレイは相手に敬意を持ちつつ、相手の実力に合わせた対戦をすることだと僕は考えています。

ナメプの代表例を挙げるなら、鉄拳で格下相手にわざと待ってガードの練習をしてくる方や、ギルティで勝ったあと必ず勝ち挑発を入れてくる方、VSシリーズで死体蹴りをしてくる方、ここら辺の相手との意思疏通を目指さず、独り善がりなプレイをしている方は誰もが考える『ナメプ』や『素人狩り』で良いかと思います。

ただ、相手が人である以上、自分にその気がなくても、相手がナメプと思ってしまえばそれはナメプになってしまいます。ここが、格闘ゲームの対戦をしていく上で難しいところであり、そう思われまず、お互いに楽しむ試合を作るというのは、大きな課題だと思います。

まぁ、格上との対戦は、全力でやるだけで良いですけど、格下との対戦はそのレベルに合わせた対戦というのができないならば、素直に全力で倒した方が僕は良いと思います。

これ、僕は何度か経験あるんですけど、最初に言っとくと、僕はナメプするとかそんな気は全然なかったんです。ただ、単にもっと対戦を楽しみたかったから、1回勝ったら1回負けてっていうのをやってただけなんです。

でも、問題はその倒し方。

僕は、ヒゲリンやサラブレッドみたいに、相手に合わせた戦い方というのができないから、ある程度体力を合わせて、危なくなってきたら、相手の反応できない差しや択一から、一気にコンボを取り勝つってことをやってまして、…まぁその気がなくても、傍目から見れば物凄いナメプをしてしまったわけですね。だって、つまりはピンチになったら、分からん倒しをしていたわけですから。

そして、相手は自分から僕に乱入したということもあり、ナメプされたと思い酷く心が傷付いたのでしょう。

それまでは、そこのゲーセンの常連さんだったのですが、二度と姿を見せなくなりました。

このように、自分にその意思がなくても、相手がナメプと思ってしまえば、やっていることはガード練習してくる方や勝ち挑発してくる方と同じになるんです。

僕がそのことがあって学んだことは、接待プレイをする上で技術がないことは罪だってことと、技術がないなら素直に相手を全力で倒すことが相手への敬意に繋がるということ。この二つです。

変に気を遣っても、かえって相手を苛つかせてしまい、失礼にあたります。接待プレイというのは、相手と自分のレベルを推し測れ、相手と同じレベルで戦いを合わせることができる中級者以上の方しかできない高等技術だと僕は思っています。

さて、そんな接待プレイ。

まず、僕が考える接待プレイで、一番言われなきゃならないことは、どんなレベルの人にも、建前ではなくガチで「面白かった」「またこのゲームやりたい」と言わせることです。

これに関して、ヒゲリンが凄い伝説を持っていて、ギルティギアというゲームの魅力を僕の格ゲー仲間・サラブレッドに接待プレイを通して教えてくれたのが何を隠そうヒゲリンです。

当時、僕の住む地域ではギルティギア初心者狩りが横行していました。

その時は、青リロだったので、ソルでDループでフルボッコにされたあと、勝ち挑発されるっていうのが多かったんですけど、まぁそれも乱入と隣り合わせの世界。仕方ないと言えば仕方ありません。

しかし、まだやっとイノをギリギリで倒せるぐらいの超ド素人にここまでやるかねというぐらいフルボッコにして、勝ち挑発。いくら、自分が弱いのが悪いとは言え、流石に楽しめなくなり、サラブレッドはギルティをやっていませんでした。

そこに現れたのがヒゲリンです!

その日は、3人でゲーセンに足を運んでて、ヒゲリンと僕がギルティをしていて、サラブレッドは鉄拳の野試合を楽しんでいました。それで、何気なく僕達がやっていたギルティが気になったのか、僕が負けたとき、「次にやらせて」ってサラブレッドが言ったんです。

奇しくも、ヒゲリンが使用していたキャラはソル!

サラブレッドにとっては、苦い思い出しかないキャラクターです。

ヒゲリンは、サラブレッドの動きを見て、そんなにギルティをやったことない人だとすぐに気付き、とにかく突っ込んでいき、ガードをしないでサラブレッドに勝つということをやってみせたのです。

もちろん、サラブレッドはガードもするし、待ちもします。コンボも少しは持ってるので、そこからダメージを奪います。

それでも、攻めの姿勢を崩さずあの手この手で戦ってくるヒゲリンに、サラブレッドは最後笑いながらゲームやってましたね。

もちろん、差しやループは当然してくるのですが、ガードしないという時点で、接待プレイというのは分かりますから、サラブレッドにとって『合わせて戦ってもらっていても面白かった』ってことになります。

こういう格下の相手に「面白い!」と言わせるプレイこそ、接待プレイなのではないかと僕は思います。

格闘ゲームが対戦である以上、どんな人も勝利を望むのは必然で、強い相手と対峙して負けたときほど、自分の敗北を受け入れられず、相手の強さに嫉妬し、憎んでしまうものです。

そこを、対戦を通して、面白いと言わせることの難しさ、認めてもらうことの難しさ、そこら辺考えると、接待プレイをできる人ってめちゃくちゃ凄いと僕は思いますね。

ナメプも接待プレイも、やっていることは相手への手抜きにかわりないかもしれませんが、接待プレイは相手にどうしたら面白いと思ってもらえるかを考えているので、試合を組み立てるという意味では本気です。

それに、合わせて戦うというのは、ただ試合で手を抜く訳ではなく、相手の技術を見極めた上で、自分もその制限下で全力で戦うという技術が求められてきます。

そういう意味では、この二つの言葉は紙一重なのかもしれませんね。

閲覧ありがとうございました!