今回は、検索ワードに「セラフィックウィング」と引っ掛かっていたので、それを書きたいと思います。
セラフィックウィングは、ストリートファイター3(以下スト3)のCPU戦のラスボスであるギルの超必殺技ですね。
スト3には、全部で3つのタイトルがありますが、セラフィックウィングはスト3の最終作品である『ストリートファイター3サードストライク』のギルのみ使える必殺技です。
実は、スト3シリーズは、第一作であるニュージェネレーションとセカンドインパクト、そしてサードストライクでは少し時間が経っていて、ニュージェネレーションから1年経った話がサードストライクなんです。
セカンドインパクトまでは、セラフィックウィングを使えなかったところを見ると、1年の間で修行して身に付けた技なのかもしれませんね。でも、この技。ギルの所属する秘密結社の66の奥義に該当するかどうか分からないみたいなんです。
66の奥義とは、ギルの所属するフリーメーソン的な組織のことなんですけど、その組織には、総統になるためにこの技の大多数を身に付けなければならないという決まりがあります。
その66の奥義の最後の技がリザレクションという体力が全回復する必殺技なんですけど、その技は最後に会得する技なのに、シリーズの最初からやっていたのにも関わらず、リザレクションは66の奥義にすら入っていないのに、最後に会得した必殺技なんです。
まぁ、設定には不思議なところがたくさんある技ですが、技自体は全体攻撃というだけで、見て止められる技です。
リザレクションと同じで、単発で出してくるので、コンボから大ダメージというのがまずありません。
しかも、技を発動して、攻撃が発生するまでに、けっこうな時間が掛かるので、その隙に攻撃すると簡単に止められます。ただし、スーパーアーツ(超必殺技を発動させるために必要なゲージ)は、その場合使われないことになるので、そのまま残ります。
セラフィックウィングには、色々な逸話があって、スト3にはブロッキングという直前ガードというシステムがあるんですけど、大体はセラフィックウィングではブロッキングをすることはできないんです。
家庭用は知りませんけど、少なくともアーケードではできなかったと思います。
ですが、ガードブロッキング(通称・赤ブロ)を使うとセラフィックウィングをブロッキングできたというデマが一時期流れ、僕も試した思い出があります。
もうね、僕らの仲間内じゃできないから、誰かできないかなって上級者のプレイを観てましたけど、結局誰もできなくて、実はデマだったという話を聞いたときは、本当にガッカリしましたね。
こういうのってね、やっぱり「もしかしてできないんじゃないかは?」と疑心暗鬼が出てきても、どこかで期待してしまうものなんですよ。
それで、実は自分のやり方が悪いだけで本当はできるみたいなね。でも、駄目でしたってなると、その時の落胆は物凄いものになります。
って、最後はセラフィックウィングの思い出話になっちゃいましたけど、出されると、ガードされてもけっこう持ってかれる技なので、僕は演出が見えたら攻撃を止めるようにしています。
では、今日もあと二回、ブログを更新します。
閲覧ありがとうございました!