今回は、「格闘ゲームの三種の神器」とあったので、それをいきたいと思います。
格闘ゲームの三種の神器と言えば、一般的には『飛び道具』・『突進技』・『対空技』と呼ばれる必殺技のことを指します。
まぁ、それらを兼ね備えたキャラクターをスタンダードキャラなんて呼んだりしますね。
格闘ゲームの火付け役と言えば、ストリートファイター2が挙げられますが、その中のスタンダードキャラ・主人公のリュウが持つ、波動拳(飛び道具)・昇龍拳(対空技)・竜巻旋風脚(突進技)という必殺技を三種の神器と例えることが多いです。
でも、これは前回紹介しましたので、今回はスト2が流行っていた時代に双璧を成していた餓狼伝説という格闘ゲームに登場する、主人公のテリーというキャラクターから、スト2のリュウと比較すると一風変わった三種の神器をご紹介したいと思います。
■パワーウェーブ
リュウの波動拳との大きな違いは、この飛び道具は地面を這うということです。以降、このメーカーの作品では【飛び道具=地を這う】というイメージが強くなります。無論、リュウの波動拳みたいな飛び道具を実装しているキャラクターも沢山存在しますけどね。
■バーンナックル
白く光る拳を前に突き出し、飛んでいく突進技です。リュウの竜巻旋風脚がコマみたいにグルグル回転する、ちょっと異様にも見えてしまう突進技であるのに対し、テリーのバーンナックルはモーションを見て突進しているなというのが分かる必殺技です。あくまで個人の感想ですが、SNK(餓狼伝説を制作したメーカー)は技の演出の仕方がとても見てる人に伝わりやすいなと思いますね。こういう、拘った演出が今も多くのファンを惹き付けているのだと思います。
■ライジングタックル
逆立ちした状態で回転しながら上昇し、空中に居る相手にダメージを与える対空技です。昇龍拳がジャンピングアッパーで空中に居る相手を仕留める対空技であるのに対し、こちらはちょっと変わった演出の対空技となっています。変わっているのはそれだけではなく、テリーの必殺技はコマンドのものが多いのですが、何故かライジングタックルは溜め技だということ。いえ、溜め技が悪いというわけではないのですが、スタンダードキャラの三種の神器の対空技と言えば、【623P】とかなのに、ライジングタックルは【2溜め8P】とかなんですよね。勿論、623Pもあるのですが、スタンダードで溜めって珍しいなと思ったり。性能は、タイトルによって若干変わってきますが、対空技としては微妙な時もあったりなかったりー…。
ということで、三種の神器・テリー編でした。
まぁ、最近の格闘ゲームは、牽制色が物凄く強いので、あんまりこういう言葉も使わなくなりましたけど、スト5AEも登場するので、その昔こういう言葉もあったと、頭の片隅に置いて頂けたらなと思います。
そう言えば、今の格闘ゲームで三種の神器を実装しているキャラクターっているのかな。
ちょっと今度調べてみよう♪
閲覧ありがとうございました!