これ、恐らく前にもやりましたけど、昔と今では考えることもまた変わっていると思うので、鉄拳の歴代ボスの感想を書いていきたいと思います。
てなわけで、今回はCPU戦メインのお話になるので、対人戦にしか興味がないという方は、申し訳ございませんが、ここで退室をお願い致します。
それでは、いきましょう!
なお、中ボスは紹介しませんので、そこはご了承願います。
■三島 平八(初代鉄拳)
スト2やKOFで魅力あるボスキャラ達がゲームセンターを荒らしていた時代に、突如現れた普通のボスが三島平八です。
中ボスまでは、各キャラオリジナルの異なるキャラクターがボスとして登場する工夫っぷりだったのに、ラスボスがハゲ散らかしたオッサンなんてあんまりだ!と心が折れたことをよく覚えています。
当時はまだ小学生だった僕には、対戦よりCPU戦の方が面白くて、その演出も1つの魅力でした。
なのに、ラスボスが胴着着たオッサンなんてあんまりだ!
僕は、そんなことを心の中だけでよく叫んだものです。
あとで設定を知ると、平八の魅力というのも分かってきたんですけどね。
■デビル一八(鉄拳2)
鉄拳2から一変したこの世界観。
「これだよ!」と僕は思いました。
条件があるのかどうか知りませんが、ランダムでエンジェルが出てくるのも良かったですね。
ここら辺、僕より上の世代の格ゲーマーの方からは、「デビルマンやん!」と不評だったのですが、僕等はデビルマンを後から知った世代で、リアルタイムの人間ではないので、一八は新鮮に感じましたね。
ビームが出る演出も好きでしたね。
あの当時は、COMにボコボコにされても、とりあいずビームが出ればおっけぃでした。
後に、タイムリリースでデビルが使えるようになると、ビームを出せることが嬉しくて、無駄にビームばっかり出してましたね。
空中からのビームとか、対人戦では隙だらけで全く使えない技なんですけど、それが分かっていても使いたくなるほど、3D格ゲーでビームというのが斬新でした。
■トゥルーオーガ(鉄拳3)
ストーリーが一区切り付くだけあって、アーケードモードの演出も力が入っていましたね。
トゥルーオーガは、正直歴代鉄拳のボスの中でも弱い方だと思います。
アルゴリズムもそこまで大したことはなく、対人戦と同じ感じで操作しても、簡単に倒すことができます。
しかしッッ!!
演出面に置いては、少なくとも初代や2よりは格段に好きでした。
オーガはですね、一回負けると平八の闘気を吸収してトゥルーオーガになるんです。
その姿はまさに悪魔!
オーガと言うくらいだから鬼なのかなとも思ったのですが、僕的には鬼より悪魔に見えました。
ちなみに、今回はビームではなく炎を吐きます。
こういうのも僕は好きでして、キャラが燃える演出も凝っていて良かったですね。
■アンノウン(鉄拳タッグトーナメント)
鉄拳1から鉄拳3の集大成のゲームが鉄拳タッグトーナメント。
でも、ボスは何だか味気無かったですね。
正直ですね、今でも思うのは、アンノウンの背後に居る熊みたいなのが、条件を満たすとアンノウンを倒したあとに出てくるのかなって思っちゃっています。
なんていうのかなぁ。
別にストーリーがないならないで僕は良いんですよ。
ただ、集大成なんですから、もっとインパクトの強いボスを出して欲しかったなっていうのはありますね。
■三島 平八(鉄拳4)
嘘だろ…。と思いました。
ダッグから随分待たされて、やっと登場した鉄拳4!
さてさて、どんなラスボスかなとわくわくしていたら、なんとマワシつけた平八がラスボスじゃありませんか!
今でも、僕はあの平八は中ボスじゃないのかなと思っています(笑)
しかも、ボス性能があるわけでもなく、アルゴリズムが鬼設定であるわけでもない。
何故にボスとして君臨している!?
もうね、今でも鉄拳4をする度に思う。
もう一度、アーケードモードだけでも作り直して、ラスボスを用意してくれ、と。
■三島 仁八(鉄拳5~鉄拳5DR)
4が大人しかったので、5はやってくれるだろうと期待はしていましたが、期待以上のラスボスをナムコさんは用意してくれました。
今回、二種類の仁八を掲載していますが、上が鉄拳5(無印)の仁八で、下が鉄拳5DRの仁八です。
どちらかというと、無印の方が設定に沿った演出ではありますね。DRは過剰演出している気がします。
まぁ、どちらも格好良いので、僕はどっちの仁八も好きですけどね。
■アザエル(鉄拳6~鉄拳6BR)
ここら辺になってくると、他の格闘ゲームのアーケードモードの演出とは比較できないぐらい、完成されたものになっています。
僕は、鉄拳のラスボスの中でもアザエルが一番好きでして、特に下の画像の金色のアザエルは、BRから追加されたレアキャラアザエルなので、朝イチで鉄拳しに行った日なんかは、金色のアザエルが出れば今日一日良いことがある、なんて勝手に願掛けしてました(笑)
「普通のアザエルと何が違うの?」と聞かれると、正直マネーを多く貰えるぐらいなもので、カードを作っていない方にはほぼほぼ関係ない話なのですが、それでも最初は「おぉ!」ってなりました。
ちなみに、鉄拳6(無印)と鉄拳6BRではノーマルアザエルも少し演出が異なっています。
鉄拳は、新作を出すと、例えそれがマイナーチェンジでも、必ず新しいことを幾つもしてくるので、そういうのが良いですね。
■デビル一美(鉄拳7)
平八の奥さんがデビル化した姿です。
ビームは出してくるし、虎は召喚するし、空中は縦横無尽に飛ぶし、ボスとしての性能は十分過ぎるほど備わっています。
デビル化なんですけど、どちらかというと神化と言いますか、息子である一八や孫に当たる仁とはちょっと違うデビル化ですね。
鉄拳7は、アーケードモードがたった5面しかないんですけど、その中にボス戦が凝縮してあるので、僕的にはあまり不満はないです。
ボス戦の演出は見所ですよ!
特に、昔のゲーム、昔の鉄拳しか知らない方は、クオリティの高さに驚愕すること間違いないでしょう。
■豪鬼(鉄拳7FR)
鉄拳7FRから追加された、アーケードモードの隠しボスです。
条件は、4面までにパーフェクト勝利を1回以上しとけば良いので、そんなに難しくはないと思います。
これは、個人の感想ですが、正直本家の豪鬼より格好良いと思うのは、果たして僕だけだろうか。
鉄拳を贔屓(ひいき)する訳ではないですけど、背景といい、豪鬼の1つ1つのモーションといい、こだわってますね!
余談ですけど、家庭用では本気を出した豪鬼にあたる真豪鬼や、本気を出した平八なんかも出てきます。
これを書いている頃には、鉄拳7FRラウンド2がアーケードで稼働している頃でしょうが、家庭用特典のボスキャラ達をアーケードモードでも出してくれないかなぁ。
ということで、鉄拳の歴代ボスキャラ紹介でした。
5ぐらいから、演出が物凄く格好良くなって、僕的にはここら辺ぐらいから鉄拳がグンと好きになりました。
それまでは、鉄拳イコール難しいゲームだったんですけど、正直そういうのは最初だけで、興味を持てば、そのゲームの練習をしますから、ある程度は戦えるようになるというのを鉄拳を通して学ばせて頂きました。
僕は、やっぱり対戦するのが好きなので、最終的には対人戦に走る人間なのですが、プレイしようと思うキッカケはCPU戦の演出だったりします。
その中でも、鉄拳は特にボスに心を動かされています(笑)
最初のデビル一八に始まり、3のオーガからトゥルーオーガに変身する演出。そして、仁八ときて、アザエルですよ。
一美は、正直アーケードモードだけ見ると、最強設定なのかなと思ってましたけど、イマイチデビル一八みたいな、恐さと言いますか、鬼気迫る感じが僕には伝わりませんでしたね。
はい!
ダラダラと感想を書きましたが、皆さんは鉄拳の思い出のラスボスって誰ですか?
もし、お時間に余裕のある方は、教えて頂ければ幸いです。
あっ、そういえば、鉄拳TT2のアンノウンを掲載するの忘れてたので、最後に載せときます!
■アンノウン(鉄拳TT2)
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!