446の素人格ゲーブログ

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【企画132】(KOF30周年記念)アッシュ編を振り返る

ということで、今年最後のKOFを振り返るブログは『アッシュ編』で幕を閉じたいと思います。

 

アッシュ編は、KOF2003、KOF11、KOF13の3タイトルのことを指します。

 

ネスツ編は、ストライカーシステムを採用していたので、4体選択していましたが、今作以降はまた3体に戻っています。しかしながら、ストライカーのシステムは、交代という形で残っており、2003と11の2タイトルのみになりますが、カプコンのVSシリーズみたいに、試合中にメインキャラクターの交代が可能となっています。

勿論、コンボ中にキャラクターを交代することで、連続技を継続させることもでき、従来とはまた違う、新感覚のKOFを楽しむことができるようになっています。

 

但し、このシステムはあんまり人気がなかったのか、KOF13でまたKOF98と同じような戦い方に戻っています。

 

ここで導入されたドライブゲージというのがまた面白くて、KOF2002みたいにどこでもキャンセルを発動して使えるんですけど、ドライブゲージはパワーゲージとは別個なので、2002の時と比べると、発動コンボを出しやすくなったんです。

 

KOFというゲームはケチなので制約も多く、スパキャン1つするにもゲージ1本消費します。1つのゲージしかないと、僕みたいに優柔不断な男は、この盤面どっちに使うべきだ?となり、結局ゲージを使えずに試合が終わることになります。

 

でも、13に限っては、管理が別なので、僕的にこれは凄く助かりました。

 

対人戦は、2003は人が居なかった感じで、身内でやってましたね。本作は、KOFの代名詞とも呼ばれる吹っ飛ばし攻撃がなくて、それが既存プレイヤーが疎遠になる原因でもありました。

 

だからといって、新規勢がKOFをしてくれるのかと言うと、KOFは敷居が高いゲームという認識が強くて、ギルティはやるけどKOF2003は無理ゲーと言う人も多かった。

 

あと、2003はCPU戦がまぁまぁ超反応で、特に対空に対しては敏感に反応してきます。

 

しかも、4面に出てくる小ボスのKUSANGIを超必殺技で倒さないと、真ボスの無界に辿り着かない為、こういうので離れた人も多いようです。

 

これ、種が分かってしまえば、KUSANGIは簡単に倒せて、超反応してるんじゃなくて、こっちのジャンプに反応しているだけなので、鬼焼きが当たらない位置ぐらいにジャンプしてやると、鬼焼き連発してくるので、そこをコンボで叩き込めば、勝手に自滅してくれます。

 

ただ、こういうのって格ゲーの対人とCPU、どっちも好きな人は気付くけど、案外対人だけしかやってない人とかCPUは超反応してくるものという認識が強すぎて、気づかなったりします。

 

僕より全然うまい2003してた人が、「KUSANGI倒す時、どうしてる?」って聞いてきたぐらいですから。

 

KOF11は、ある意味このシリーズの完成形のゲームという印象で、新規のKOFプレイヤーと結構対戦することができました。

 

多かったのは、牙刀とユリのてりゃコン。まぁ、別にユリじゃなくても良いのですが、通称『旋牙ループ』と呼ばれるもので、ユリで端まで持っていき、そこを交代キャンセルして、あとは旋牙という技で、高さが足りるならずっとループしていき、地に着きそうなタイミングで超必で締めるというもの。

 

とにかく牙刀を入れとけば、これでゲージも回収できる上に、ダメージもごっそり奪えるので、みんな使ってました。

 

あと、職人にデュオロン使いが居ましたね。

 

デュオロンは、使う人が使えば化けるっていうキャラで、連続技でカンスト狙えるキャラだったのですが、これがまた難しくて…。

 

できる人は、僕達の中では神と呼んでました。

 

KOF13は、アーケードだと無印とクライマックスというのがあって、クライマックスはネシカも通常版も、どちらも現役で僕が通っているゲーセンでは稼働しています。

 

このゲームは、毎年対戦会でやるぐらい人気があって、僕も好きなタイトルの1つです。

 

全キャラに即死がある(一部は状況限定)ので、どのキャラも大将にできる夢があるし、上級者同士の対戦なら見解が変わってくるでしょうが、僕みたいな素人同士の対戦では、コンボを叩き合う対戦になるので、結構面白いです。

 

ただ、これも13の無印の時は、ジョーの黄金のかかとの即死があって、これに悩まされました。

 

とにかく、素人同士の対戦は、ジョーの即死してくる人が多くてね、僕も困ったらジョーを出してました。

 

さて、ここからはアッシュ編のストーリーの話。

 

オロチ編より、僕はコッチの話のほうが好きです。

 

本作は、アッシュという緑色の炎を扱う少年が主人公なのですが、2003・11と、ちずる、庵の八咫の力を奪っていきます。その容姿や言動から、主人公でありながら、敵サイドの人間なのかなと思ったら、やっぱりそうで、正体は敵のボスの子孫ということが判明します。

 

KOFの世界では、オロチは時間の概念もなく、地球意志と呼ばれる、最早すべてを超越した神的存在なので、彼が本当に復活したならば、最強であることは間違いないのですが、本作のラスボスである斎忌も時間を操るというとんでもない力を持っています。

 

その計画を知っていたアッシュは、オロチを封じる力を二人から奪い、斎忌をやっつけるわけです。

 

ただ、倒してしまえば、アッシュは敵ボスの子孫なので、タイムパラドックスが発生してしまい、アッシュは先祖を殺したのに自分の存在があるという矛盾が生じます。その矛盾により、アッシュもその組織も最初から無かったことになるとして、物語は終わるというわけです。

 

本来、タイムパラドックスは絶対に発生することのない事象となるので、伏線回収できないので夢オチとかになるのが多いのですが、KOFでは現実としてそれ以降もストーリーが進行します。

 

その回収は、新たなパラレルワールドの発生により、京たちは分岐した未来で現実世界を生きるとなっているようですが、まぁぶっちゃけそんな話はどうでもよく、アッシュが自分の存在が消えると分かっていながら、自分の一族を消す決意をしていたこと、それを一人で背負い、そして誰一人殺させることなく世の中を救ったことが、僕には堪らなくカッコよく見えましたね。

 

まだ、ストーリーを見ていない人は、是非見ることをオススメします。

 

ということでアッシュ編でした。

 

それでは、またお会いしましょう!

 

閲覧ありがとうございました!