【対戦62】バーチャファイター
■CPU戦の流れ
1面・ジャッキー
2面・ジェフリー
3面・サラ
4面・カゲ
5面・パイ
6面・ウルフ
7面・ラウ
8面・アキラ
9面・ラスボス(デュラル)
■注目システム
・リングアウト
・ガードボタン
・ガードボタンキャンセル
(1)リングアウト
バーチャファイターにおける勝敗をわけるシステムの一つ。対戦するキャラクターは、リングと呼ばれる台の上で戦い、体力がなくなる以外にリングから落ちても負けとなる。
(2)ガードボタンキャンセル(正式名称不明)
バーチャファイターにおけるテクニックで、技をガードボタンでキャンセルするというもの。
■評価
CPU戦の楽しさ
対人戦の面白さ
ゲームのやりがい
ネタ的要素
(MAX5つで評価)
■ゲームお勧め度
ネット:
446:
(MAX5つで評価)
■感想
遂に、これを書くときが来てしまいましたか。
バーチャファイターシリーズ!
始めに言っときますと、僕はバーチャファイター全くできません。ジャッキーの相手をよろけさせての空コン決めて喜んでいるズブの素人です。いつも、自分で自分のことを初級者と言っていますが、バーチャファイターに関しては、初級者ですらありません。
初心者です!
ですので、今回書く感想は、全くバーチャファイターのことが分からない素人日記として読んで頂ければ幸いです。
さて、初代バーチャファイター。
未だに多くの人に愛される、単純かつ奥深い駆け引きが魅力の格闘ゲームですが、僕から言わせれば全然単純ではありません。
ただ、システムが分かりやすいってだけです。
よく2Dから3Dに移行した人は「ガードボタンでガードしなくちゃいけないからやり辛い」と言いますが、一番ヤバイのはそこじゃありません。
この時代に、既にギルティのフォルキャンみたいなことができたっていうのが一番の問題です!
僕は、システムのコーナーにテクニックを書かないようにしているのですが、今回は書かずにいられなかった。
何故なら、僕は小さい頃、巷のお兄さま達にこれでフルボッコにされていたからです。
もう、20年以上も前になりますか。まだ、巷ではやっとキャンセルという言葉が出始めた頃、セガがガードボタンでモーションキャンセルができる恐ろしいゲームを世に送り出したのは。
「技をガードボタンでキャンセルすることのどこが恐ろしいの?」という方に説明しますと、技をガードボタンでキャンセルできるということは、そこから間合いを調節できるということです。
格闘ゲームは、間合いを制すると強くなれると言われるほど、間合いは物凄く大切で、例えば、相手の上段蹴りが見えたとしましょう。当然、隙の大きいと思われるその技に、僕は技を入れようとします。しかし、相手は上段蹴りからキャンセルを掛けて、自由に間合いを調節し、僕が差した技を透かさせて攻撃を入れてくるのです。知っている人同士なら、そこでまた読み合いが発生しますけど、ガードボタンキャンセルを知らない人は、そのことを分かっていないので、相手に間合いを調整されて意味も分からずフルボッコにされるというわけです。
しかも、このキャンセルも対人戦でやるにはけっこう練習が必要で、だからと言ってアルゴリズムの高いCPU戦で僕は練習なんてできなかった。
そう。バーチャファイターは初代から色んな意味で敷居が高いゲームだった。
もしかしたら、「ギルティは読み合いのないコンボゲーだ!」と怒りを露にしている方の中には、僕の初代バーチャと同じような境遇に合った方もいらっしゃるかもしれませんね。
ガードボタンキャンセルとフォルキャンでは、テクニックがまた変わってきますが、ギルティゼクスはフォルキャンから何でも出来たというのがあったので、これを出来る人と出来ない人では対人戦でめちゃくちゃ差がついた(T_T)
ちなみに僕は、学生時代、どちらの格闘ゲームにも苦い思い出しかありません。
さて、対人戦はこれくらいにして、CPU戦いきましょう。
CPU戦もね、この格闘ゲーム、本当にオニです。
タイムは短いし、AIはこっちの行動を覚えて、どんどん超反応になっていくし、オマケにリングアウトはあるし。
小学生の頃は、とうとう全クリできなくて、全クリしたのは中学生になってからでした。
そのころ僕は、個人経営されているゲームセンターに入り浸っていたんですけど、ある時そこの店長が「446、初代バーチャに未練あるなら、シングルで入れてやるぜ。その代わり、毎日1回はやりに来いよ」と言ってくれたので、学校終わったあと、毎日行ってたんです。
で、やっとデュラルに辿り着くようになったんですけど、これがね、また惨めな思いにさせられるんですよ。
全クリするでしょ?タイムアタックの自分の結果見て自己満するでしょ?だけど、そこに自分の出したタイムの結果が表示されないわけです。
「あれ?」っと思い、よくよく見たら、クリアタイム1分とか2分の文字が踊っているわけですよ。
自分なりにはストイックに頑張ったつもりでも、上のまた上をみせられるとね。
もう、絶望しかありません!
これは、あくまで僕の見解ですけど、バーチャは上級者のための上級者がする上級者のみが楽しめる格ゲーだと思う。
これは、どのゲームもそうで、確かに極めようと思うなら、どのゲームにも終わりは見えないんですけど、バーチャの場合、終わりが見えないんじゃなくて、僕は最初から挫折するんです。
しかも、テクニックを踏まえた上でのこの崩しの多さですよ。対人戦もCPU戦も絶望しかありませんよ!
でも、やっぱバーチャ面白いんだよなぁ。
閲覧ありがとうございました!