その人達は、最初僕の電撃CXイグニッションのシャナのプレイを観戦していた。
観戦といっても、まぁCPU戦ですけどね。
CPU事情にも書きましたけど、隊長さん主催の電撃CXイグニッションの身内戦がもうすぐあるので、シャナの調整をしていたんです。
基本コンボから審判やってエリアルの、C紅蓮→EX紅蓮締めや、最大火力としてコンボバースト→翼の練習。その他諸々ですね。
ガン見もガン見。
僕が一生懸命練習していると、青い作業服がチラチラ見えるので、僕は一番端で上海してるオジサンのプレイを観戦していると思っていたら、何と僕のプレイを観戦していたんです。
腕組んでジィ~っと見ている。
しかも、僕と同じ年ぐらいの、三十前後のおっさんが、がっつり作業服を着て。
…恐い。
まだね、プレイヤーの視界に入らないように、プレイヤーの背後から観戦するとか、プレイヤーのやっている筐体の後ろから観戦するとか、そういうのだったら分かるんですよ。
僕も、そういうのはやりますし。
でも、あろうことか真横ですよ!
考えてみて下さい。
あなたが格ゲーやってるその真横に、作業服を着た三十前後のオジサンが、ベガ立ちして自分のプレイをジィ~っと観てるんですよ。
これがね、まだ年端もいかない少年だったら分かるんですよ。少年は、おっさんのプレイに憧れてくれますから。
その時は、「ここは迷惑だから、早くパパのところへお帰り」と言えば済む話。
でも、今回はそれ言えないよね~。だって、観てる本人がパパの可能性『大』だから!
とにかく怖かった僕は、筐体を移動した。
そこは、経済的な事情で、まだスパ4を置いてあるので、スパ4で時間を潰していると、また僕の真横でスパ4を観戦している…。
もうね、よっぽど声を掛けようと思いました。「何か用ですか?」ってね。
でも、その後「何だ?コラ」とか言われるのが恐くて、聞けませんでした。
仕方ないから、また筐体移動して、今度はKOF2002UMの練習してたら、スタートボタン押しちゃって、速攻で素人狩りに合っちゃってって。
あれ?さっきのオジサンがいない!
ふと対戦相手を確認すると、さっきのオジサンが!!
もしかして、勝てるゲームを探してた!?
閲覧有り難う御座いました!