最近、企画ネタがなくなってきて、何をしようかなと悩んでいたら、ある方からこういうネタを頂きました。
「だったら、446の目線からで良いから、一体の悪役について語るっていうのをやるっていうのはどう?」
なるほど!僕の目線からで良いなら、なにも考えなくて良いし、今まで通り書けば良いから、気軽にやれそうだ!
ということで、今回は『格ゲー史上、最凶の悪役は誰だ!?』をやりたいと思います。
とりあいず、二つ作りましたので、今日と明日で格ゲーの悪役の話をゆる~くしていきたいと思います。
お時間に余裕のある方は、最後までお付き合いくだされば幸いです。
というわけで、悪役紹介、第一回はベガ!⬇
悪党レベル
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
(MAX🌟10個で評価)
悪そうな顔してますね~。
実際、すごく悪い人です!
どれぐらい悪いかと言うと、自身の野望のためだけに世界征服をしようとしています。
世界征服の資金を作るために麻薬の密売を行ったり、自分にとって邪魔な人間を葬ったり、もうやりたい放題です。
その自己中心的で傲慢な悪党っぷりは、こんなところにも出ています。
この背景に、銅像があるのはお分かりでしょうか?
この銅像、世界遺産に匹敵するぐらい貴重なものっぽいのに、ベガはよく破壊します。(時々、プレイヤーも間違えて破壊するときがありますw)
彼にとって、世界遺産などただのゴミ同然なのです。先代たちが命を懸けて後世へ遺した過去の遺産も、「俺の作る時代に過去の遺物など必要ない!」と吐き捨ててガシャーンと壊します。
その悪党っぷりは、これだけに留まりません。
『ベガ親衛隊』という女性だけで構成された組織をつくり、自分の手足となるべく洗脳・強化を施し、戦闘データを収集させるため、格闘家を襲わせるということをやっています。
その被害者がキャミィやユーニ・ユーリ、そしてディカープリです。
その中でも、キャミィは特にベガにひどい目に遇わせられており、なんと、ベガのDNAで作られた代替ボディだったのです!
ベガが自分の身体が滅んだときに、予備のストックとして作ったのがキャミィ。
その真実を知った時、キャミィは自分が何者なのか分からなくなり、自分は本当に生まれてきて良かったのか、自問自答します。
そう。ベガは、クローン技術や強化兵士などを作成しまくり、人の人生をこれでもかというぐらい狂わせているのです。
極めつけは、これ!
この前髪が素敵な青年の名前はナッシュ。ガイルの親友で人一倍正義感の強い軍人でした。
しかし、彼は信じていた仲間がなんとベガの息のかかった人達で、最終的にいろんな人から裏切られ、撃たれて滝に落とされます。
ゼロシリーズで亡くなったと思われていたナッシュでしたが、嬉しいことに彼はスト5で生きていることが判明しました。
しかし、そこに正義感に溢れたナッシュの姿はなく、ベガに自分を改造されたことへの怒りで我を忘れ、復讐だけをひたすら望む男に変わってしまったのです。
僕は、家庭用を持っていないので、あまり詳しいことは分かりませんが、ベガは人の負の感情(怒りや憎しみ)を糧としているので、ナッシュに自分を憎ませて、ベガの操るサイコパワーの力を増幅させようとしているのかもしれません。
ここで、ベガを知らない方にはまた変な単語が出てきたことと思います。
ベガは、人をゴミのように扱いながら、自分は崇高な存在だと思っています。
その理由の1つにベガの操るサイコパワーの存在があるのです。
ここでも、ベガの悪党っぷりを見ることができます。
ベガは、元からサイコパワーを操ることができたわけではなく、やっぱりサイコパワーを操れる人物に師事し修行してるんです。
ベガの師匠は、ベガがサイコパワーを正しいことに使ってくれるよう願いましたが、ベガは師匠の願いも空しく自分の為だけにサイコパワーを使い、世界征服の目的のためにサイコパワーで暴力を働きます。
そこに現れたのがローズです!
■ローズ⬇
ローズは、ベガと同門でソウルパワーという力を操ります。
ベガに悪行を働いて欲しくない一心で、ベガのためを思って止めようとするのですが、ベガは聞く耳を持たず、大抵エンディングでローズの身体を貫いています。
ベガは、自分にとって都合の悪い人物は全て消してしまう、悪の鏡なのです。
例え、それが最終的には自分にとって良いことだとしても、いまの自分の考えに賛同できないものは消してしまいます。
身勝手で、残忍で、派手な軍服着てて、肩パットを装着してて。
あぁっ!
最後は、悪とは関係なかった(笑)
格ゲー界の悪のレジェンドと言っても過言ではないでしょう。
画像を通して、ベガの嘲笑が聞こえてきそうです。
閲覧ありがとうございました!
【番外編】豪鬼やガルダは悪い人なのか?
■豪鬼⬇
■ガルダ⬇
ストリートファイターシリーズのCPU戦を進めていくと、ラスボスであるベガを瞬殺して登場する豪鬼、またその豪鬼の殺意の波動を凌駕する力を持つガルダ、彼等は一見悪そうな顔をしていますが、本当に悪い人なのでしょうか?
今回、格闘ゲームを始めたばかりの若い子から、そんな素朴な質問が来ましたので、あくまで僕の主観的視点からでですが、お答えしたいと思います。
豪鬼は、リュウやケンと同門で、リュウ達の師匠である剛拳の弟です。
リュウ達の流派は、もともと暗殺拳で、それを格闘技レベルに昇華したのが剛拳の編み出した格闘術でした。
リュウ達はそんな剛拳の格闘術を支持していたのですが、豪鬼は本来の暗殺拳に答えを見出だしていたので、剛拳の編み出した格闘術を受け入れることができなかったのです。
そして、いざこざの末、剛拳に重症を負わせ、そのまま対立したのです。
それからも、人を殺め続けた豪鬼は、身体から赤黒い闘気を出せるようになり、それが人々の目には禍々しいものに見え、恐怖されるようになります。
とは言え、理由もなく殺害などしない豪鬼は、ベガのように身勝手に暴力を振るったりしません。なので、そういう意味ではベガとは似ても似つかない存在です。
ガルダも、殺意の波動を扱えるというだけで、無差別に人を襲ったりはしません。
確かに、姿形はベガより禍々しいものがありますけど、人は見た目じゃ判断しちゃいけないってことですよね(^_^)v