ということで、見物事情。
今回は、ヒゲリンがKOF13CXを観戦されたというお話です。
ヒゲリンは、あまり人に観戦されるのが好きではない。
僕も、背後から解説されたりするのは苦手ですが、観戦されるだけというのはオッケィです。
しかし、ヒゲリンはどのような理由で観戦されようとも嫌悪します。
今回は、僕のウル4をよく見学してくれる例の少年がヒゲリンの格ゲーを観戦して、ヒゲリンは明らかに不快な表情をしていました。
ヒゲリンは、ご家族にも自分のゲームに関わらないように言うぐらい、けっこうガチでやっているので、僕の「適当にみんなで楽しんで、ゲームで盛り上がろう♪」な考えとは全く逆のタイプ。
まぁ、だからこそ強いのでしょうが。
しかし、少年というのは、強い人に興味があるというもの。
ヒゲリンと僕が並んで格闘ゲームをプレイしていれば、当然ヒゲリンのプレイに興味を抱きます。
ヒゲリンがドライブからループしてネオマックスで締める度に、少年はキャッキャッ言って大興奮。
僕がケンで昇龍をEXセビして神龍拳をやったときとは、「それ、パパもやる」ですもの。
…物凄く違う反応です(T_T)
正直、僕は少年のそんなキラキラした反応を見たことなかったので、ヒゲリンに嫉妬すら抱いていたのですが、ヒゲリンは怒っていました。
「全く、親は何をしているんだろうね。子供の管理もしていないなんて、本当にどうなんだろう」
ヒゲリンの怒りは最もです。しかし、ここはゲームセンター。御両親だって、もしかしたらゲーム好きでゲームを楽しんでいるのかもしれないということを忘れないで欲しい。
ヒゲリンが僕にぼそりと呟くその隣で、アクアパッツァをする一人の男性の影がありました。
ヒゲリンの華麗なコンボを羨望の眼差しで、自分のプレイそっちのけでジッと観戦する男性。
僕は言えなかった。
その男性こそ少年の父親だということをー…。
ヒゲリンよ。どんな方であろうと、認められることは素晴らしいことですよ。
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