【見物140】と【見物141】は、【野試合237】の続きとして話を進めていきます。
と言うわけで、今回は観戦されたお話です。
【野試合237】でウル4で学生さん達に乱入されたお話を書きまして、乱入される前に淡々と解説されたという話も書きました。
今回は、そのあとのお話です。
実は、学生さん達を倒したあと、もう帰っちゃったかなと思っていたら、彼等が遠目から僕のプレイを観戦してくれていましてね。
やっぱり、観戦するときって年とか関係なく、ベガ立ちになるんですかね?
30代とか40代の方にベガ立ちで観戦されることはあっても、あんまり10代の方にベガ立ちされることはなかったので、物凄く新鮮に感じました。
乱入する前は、僕のプレイに対しての指摘も凄かったんですけど、乱入後はなぜ素人の僕に負けることになったのか、それについて話し合っていたみたいですね。
…なんだろう。格ゲー部みたいな、部活してる人達なのかな?
いやいや。それだったら、年とか関係なく、もっと強いはずだけど、あの年の子達にしては真剣度が半端ないし、精神も大人のそれよりよっぽど大人のような気がする。
僕が学生の時は、年上のおっさん達が我が物顔で格ゲーしているのがなんか許せなくて、強さを求めて向かってってましたけど、逆に言うなら強さしか求めた試合しかしてなかったから、ガン待ちになったり、わからん殺ししたり、まぁ素人狩りみたいなことをやってた、今思えばクソ野郎でしたね。
まぁ、僕の考え方が幼稚だったというのがあるかもしれませんが、その学生さん達にはそれがない。
最後の方の試合なんか、余裕がなかったから、けっこう追い詰める試合をしてしまったのですが、僕があの子達と同じ年代だったら、イラっときて、いっとき格ゲーはしなかったと思います。
年の頃が中学生とか高校生かなと思ったので、…やっぱりそういう時期って、思春期だから一番相手に舐められたくない時期だし、そういう理由から敗北を素直に認めたくないっていうのがあると思います。だから、虚勢はって大声で怒鳴ったり、汚い言葉で罵倒したりするんでしょうしね。
周りが「あいつ、何いってるの?」とか思っていても、ともかく自分が舐められたくないという意識が先行しているのが思春期だと僕は経験上思うんです。
そんな年頃の方々がゲームであんなに真剣に話し合うことができるなんて、…なんか素敵なことですよね。
ただ、それだけに十数年格ゲーをやっていても、大した成長がない僕は、この方達と次に会う日が怖い。
おそらく、絶対に強くなっているでしょうから、今度は僕が彼等にまだ噛み付けるようなレベルでいられるよう、最低限の練習はしときたいですね。
でも、高3とかだったら、就職や進学でそれどころじゃなくなるから、社会に出てまだゲームをやってくれるかどうか、そっちの方が心配なオジサンだったりする。
閲覧ありがとうございました!