ウル４でケンを練習していたら、乱入がありました。
その日は大雨で、家族連れやカップルは来ていなかったのですが、代わりに学生さんが仲間内で10人から13人と大人数で来ていまして、最初はメルブラで対戦したかったので、そっちで頑張っていたのですが、見向きもされなかったので、ウル４に切り替えたら、隣でそっこうでKOF2002UMのCPU戦を始めてくれまして。
KOFのCPU戦では、オロチチーム(裏)を使われていたのですが、クイックMAXからMAX超必で締めという一連の動作をしていたので、連続技は持ってるんだ、ならこっちが終わったら乱入しようかなと思っていたら、まさかの隣が途中でCPU戦を切ってきまして。
僕は、CPU戦で意味のないこと、ゲージの無駄遣いをして遊ぶのが大好きで、その時は【通常技目押し➡2中K➡強波動➡EXセビ➡2中K➡強昇龍➡(二段目)EXセビ➡ダッシュ➡神龍拳】とかやってた気がします。
これが、途中で失敗するんですけど、たぶん僕ができないだけで入るんじゃないかなと思うので、ゲージ全部使った素晴らしきケンの無駄コンの代表として、今度の身内戦で見せれたらなと思って練習していたら、…まぁその学生さん達は、今のｅスポーツに共感したゲームに真剣に取り組んでいる方達らしく、｢おっさん、ゲーム舐めんじゃねぇぞ｣的な？
その日は、朝早くに一人で練習しに来ていたので、学生さん数人に囲まれて、苦い解説を淡々と背後からされたのですが、それでも僕が辞めなかったので｢殺意リュウで分からせる！｣と言われて、まず数人が乱入してくれました。
まぁ、学生さんらしい固い立ち回りでしたね。
本当、勝ちに固執したと言ったら聞こえが悪いですが、安牌しか狙ってこないので、次にやってくることが手に取るように分かる。
それがあったからこそ、今回は運良く全勝させてもらいました。
ま、ここら辺は経験値の差もあるでしょうね。
ただ学生さん達。言うだけあって、技術は物凄いものを持っていました。
ぶっちゃけ、一回当たると画面端まで運ばれて、ガンガン攻められます。
僕はゲージないと画面端まで殺意リュウって持っていけないんですけど、画面３分の１からでもゲージなしでも運べるんですね。
途中で何をされているのか分からないところもあったので、もうわざと負けて、学生さん達にコンボについてご指導してもらおうかなと思ったのですが、対戦側の筐体を見たら、皆さんベガ立ちしながら目が血走っておられまして、…とても聞ける状態ではなかったので、やめときました。
…まぁ、格ゲー好きである素人のおっさんの僕が学生さん達に伝えれることといったら、素人なりに勝つことだけでなく、色んなことを試して試合を楽しむっていうのもアリなんじゃない？っていうのを伝えることなのかなと思うわけですが、その為にはそういう学生さん達に僕のプレイに興味を持ってもらう必要があるので、…これがね、ぶっちゃけけっこう辛いです。
殺意リュウやケン、ルーファスといった群との対戦が終わったあと、ローズ使いの方が乱入してきたのですが、恐らく彼がその10何人いる軍団の中のボス格でしょう。
コンボも立ち回りも、それまでの人達とは全然違いました。
そのゲーセンには、ローズ使いの方がおられるのですが、僕はその方には全く勝てません。
まぁ、そのローズ使いの方は中級者レベルなので、上級者に噛み付ける人なのでね、素人の僕ではフルボッコにされるのは当たり前な訳ですが、そんなローズ使いの方に今回の学生ローズ使いの方は戦闘スタイルが似ていたので、もしかしたら知り合いなのかもしれませんね。
ただ、リバサへの警戒が薄いのと、ピンチになると、中距離から削り殺しを狙ってくる癖があったので、その癖を利用すると、まだ何とか勝てるレベルでした。
電撃で学生さん達に乱入された時もそうでしたけど、学生さん達は本当にストイック。
ゲームに真剣に取り組んでいるという姿勢がうかがえます。
こういう方々が本当に強くなったとき、世界にゲームの楽しさを発信できる人材に成長していると思うのでね、おじさんはそれを見るのが今から楽しみです。
最後に一言だけ言わせて下さい。
俺は、べつに格ゲーを舐めている訳じゃないよ。
自分が楽しいと思うゲームをしようと思ったとき、あんな適当なプレイになってしまうだけなんだ。
俺は、ゲームで結果を残したい訳じゃないし、ひとつの趣味のコミュニケーションツールとしてゲームを考えているから、どうしても真剣にゲームをやっている人にはイラっとする遊び方になるのかもしれないけど、…そこら辺ね、もう少し理解してもらうと嬉しいね。
趣味ってさ、仲間と共感しあって、自己満足のもと楽しむものじゃん？
君たちとは、ちょっと目的が違うけど、互いに違う目的のもとゲームをしていても、お互いに理解し合うとゲームの視野も広がると思うから、そこら辺よろしくお願いします。
てなわけで、今回は学生さん達との野試合報告でした。
閲覧ありがとうございました！
