今回は、アーデルハイトの追記をいきたいと思います。
『ヤフーブログ・アーデルハイト』という検索ワードが掛かっていたので、僕のところに遊びに来てくれた方が居たのだろうと信じ、追記を書いていきたいと思います(笑)
まずは、アーデルハイトという人物について、かるく復習したいと思います。
アーデルハイトは、KOF94でラスボスを勤めたルガールの息子です。
父・ルガールは、傲慢で支配欲に溢れた見るからに『悪人』だったのに対し、息子・アーデルハイトは、謙虚で、礼儀正しく、父とは正反対の性格の『良識人』です。
ここで、善人と使わないのは、いまいちアーデルハイトの性格を僕が掴みきれてないから。もしかしたら、心の奥底にはどす黒いものが眠っているのかもしれませんし、そこはまだ分かってませんからね。
KOF2003
KOF11
さて、ではアーデルハイトの何について語りましょうか。
ボスキャラの攻略は前回書きましたし、キャラクター紹介にはちょっとネタが早いですしね。
となると、前回はアーデルハイトの感想をあんまり書けてなかったので、今回は感想を書いてみましょうかね。
まぁ、これといってあんまり目立った特徴がないアーデルハイトですが、1つだけツッコませて頂けるなら、僕は言いたい。
なんで、KOF13でアーデルハイトを無視した!?
これ、多分格ゲーしかやってない人は、KOF2003がバッドエンディングのラスボスでKOF11の中ボスだったから、KOF11でやられたから、KOF13で出てこなかったってことだろう?って思われた方もおられると思います。
でも、このキャラって、アッシュ編のもう1人の主人公って感じなんです。
アーデルハイトの妹であるローズは、2003でアーデルハイトの横で何かごちゃごちゃ言ったあと、11のアーデルハイトのエンディングで妹が敵に操られる演出があり、その伏線の回収は、KOF13でアーデルハイトの妹であるローズが敵に操られる形でKOFを主催したとなるのですが、肝心のアーデルハイトの回収は全くされてないんです。
ただ、これはアーデルハイトのショートストーリーを読んでいないと、「なんで?」ってなりません。だって、ゲーム内じゃ、アーデルハイトがやられて終わりですからね。
まぁ、興味のある方は、KOF2003とKOF11のアルカディアムックにアーデルハイトのショートストーリーが掲載されているので、そちらを御覧ください。
これ、ちょっとだけネタバレすると、KOF2003でアーデルハイトとハイデルンという軍人が街中で出会うんです。で、仲良くなるのですが、ハイデルンはアーデルハイトの父であるルガールに家族を亡き者にされているんです。まぁ、そこでは二人はその事には触れないまま別れるのですが、KOF2003から1年後にあたるKOF11の話で、再び2人は出会うんです。そこで2人はしばらくたわいものない話に華を咲かせるのですが、話が途切れると、ハイデルンにアーデルハイトは「次に会ったとき、私は君の『敵』だ」と宣戦布告されるんですね。
ここで、皆さん「え?」ってなりません?
アーデルハイトは、ルガールの息子ってだけで、物語中に何をしたのか、その描写は一切書かれていないんですよ。
ただ、自分に向かってきた格闘家たちを倒しているだけです。
なのに、ハイデルンに『敵』と見なされたということは、ルガールの息子って以外に何かもっと大きな理由があるってことですよね。
アーデルハイトが出ている作品は、俗にアッシュ編と呼ばれ、『KOF2003・KOF11・KOF13』の3部構成になっています。そのうち、アーデルハイトは2003と11の2作に登場しているのですが、11で敵と見なされたアーデルハイトはどうなったのか。その話が13では見事なまでに無視されているんです。
家庭用では、なんかアーデルハイトがどうのこうのって話を耳にはさんだことがありますが、アーケードではアーデルハイトの「ア」の字も出てきませんでしたからね。
そういう意味では、物凄くかわいそうなキャラクターだったと思います。
2作目までアッシュ編の影の主人公っぽかったのに、3作目でこの扱いは流石のアーデルハイトも怒るというものでしょう。
願わくば、おじさんはちゃんとアーデルハイトの回収をどこかでやって欲しいと思ってる。
ケンスウの龍の気と一緒に!
閲覧ありがとうございました!