検索ワードに『ツキノヨルオロチノチ二クルウイオリ』とありましたので、今回はそれいきたいと思います!
KOF97(1997年)
カプエス1(2000年)
SVCカオス(2003年)
とりあいず、暴走庵がプレイキャラとして使用できるタイトルを挙げてみました。
まぁ、色々ツッコみたいことはあると思うのですが、最初は吸血鬼みたいな感じだったんですね。それから、目が黄色くなって、…ベースはスト3セカンドの真豪鬼かな?そして、それはSNK作品であるSVCカオスにも引き継がれる。
性能は、97当時は『スピードが早くなっただけ』なのですが、それが大問題で、もともと強キャラの庵に更に早さが加わり、最早見切ることが不可能な連係が取れることから、対人戦は禁止されるところも出てくるほどでした。
カプエス1は、強いんですけど、レベル4設定(カプエス1にはレシオというシステムがあり、各キャラにレベル設定がある。プレイヤーは、そのレベルが『4』になるようにキャラクターを選択しなくてはならない)のため、1人で戦わなければならず、性能面は良くても体力面でキツいというのがありました。
SVCカオスは、システムとの愛称も良いので、ガン攻めがお好きな方は楽しいと思います。上級者の決めるキャラランク云々は分かりませんけど、素人の僕が使った感じは、対人戦でも早さを生かしたフェイクが掛けられるので、強いと思いますよ。
まぁ、暴走庵に関しては、出た当初、エヴァのパクリだとか、性能が強すぎて終わってるとか、ぞんざいな扱いを受けつつも、けっこう人気は高かったですね。
そして、「卑怯」とか言っときながら、必ず対人で使用する人が居ました。
何が卑怯ってね、もともとノーマルの97の庵は通常技が強いわけですよ。
格ゲーしない方は、通常技より必殺技に目がいく方も多いですが、基本どのゲームも通常技がメインの始動となります。なので、通常技の判定が強いというのは、そのあとコンボへも持っていきやすく、自分に有利な状態へ発展しやすいんです。
ノーマルの庵でそういう強さがあったのに、暴走庵で更にスピードまで加わってしまった!
これは、どういうことかと言うと、馴れた人に使われると、どうしよもないってことです。
97は、テリーの永続に目がいきやすいですが、対人ではこの暴走庵もかなり鬼でした。
さて、97の暴走庵の話ばかりしていますが、実を言うと、あんまりカプエス1とSVCカオスの暴走庵は思い出がないんですよ。
まぁ、あるにはあるんですけど、あんまり話しすぎると、キャラ紹介コーナーで紹介するネタがなくなるので、ここで書くのは控えたいと思います。
最後は、イラストの話です。
これは、好みの問題が強いでしょうが、僕はやっぱりKOF97の暴走庵のイラストが一番好きですね。
なんか、いつの間にか目が黄色になっていますけど、そんなのよりも97の暴走庵のイラストが僕は好きです。
これって、やっばり世代なんですかね。
だって、「なんで?理由は?」って聞かれても、「格好良いから」ってしか答えられない自分がいるんですよね。まぁ、格ゲーはキャラゲーなので、そういう『見た目』で決める側面もアリでしょうが、あまりにも端的な答え方しかできない自分が居るってことは、それだけ97の暴走庵が好きだったのかなって自己分析しています。
僕のあとの世代の子とかになると、まず97の暴走庵を知らないですからね。これって、すごく悲しいことですよ。
時の流れとは残酷なもので、どんなに素晴らしい作品でも、ブームが過ぎれば色褪せてしまいます。
97は、僕の中では良作でしたけど、格ゲーが対人戦を目的としたゲームである限り、世論はキャラクターやストーリーよりゲーム性を重視します。
結果、97よりもバランスの良いKOF98ばかりが注目され、その前の過去の作品は98の布石にしかならない。
暴走庵が初めて出たのはKOF97からなのに、それが名作なら「ここから出たんだぜ!」みたいな称賛を浴びるのに、それが世間一般で認められた名作でなければ『既に居たもの』という認知で終わってしまう。
まぁ、世の中なんてそんなもんですけど、僕は一言だけ言いたい。
97の暴走庵、強いけど、面白いよ。
閲覧ありがとうございました!