今回は、『ダルシム、偽りの炎』という検索ワードが引っ掛かっていたので、そのネタを行こうと思います!
この人がダルシムさん⬇
ストリートファイターシリーズでも色物的存在のダルシム様は、ヨーガという独自の戦闘スタイルで、数々の奇跡を魅せてくれるファイターです。
当時は、ヨガという単語がまだ世に浸透いない頃。特に、スト2当時小学生だった僕は、ヨガなんて知る筈もありません。
なので、ヨガを習得すれば手が伸びると本気で信じていました(笑)
さて、ヨガを習得としても現実では手は伸びないし、炎を出せる訳でもない。でも、設定上は炎を出していると言うことで良い筈だ!
しかし、この検索を掛けた方は知ってしまったのでしょう。
ダルシムの炎が偽りの炎であることを!
そう。ダルシムの炎はあれ、炎ではないのです!
ダルシムは、人を導く者なのに、みんなに嘘っぱちの炎を見せ付けていたのです!
でも、その炎がどうして偽りと言うのが分かるのかと言う話になりませんか?
まさか、本人が公言している訳でも有るまいしー…。
いえっ!ダルシムは公言していたのですッッ!!
それが書いてあるムックがこの一冊⬇
この頃のムックには、キャラクター一人一人の話が掲載されていて、ダルシムのお話も載っています。
今回は、その中から一部抜粋して、偽りの炎のことについて紹介したいと思います。
『突然ダルシムの体が、巨大な炎の柱に包まれた。サリーは驚き、夫に呼び掛けた。「あなた!」しかしダルシムは平然と、炎の中で振り返った。「心配いらない。これはヨガの奇跡、火の神アグニの力を借りた偽りの炎だ……大丈夫だよ」そう言うと、炎は炎は音もなく消えた。』
ちなみに、サリーというのはダルシムの奥さんです。ダルシムには、ダッタという息子も居ます。
まぁ、炎の神様が貸してくれた力とダルシムの実力が相まって生んだ力こそ、この偽りの炎なのですが、そうなると、炎は出せないものの、気を操ることができるダルシムが、何故わざわざこんな幻影など見せて、ストリートファイターをするのか、その理由が気になりませんか?
そう。そこにも、ちゃんとした理由があるのです!
その理由を、またムックから抜粋して書きたいと思います。
『「この力を用いれば、必要以上に相手を傷付けることなく、闘いに勝利することができるだろう」』
なんと、ダルシムは相手を傷付けることなく、勝利する手段を考えた結果、この偽りの炎が生み出されたのです。
どうです?このダルシムの思いやり。戦う相手にすら慈悲をかける、ヨーガの心!
本当、涙が出てきますね。
今度から、僕もダルシムと対峙するときは、ダルシムが常に慈悲を掛けていることを思い浮かべながら戦いたいと思います。
手が伸びるのも、相手が傷付かないようにするため。炎も実はただの闘気。
ん?待てよ。慈悲というより、なんか自分が傷付かない為の姑息な手段にも見えてー…。
ちっ…違う!ダルシムに限って、そんなことは絶対にない!!
と、言ってみる。
閲覧ありがとうございました!