446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

【お題14】ぐんぐん伸びる

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ということで、今週のお題は「○○の成長」だそうです。

それでは、早速いってみたいと思います!

これは、僕のブログのテーマである「素人の格ゲーブログ」に当てはめることができるので、今回はゲームオンリーでネタを書いていきます。

僕は、小学4年にサムライスピリッツ天草降臨というゲームを友達に駄菓子屋で勧められ、それ以来、云十年、素人ゲーマーをやっています。

最初は、CPU戦を全クリするだけで満足していたのですが、やがて友達と対戦をするようになると、「強くなりたい!」という気持ちが芽生え、それから中学卒業ぐらいまでは、とにかく対戦にのめり込みました。

とりあいず、格上・格下関係なく、誰かゲームをやってたら、片っ端から乱入して、負けたらなんで負けたのかを友達と協議する。

そんな毎日を送っていました。

で、そんな甲斐あって、仲間内ではある程度結果を残せるようになったんです。

それに安心したのか、それとも満足したのか、それから高校卒業まではあまりゲームというものは触らず、社会人になりました。

社会人になって、また格ゲーをする機会があったので、ぼちぼちやっていたのですが、10代後半から20代前半ぐらいまでは、集まってやっている仲間が僕より格下ばかりで、その方達に勝てるという結果があったので、正直天狗になっていました。

その環境が一変します。

ドラゴンさん、ヒゲリン、部長、河童さんとの出逢いです。

この4人は、僕と同じで、ゲームが大好きな4人で、どんな環境でもどこかで時間作ってゲームをやってやる!というような人達でした。

僕は、そんな4人とすぐに意気投合して、対戦するのですが、まぁ勝てない!

しかも、普通なら、ストリートファイターは勝てなくてもギルティは勝てるとか、このキャラでは勝てなくてもあのキャラ使えば勝てるとか、そういうのがあったのですが、ゲームの大好き度は僕と同じ4人です。

無論、全キャラ触ってるし、ある程度の知識とコンボは持っている。そして、ある程度の素人なりの対策を持っている。結果は、全く歯が立ちませんでした。

でも、不思議なことに、ゲーセンやオンラインで格上にフルボッコにされると腹が立つのに、この4人と対戦するときは全然腹が立たなかったんですね。

最初は身内で回して対戦してるから腹が立たないのだろうと思っていましたが、そうではありませんでした。

当時は格ゲー氷河期で、ゲーセンには居ても素人狩りで、格ゲーをしている人は見当たりませんでした。

僕とヒゲリンは、その時おなじ職場で働いていたので、仕事帰りによく二人で対戦をしていたのですが、するとその人っこ一人居なかったゲーセンに、徐々に人が集まってきたのです!

その集まってきた人達というのがまた凄くて、ヒゲリンより格上も居れば格下も居る。年上も居れば年下も居る。更には、女の子まで集まってきて、もうね、お祭り状態です。

僕は、その時に思いました。

あぁ、ゲームって強さじゃないな。俺も、こういうのやりたいな。ってね。

人が集まる対戦というのは、相手に面白いと感じてもらわなければなりません。

つまり、対戦で勝つという結果だけではなく、他人に評価してもらい、「良いな」って思ってもわらなくてはならないんです。

どのみち僕は、河童さんやドラゴンさん、部長みたいにストイックに格ゲーをやり続け、結果を残しながらゲームの楽しさを伝えるというのは無理だということが分かったので、どうせならヒゲリンみたいに、楽しくゲームをしながら、他人に少しでも面白いと評価してもらえるようなゲームができたら良いなって考えるようになりました。

それから、自分の好きな格ゲーだけでなく、色んな格ゲーを触るようになって、色んなキャラも触って、何か面白いことをできないか、意識してプレイするようになると、今まではオフライン対戦で声を掛けられることはなかったのに、ときどき知らない人から声を掛けられるようになったんです。

電撃で格下の方に乱入されたときは、「対戦してくれてありがとうございます」と学生さんに言われ、結婚式に行く途中に乱入してくれた若い方には、「結婚式よりこっちの方が思い出になりそうです」と笑いを誘ってくれました。

また、格上の方でも、スト3サードで「きみ、面白い戦い方するね」と評価して頂いたり、苦手なKOFでも「できないなりに工夫が凄いね」と言って頂いたり、自分なりに一生懸命やっていることが、対戦を通して相手に伝わっていることが言葉で返ってくるようになったとき、少しは成長したんだな、と感じることができました。

まぁ、ただ漠然と「強くなりたい!」という自分のことしか考えてないゲームから、他人に評価して貰いたいという考えに転換できるようになったのが、自分の成長に繋がったのかなって気がします。

これって何でもそうだと思うんですよ。

自分のことしか考えていないうちは、勉強にしろ、仕事にしろ、恋愛にしろ、周りが見えてないから、自分の考えを押し通すことしかできないでしょ?

でも、他人に認められたいと考えると、今度は他人に認められるにはどうしたら良いかを考えるようになるから、視野を広げるようになり、物事を客観的に捉えることができるようになる。

どうも、頭のなかでは分かっていても、文章にした時、上手く出てきませんが、僕の中でのゲームの成長は、自分が強くなることより、人に認められることでした。

そうすることで、色んな人との繋がりもでき、そしてゲームに興味がなかった人にも、ゲームを好きになってもらえるようになったので、それができるようになったことは、自分にとって大きな成長だと感じました。

はい!これ以上言うと、また変な方向へ話が飛びそうなので、今回はここでお開き!

閲覧ありがとうございました!