446の素人格ゲーブログ

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【企画83】ストリートファイターシステムの歴史(スト4編)

ストリートファイターシリーズのシステムの歴史を振り返るのも、いよいよ残り2つとなりました。

今回は、2008年にアーケードで稼働し、対戦格闘ゲーム黄金期を総記させるほどの盛り上がりをみせ、プロ制度の基盤を作ったタイトル、スト4のシステムを振り返ってみたいと思います。

セービングアタック

本作を語る上で外せないシステムで、コマンドを入力することにより、相手の打撃を一発耐えることができます。

コマンドを入力する際、溜める時間によって、レベル1からレベル3まであって、それぞれ性能が変化します。

①レベル1…カウンターヒット時のみ崩れ状態を誘発させる
②レベル2…ガード硬直増加、通常ヒットでも崩れ誘発
③レベル3…ガード状態でも崩れ誘発

セービングは、成功後にキャンセルも可能で、例えば相手の飛び道具に対してセービングをし、ヒット後にステップでキャンセルをして相手に近づくなんてことも可能。使い方は、無限大です。

セービングには、ゲージを使用して出せる特殊技もありまして、こんな感じです。

①EXセービング
特定の技をヒットさせたあと、スーパーコンボゲージのブロックが2本ある状態でコマンドを入力すると、EXセービングアタックという特殊なセービングが発動します。特徴として、飛び道具を発動した後や技がヒットしていなくてもキャンセルが可能で、飛び道具を撃ってEXセービングで距離を詰めるみたいなこともできたりします。イメージとしては、ギルティのフォースロマンキャンセルに近いです。

②レッドセービングアタック
スーパーコンボゲージが2本ある状態で、コマンドを入力すらと発動します。特徴は、通常のセービングが相手の技を一発しか耐えないのに対し、レッドセービングは何発も耐えるということ。つまりは、ヒット数が多い乱舞系の技も理論上は全て耐えることができるんです。ただし、ダメージの蓄積は当然あるので、耐えれるからといって安牌の手とは言えません。

③EXレッドセービングアタック
EXレッドセービングは、スーパーコンボゲージが3本以上ある状態で発動できる特殊技で、EXセービングのレッドセービング版とイメージしてください。レベル1でも崩れを誘発し、コンボの火力の底上げもできるので、初心者の僕には有り難いシステムでした。EXセービングに自信がない人は、こっちで確実にコンボを叩き込むのをお薦めします。

■リベンジゲージ/ウルトラコンボ

リベンジゲージは、スーパーコンボゲージの左側にある円形のゲージで、ダメージを蓄積するごとに溜まっていき、半分以上貯まるとウルトラコンボという各キャラにそれぞれ実装された強力な必殺技、ウルトラコンボを発動することができます。本作では、セービングで打撃を耐えつつ、このリベンジゲージを溜めていき、いかに効率よくウルトラコンボを当てていくかが鍵となります。

先程、セービングは打撃を一発耐えると言いましたが、そのときに回復可能なダメージを受けるんです。とはいえ、セービングしてもダメージは受けたことになるので、セービングで相手の攻撃を受け流し、ダメージを回復させつつ、リベンジゲージを溜めていき、ウルコンを撃てる状態を作り、相手にプレッシャーをかけていく。

ただ、セービングした回復可能なダメージは、一発ヒットしちゃうと、その分が本当のダメージとして蓄積しちゃうので、物凄く立ち回りには気を付けなきゃいけないんですね。

ただ、このシステムのお陰で、結構ナメプしてくる人は立ち回りで失敗してくれるので、格上でも勝てることができました。

ようは、ナメプしてくる人って、そこまで実力差がないけどやたら俺強いですアピールしてくる人だから、無理にセービングしてきたりするんです。

で、できもしないくせに、中途半端な知識と技術で魅せようとするから、そこをボコれる訳ですね。

そういう意味では、僕は一番やってて楽しかったゲーム。

後にスト5が出てからは、スト4もテクニカルなゲームとなってしまったけど、慣れればどっちも変わらないし、やることがどのキャラもハッキリしているという意味では、寧ろスト4シリーズの方が僕はやりやすかった。

しかも、このゲームのお陰で、アーケードに人が帰ってきて、闘劇なんかのプロ制度の前身となる大会なんかで、有名プレイヤーが注目され、観戦勢なんていう言葉も生まれ、大きな盛り上がりを見せたので、場末のゲーセンで仲間と寂しくゲームをしていた僕にとっては、かなり思い出深い作品です。

スト5になり、プロゲーマー制度が確立すると、ベクトルが違う方向に走ってしまい、僕としては残念な方向へいってしまいましたが、…まぁそれは明日しましょうかね。

それでは、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!