みなさん、おはようございます。
時間に余裕があるからと、1年前に購入した闘劇のKOFNWのDVDを視聴し、上級者でもチョイの杓死と若ギースは強いという現実を見せ付けられ、絶望感でいっぱいの446です。
俺のような初心者から初級者界隈ではクソ性能の若ギースも、中・上級者になると、キャラがバラけて面白い対戦になるのかなと思ったら、結局はあぁなるのね。そもそも、チョイとかワイヤーやられ当てれたら、あとはキーだけでめっちゃ入れれますからね。
いや、おかしいやろって話です。
ということで、久し振りにKOFを対戦してきました。
今回のメンバーはヒゲリンとハクビシンくん。サラブレッドは、家のことでバタバタしていて引き続きお休みです。
観光の帰りに立ち寄ったゲーセンでKOF2002UMを対戦していたら、隣でKOF98(無印)を中学生ぐらいの子がし始めて、コチラをチラチラ見ていたので、ハクビシンくんが「軽く対戦してきますわ」とその中学生に乱入したんです。
そしたら、後輩くんが5回やって5回とも敗北して帰ってきた。
「ヤバいッス。結構強いッスわ。確実に投げを決めてくるし、コンボも持ってます。俺じゃ無理ッス」
そうか。なら帰ろうかと言おうとしたのですが、ハクビシンくんはどうやら納得いかないらしく、僕の方をジッと見てくる。何かを察したヒゲリンは、「あっ、俺、KOFは2002の無印からだから、98(無印)とかできないんでヨロシク」と先に断ってきた。
「お願いします!446さん‼いいオッサンが、中学生の誘いに乗って、このまま帰ることなんてできないでしょう!」
そう声を荒げるハクビシンくんの後ろで、その中学生が僕の方をガン見していて、もうね、ぶっちゃけ逃げれそうになかったので、「乱入していいですか?」と聞いて乱入しようとしたらー…。
「お願いしますッッ!!」
めっちゃ、気合い入ってる…(TT)
これで、俺がこの子より弱かったら、少年、めっちゃ悲しむだろうな…。
そもそも、僕は98世代の人間ではあるものの、カプコンが好きだったので、ゼロ3やサードをやってて、98とかほぼほぼ触ってなかったんですよね。
因みに少年は、オロチシェルミーとクラーク、そして庵を選択していました。じゃあ僕は、ということで、アテナ・ユリ・炎庵を選択。
まぁ、ユリは保険です。僕の中でユリが一番強いので、二人がやられても良いように入れました。アテナは、学生くんがさっき使っていたのを見てて、あんまり自分がやりたいことが見付かってなかったみたいなので、僕のアテナと戦って、何か見付けてくれると良いなと思い投入。炎クリスは、オロチシェルミーが居たから、「シェルミー!」「はぁい」の掛け合いが見たくて投入!
すみません。くだらん理由で(笑)
さて、対戦ですが、結果から行くと、楽勝でした。とにかく、投げばかり狙ってくるので、変なところでジャンプしてみたり、もうそれだけで彼は困惑してしまいます。
あと、単発での技の振り方はなってるのですが、なんでもいいからコンボが欲しいところ。特に、超必の連発なんかしても、当たらなければ意味がない。
ということで、通常技から当ててコンボで倒すってことをしても面白くないし、向こうも作業見せられるだけでつまらんでしょうから、アテナで3人抜きを目指すのと、その際テレポ投げをやるってのを頑張ってみました。
これ、僕もされたテクニックで、CPU相手にずっと練習したヤツなんです。
まぁ、テクニックなんて言ってますが、全然テクニックでなく、とりあいず当てたらコンボでダウン取って、テレポートで相手を翻弄し、通常投げをする。ただそれだけです。
でも、これが案外難しくて、KOFって通常投げするのって、結構密着しなきゃいけないので、ここら辺の苦労を分かってくれるなら、少しは湧くかなと思ってたらー…。
「うぉおぉ!このオッサン、ヤベエ!全部避けて投げてくるよ!!」
と、思ったより良い反応。
つーか、2周りぐらい年が離れてる子に普通にタメ語使われたよ。オッサン、ヤベエ言われたよ。
まぁ、良い意味で使われてるから、嬉しいけど(笑)
ここで厄介だったのが、やっぱクラーク。投げ間合いが広いのかな?アルゼンチンが結構な確率で入っちゃうんですよね。
そして、4回ぐらい倒した時、それまで同キャラで来ていたのに、キャラ変更をしてきました。
クラーク・.表シェルミー・大門
全て投げキャラです。恐らく、彼のメインキャラでしょう。
まぁ、何と言いますか、大門だったら地震、クラークだったらアルゼンチンバックブリーカー、シェルミーだったらシェルミースパイラルで狩ってきたんだろうなぁというのが想像できます。
ここら辺、僕も最初に対戦してた時、よく狩られてやられてました。ただ、地震や投げだけしても、それを嫌がらせた後に次どう動くかを確立させてない彼は、結構通常技の牽制に当たってくれて、はい、じゃあその後どうなるかはお察しの通りです。
負けてあげても良かったんですけど、学生くんは勝つための対戦ではなく、強くなりたい感じだったので、大人気無いとも思いましたが、1回も負けてあげませんでした。
すると、学生くんが最後は挨拶しに来てくれて、僕にこう聞いて来た。
「いやぁ、強いですね~。プロの方ですか?」
いやいやいや。俺のレベルでプロになれたら、みんなプロになれるよ!
と、言うのも流石に夢を壊すので、「プロに見える?嬉しいね。ありがとう!」と言っときました。
すると彼は、本当は庵とかを使いたいけど、自分の同級生にガン待ちしてくるヤツが居て、ソイツに馬鹿にされること。勝つためにコマ投げキャラを使うしかなかったことなど、学生あるある問題を僕に話してくれました。
これはね、友達同士格ゲーあるある話ですよね。
必ず、待つ奴って一人は居るから、それにどう対応するかって話なんですよね。で、彼はまだガードさせた時に択一を掛けれるレベルではないので、しゃがみガードで待たれると詰んでしまうとかそういうことでしょう。
まぁ、ガードの揺さぶり方を教えても良かったんですけど、僕が考える格ゲーの一番の魅力は自分で戦い方を発見することだと思うんですね。そして、その発見は対戦の中にあるんです。なので、こう言いました。
「君は、投げキャラ使えばその友達に勝てるんだろ?でも、今回その投げキャラを使って俺には負けた。そこに何かヒントがあると思わないかい?」
すると、学生くんは「はい!」と大きく頷いて、僕に言いました。
「すみません!あと1回だけ対戦お願いします!」
…余計なことを言うんじゃなかった。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!