本当は、格ゲーの女性キャラ・男性キャラの紹介をする予定でしたが、盆休みにみんなで久し振りにゲーセンぶらり旅をしようぜ!ということになり、行ってきたので、忘れない内にブログに書き記したいと思います。
今回は、格ゲーと言うよりゲームセンターの話になりますが、もし良かったら最後までお付き合い頂ければ、僕にとってこれ以上嬉しいことはございません。
はい!ということで、ゲームセンター巡り!行ってきました。
キッカケは、ヒゲリンからのラインでした。
「盆ないと思ってたら、どうやら3日ぐらい取れそうやわ」
続いてハクビシンくんからも。
「仕事順調に行ったんで、休めそうです!」
前のブログでも話したように、僕は今年、かなり仕事が順調に進み、お盆に計画有給も合わせる事ができたので、多分普通に長期休暇取得した人達よりも、かなり長く休暇を取れています。
初盆等の家の行事や家族サービスを差し引いても、結構遊べる感じだったので、じゃあ県外飛び出して、ちょっとゲーセンぶらり旅に行きますか!となったんです。
あっ、でも勿論日帰りですよ(笑)
そこはね、泊まりとか言ったら、お神の殺意の波動が覚醒しちゃいますから。
今回のゲーセンの旅の目的は、県外の個人で経営しているゲーセンへゲームを行くことと、雰囲気を楽しむこと。そして、あわよくば経営者の方からお店の現状の話なんかを聞けたら良いなって感じでした。
⬛工場を改装したゲーセン
本当は、名前と写真も掲載したいところですが、僕のブログは個人ブログですし、許可を取ってる訳でもないので、あくまでこういう雰囲気のゲーセンということだけ、お伝えする方向で参ります。
僕等がこういう旅をする時の大前提として、文明の利器はあまり使わないようにするというのがあります。
自動車は時間と体力の問題で使わせてもらいますが、ここで言うならナビですね。
観光なんかでナビを使ってる人はお分かりのことと思いますが、今のナビは出始めの頃と比較すると、性能が格段に向上しています。当たり前と仰るかもしれませんが、例えばね、地図にも掲載されていないような水源でも、その周辺の住所を打ち込めば、その近くまでちゃんと案内してくれるんです。
いや、マジでビビりますよ。普通に、地元の人しか知らないような水源を見学しに行って、地元の人に変人たちが来たと勘違いされ、通報されかけようとしましたから。
それくらい、ほぼほぼ道に迷うことがないので、旅でそれは面白くないなってことで、ナビを使うのは極力禁止しています。
それで、ここからが本題ですが、この工場を改装したゲーセン。噂程度には知っていたんですけど、前回(コロナ禍前ぐらい)に行ったとき、見つけ切れずにギブアップしたゲーセンなんです。
ビックリするのが、その近くの地元の人や学生に聞いても、知っている人が居ない、または地理が曖昧だったこと。
そもそも、ゲーセンが工場という発想もなかった僕たちは、勝手に雑居ビルとか平屋をイメージしていた。
とりあいず、市街地近辺にあったような…という情報を頼りに、街の文化センター的なところに駐車させてもらい、周囲を探索することに…。
すると、市街地から少し離れた国道を渡った所に合同タクシーやアパート、ビデオ屋が閉店している廃墟空間が目に飛び込んで来た。
446「ここら辺も車で通ったもんなぁ〜」
ヒゲリン「昔はこっちが商店街で、今は俺達が車停めたところに市街地が移動したって感じか」
ハクビシン「でも、あの廃墟空間の中にある工場の倉庫みたいなとこ、格ゲーの筐体らしきもの見えません?」
446・ヒゲリン「なに!?」
見た目は工場の倉庫で、しかも壁や塗装も剝げて、正直誰かが使用している形跡はありません。
でも、これだけ探してないのだから、可能性に賭けてみたくなった僕達は、そこに足を運んでみることにしました。
すると、確かにガラス越しから覗くと、筐体らしきものが並んでいる。
しかし、人が居る気配は全く無い!
これやってるんですかね?とハクビシンくんが心配すると、いよいよ僕らに一抹の不満が広がります。
ゲーセン観光、場所まで行ったら潰れてましたなんてのはよく聞く話。
ここもそうなのかなと、僕等はゲーセンに背を向け帰ろうとしたら、中から初老の男性がこちらへ駆け寄ってきました。
「こんにちはー。ゲームなら、今からできますよ」
そう言って、すぐにドアを開け、筐体の電源をつけたご主人。そして、僕らへ「どうぞ」と中へ案内します。
突然のことに、僕等は言われるがままに店内に入ると、まぁビックリするほど店内は綺麗でした。
しかし、辺りを見回してみると、昔のパチンコ屋を彷彿とさせる大きな業務用エアコンが音を鳴らし、それでは店内が冷えないからと扇風機が何台も店内に設置されています。
現在10時22分。僕らの他には常連さんらしき人が1人、麻雀格闘倶楽部をされていました。
早速、僕は話し掛けてくれた店長らしき方に声をお掛けました。
446「先程は教えて頂き、ありがとうございました。ここは、10時開店ですか?」
店長「いえ、11時からです!」
え?じゃあ、俺達の為にわざわざ早く開けてくれたの!?
その初郎の男性の対応に僕等は感動しながら、早速ゲームをすると、レバーもボタンもしっかりメンテナンスされていて、操作しやすい。僕らにとっては最高の環境でした。
こんなに最高ならば、対人戦をしたらもっと楽しいに違いない。
そう思い、コインを投入するとー…。
チャリーン!
あれ?2P側のコインが入らない。
もう一度。
チャリーン!
…………。
これでは対戦できないということで、店長さんに対応してもらうことに。
446「すみませーん。お金を入れるんですけど反応しないので、対応お願いします」
店長さん「はーい。分かりました」
店長さんは、慣れた手付きでビデオゲームの筐体を開くも、そもそもどれがお金に反応する部品なのか分からない様子。僕が「これを外すと良いですよ」と言うと、慌てた様子で部品を外し、代替品を取り付けてくれました。
機械の取り扱いには慣れているのに、部品が分からない。これって不思議ですよね。ちょっと気になったので、お聞きするとー…。
店長「いや、ゲーセンは妻に任せてて、俺はカードショップやってたんよ」
嘘でしょ!?じゃあ、なんで今頃ゲーセン?と思ったら、カードショップは経営していたものの、ここらへんの地域があまりトレーディングカードゲームが盛んではないそうで、カードショップの方を先に閉店したそうです。
僕等の常識では、ゲーセンの方が断然儲からないというという認識があるけど、やっぱりそれもやり方次第なのかな。やっぱり、ネットや紙面だけの情報だけではなく、現場に趣き地域の人の話を聞くことで見えてくることって沢山あるよね♪
そういう意味でも、今回の旅は大変勉強になりました。
昼食は、もちろんゲーセン内で販売してあるカップラーメンを購入し、そこで食休みです。昨今では、施設内飲食禁止のアミューズメント施設が増加する中、ゲームしながら飯を食うってのも昔ながらのゲーセンだから出来ること。まだ、こんな事ができるところがあるんだね、と少しウルっとなりました。
はい。ということで、前半はここまで!
後半へ続く!
後半は、来週の金曜日更新予定です!
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!