446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

雑記314.動画勢

仲間内で飲みに行くと、最近よく耳にするのが「動画勢」という言葉です。

YouTubeなどの動画投稿サイトの動画を視聴して、格ゲーを楽しむ人たちの総称をそう呼ぶらしいのですが、それなら僕も見ますから「動画勢だ!」と言ったら、後輩くんは違うと言うのです。

動画勢は、基本格ゲーをすることはなく、動画を見て楽しむだけらしいのです。だから、格ゲーの知識はあっても格ゲーはまったくできないとか。

僕的には、やっぱり格ゲーをやって楽しむという考えがあるから、この動画勢というのは理解できなかったのですが、後輩くんの考えを聞いて何となく動画勢というのを理解することができました。

後輩くん曰く、「格ゲーのコンボや対戦を観るのは楽しい。でも、やるとなると、それだけの努力と時間をゲームに費やさなきゃならないから、それはイヤ。スポーツとかだって、観るのは好きだけど、やるのはイヤっていう人がいるでしょ?それとおんなじです」とのことです。

なるほど。格ゲーも、世に出て数十年になりますけど、そういう考えを持つ人も出てきましたか。

つまり、動画勢とは格ゲー観戦してる人のことを言うんですね!

僕が納得すると、後輩くんは更に続けて言います。

「最近は、格ゲーはするの辞めたけど、動画勢として残っている人もけっこう多いですよ」

その言葉を聞いたとき、僕もいずれはそうなるのかなって思いました。

ほんの何年か前は、そんなことはまったく思わなかったんですけど、最近はゲーセンでゲームしているよりも、学生さんや他人の対戦を観ているだけで満足してしまうんです。

悪く言えば、向上心がなくなっているんですね。

というのも、ずっと格ゲーやっていると、自分の限界というものが見えてくる。

例えば、このコマンドをしたあとにこれができないとか、このタイミングでこのコマンドを入れれないとか、その技術ができないと対戦でいくら勝てる道筋を頭で立てれても、対戦でその人には絶対に勝てないというのが出てきます。

コマンド入力ぐらいだったら、コンボの火力落として起き攻めを強力にすればよい話ですから、そこまで問題はないんですけど、技術はないとそこで相手に弱点として思いっきり突かれます。

相手の技術と状況によって、こっちも同等の対処できる技術がなければ、何も出来ずに負けるのが格闘ゲームというものです。

で、やればやるほど、その技術というのが奥深く、上級者と自分の差を見せ付けられ、自分の技術の限界に落胆します。

やっぱりね、この年になると、そういうの出てきますね。いくら、好きで格ゲーやってても、才能がある人は自分より五年も十年もあとにやり始めても、めきめきと腕を上げていきますから。最初は、基本を教えていた子が、いつの間にか教えられる立場になっているというね。

自分の実力はわかっているつもりでも、悔しくないと言ったらやっぱりそれは嘘になりますよ。

そうなってくるとね、もう後ろから観戦したり、動画を視聴していた方が良いですもん。

格ゲーは好きだけど、やれる自信をもがれていく。そこで、動画っていうのは都合の良いものかなと僕は思いました。

でもまぁね。まだ、心が折れるその日まで、動画勢という言葉は心の中にしまっておきましょう。

いずれ、自分が動画勢となるその日まで!

閲覧ありがとう御座いました!