446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

【お題24】応援

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今回のテーマは『応援』だそうです。

では、さっそくいってみたいと思います!

僕の応援したい人は沢山いますけど、このブログのテーマは『素人の格ゲーブログ』なので、素人らしく応援する人も身近な人にスポットをあてたいと思います。

僕が身近で、いま一番応援しているのは『ハクビシンくん』です。

彼は、僕より2つ下の後輩で、格ゲー歴は実を言うと僕より長く、5歳の頃から「波動拳」をうっていたということでした。

彼とは、一時期職場が一緒だったこともあり、ドラゴンさんと3人でよくゲームをしに行っていたのですが、彼はそこで1回格ゲーを辞めてしまいます。

理由は、僕やドラゴンさんにありまして、僕やドラゴンさんはアーケードで格ゲーの対戦をしていたものですから、自分より格上にフルボッコにされても『ゲーム自体が楽しい』と思えたんですけど、ハクビシンくんは同級生とゲームを楽しむ派で、いわゆる家ゲー勢だったのです。

しかも、彼の周りには自分より強いプレイヤーがいなかった為、最初は僕達に対してめちゃくちゃ上から目線でゲームのことを語っていました。

対する僕やドラゴンさんは、上級者と比較して「自分は弱い」と言っていたので、蓋を開けてみると、彼はドラゴンさんは当たり前として、僕にまでフルボッコにされる始末でした。

初めての敗北を知った彼は、家で練習してくるのですが、今まで対人戦をメインにしてきた人間との差を埋めるのは難しく、それに絶望したハクビシンくんはゲームを一時期辞めたんです。

やっぱり、僕らの実力を理解したあと、合わせて対戦しても、彼もプライド持ってゲームやっていたので、合わせて対戦してもらっていることが許せなかったんでしょうね。

そのうちに、僕は違う会社に転職し、彼も違う会社に行ったので、なかなか会う機会もなくなったのですが、何年か経ったある日、突然彼から電話が掛かってきまして、いきなり「勝負しましょう!」と言ってきたので、まぁ対戦したんです。

そしたら、昔とは明らかに対戦の仕方が変わってましてね、おまけに考え方も変わっていたんです。

身内やCPU戦ばかりしていた人が、対人戦できるようになるのって相当苦労することで、とにかく最初のうちは何をされているのかも分からずボコボコにされながら、強くなっていくしかありませんから、ハクビシンくんがどれだけ苦労して這い上がってきたかがうかがい知れました。

ただ、だからと言って、そんなに簡単に僕やドラゴンさんとの差が埋まる訳ではございません。

なので、昔の二の舞にならないよう、僕もドラゴンさんもハクビシンくんに合わせて対戦していたのですが、そしたら彼は僕らにこう言ってきたのです。

「最後に、本キャラの本気で対戦をお願いします!」

それを聞いたとき、僕もドラゴンさんもハクビシンくんって成長したなぁって感じまして、そこから彼を応援するようになりました。

ハクビシンくんも、ただ這い上がってきただけでなく、這い上がってきた理由があって、1つは自分にとって格ゲーはかけがえのないものだと気付いたからで、もう1つはハクビシンくんの後輩にゲームに興味がある人が何人か居るので、その人たちにゲームの楽しさを伝えたいということでした。

やっぱりね、最終的に人はそこに辿り着くのかなって思います。

僕も、職場や近所など、身近にゲームに興味がある人にゲームをもっと触って欲しいし、格ゲー仲間とこれからも友好な関係を築きたいので、格ゲーをずっとやっているというのがあります。

正直、自分一人だけだったら、もうゲームなんてしなくていいんです。

だって、ゲームじゃ自己満足できんでしょう。ずっと、対戦と隣り合わせにあるわけで、常に勝敗がついて回るんですから。

趣味は趣味でも、僕等の中でゲームは一種のコミュニケーションツールで、そんなゲームの仲間を失いたくないし、「やりたい」という人の力になりたいから、自分にできることを素人なりにやっているというのがあります。

とにかく、僕等のような底辺でプレイしている輩は、今持っているプレイスキルを落とさないことと、できなくても人に聞かれたとき、すぐ説明できるように勉強しとくこと。

これが大切です。

ハクビシンくんも、僕と同じような目的で、また格ゲーを触ってくれたことが嬉しくて、微力ながらハクビシンくんの応援をしています。

なんだろうなぁ~…。

こう考えると、ヒゲリンやドラゴンさんみたいにプレイスキルで人を惹き付けるのが一番格好良いですけど、プレイスキルがないからって自分にできることがないわけではないんですよね。

ハクビシンくんがそれに気付いてくれたことが嬉しいし、やっぱり僕等はいずれ年を取って格ゲーに限界がくるときがきますから、その時に次にゲームをしてくれる人達を作っておかないと、周りに誰もしてくれる人が居なくなる。

今は、Eスポーツの影響で、格ゲーも動画配信される時代になり、「するゲーム」から「みるゲーム」に移行しています。

でも、身体を動かすサッカーや野球だって、もとはゲームだったんです。

言い方を変えると取っつきにくくなりますが、Eスポーツと名前を変えようが、格ゲーは本来テレビゲームであり、1つの趣味としてみんなでワイワイ楽しめるもの。

ハクビシンくんも、勝敗に関係なく、その楽しさが分かったから、またゲームをしようと思ったし、ゲーム仲間との絆を大切にしたいと思えるようになったそうです。

お互いに同じ目標に向かう仲間として、これからもハクビシンくんを応援していくと共に、彼が困っていたら、すぐにサポートできるような、先輩でありたいと考えています。

それでは、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!