446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

【検索5】なぜゲーム離れは進むのか

今回は、検索ワードに「ゲーム離れ・深刻化」とありましたので、ゲーム離れが進む理由について考えてみたいと思います。

と言っても、僕は家庭用ゲームはしないし、ほとんどゲーセンで格闘ゲームしかやっていないので、今回は格闘ゲーム限定で話を進めさせて頂きます。

画像はありませんが、もしお時間が許すのであれば、最後までお付き合い下さいませ!

まぁ、格闘ゲームと言えば、練習しても勝てないとか、アーケード・オンラインともに時間が経つと過疎化するから練習してた時間が空しく感じるとか、思い付くだけでも理由はけっこうありますが、今回はその中から特に理由として挙げられた意見に多かったものをご紹介します。



(1)システムが複雑になって、楽しいと感じなくなった

これは、僕の世代以上、30代から40代の格闘ゲームが好きな方に多かった意見です。

昔は、必殺技1つ当てれば大ダメージ与えれたものが、いつの間にかコンボという概念が生まれ、読み合いよりも技術が問われるようになりました。

コンボゲーが多くなる中、そこに更なる読み合いを付け加えたものだから、コンボ中や固めている最中でも、決して安心することはできず、自分がどの立場にあっても、何かしらの危険が伴うことを頭に入れとなければ、対戦で勝つことは難しくなりました。

最初は経験だけで戦えたものが、そこに技術が加わり、そして膨大な知識まで必要になると、難しい技術に対する血の滲むような練習や、知識を高めるため他の趣味の時間を潰して勉強をしなければいけません。

ゲームで様々な努力を強いられるという理不尽さ!

何故、楽しくゲームをしたいだけなのに、わざわざゲームで練習や勉強をしなければならないのか。

1回そういうことを考え始めると、もう格ゲーに戻りたいとは思わないみたいですね。

「付き合いでやることはある」と仰る方は居ましたけど、そういう疑問を抱くと、もう戻ることは少ないみたいです。




(2)自分がしたいと思う格闘ゲームがなくなった

…すみません。これも、同い年からの意見です。

何だかんだで、僕の格ゲー仲間って同じ年が多いので、どうしても意見に偏りがありますけど、お許しください。

前にも書きましたが、僕の世代の格闘ゲームって硬派なヤツが多かったんです。

今は、ブレイブルー厨二病ゲームの代名詞になっていますが、僕の世代はKOFブレイブルーみたいな感じでした。

当時としては、かなりストーリーも凝ってたんですよ。神話から話を繋いで来たりしてね。小・中学生だけでなく、大人もハマってやってましたからね。

ただ、時代が移り変われば、その時代の流行りの内容や主流のキャラクターのイラストなんかも変わってきます。それに、どこまで自分が順応できるかって話なんですけど、格闘ゲームって結局はキャラゲーですから、パッと見て、自分の許容範囲を越えた物語やデザインになっちゃうと、触るのに勇気が要るし、新しい時代になったからゲーム卒業しようかなってなっちゃうみたいですね。

これはね、ある意味仕方ないことなんですけど、意外にそういう概念にとらわれず触ってみると、今の格ゲーも面白かったりするんですけどね。




(3)自分がやりこんでいる格闘ゲームの大会が行われなくなった

これは、ガチ勢の方に多かった意見です。

ガチ勢の方は、1つのゲームを相当やりこんでいる方ばかりで、そのやり込む最終目的は大会で自分の実力を試すってことです。

個人のゲーセンが主催する小さな大会でもいいし、世界大会規模の大きな大会でもよいですが、ともかくそういう場所で自分の実力を試す場所がなくなれば、練習をする意味が無くなりますからね。

ゲーセンの相次ぐ閉店や、ゲームのプロ化に伴い、普通の人達が気軽に大会で自分の実力を試せる機会が少なくなったというのもあるかもしれません。

なんだか、そういう話を聞くと寂しいですね。



(4)格ゲーをやりたくても、やる時間と体力がない

これも、僕と同じぐらいの世代の人の意見です。

理由は、結婚した、子供ができた、会社で責任がある立場になった、この三つが挙げられます。

ゲームも、社会人になったぐらいでは、好きな人で辞める人はなかなか居ません。

でも、ゲームを趣味でやっている以上、仕事とゲーム以外のプライベート以外でゲームをやる時間を作るとなると、年を重ねるごとにだんだんしんどくなってきます。

パチンコや競馬なんかのギャンブルは、自分のやりたいときにやれば良いですけど、特に対戦格闘ゲームなんかは、ある程度自分の腕に誇りを持ってやっている人が多いです。

これくらいはできる、いや、できないでどうする!というのがその人の中にはあって、練習不足でできなくなったときの自分自身への落胆は文章では言い表せないものがあります。

やっぱり、結婚すれば今まで自分の時間として使えたものを、パートナーと共有しなければいけませんからね。子供が生まれれば尚更です。
社会的地位(仕事で責任のある役職)が生まれれば、今まで自分の仕事だけしとけば良かったものが、全体を見渡す必要が出てきて、そこにも時間を取られるようになりますからね。

そこでだいぶんスパンが空いて、さぁ余裕ができたから久々に格ゲーやろうかなと思ったら、自分の腕が落ちている現実を突き付けられるのです。

積み上げたものが崩れるのは一瞬です。少しやらなくなっただけで、時間を掛けて会得した技術はすぐに朽ちてしまいます。

しかも、『その技術が昔はできた』という過去の功績が邪魔をして、余計に強がってしまうんです。

練習不足で腕が落ちたとき、一番最初にやらなければならないのは、自分がどのレベルまで下がったのか、その確認なんですけど、練習する時間がなくなって、どんどん腕が落ちていく自分を認めて、それでも格ゲーをやるぐらいなら、一層のことゲームから足を洗った方が良いなと考える人も多いようですね。




さて、僕の周りだけの話ですが、とりあいずゲーム離れする理由を書いてみました。

僕の年代の人に聞いてまわったので、だいたいみんな似たり寄ったりの意見でしたが、(4)の意見が一番やめる理由としては多かったですね。

まぁね。ゲームとは言え、学生の頃からある程度プライド持ってきてやって来たら、そういう気持ちにもなるのかなっては思います。

楽しくゲームをやるというのは、まぁ一人一人異なるわけで、時代や環境が変われば、やっぱり止めざる得ない理由も出てくるということですかね。

僕は、楽しく格ゲーをやれているので、今のところは大丈夫ですけど、一番僕が懸念しているのは、自分がゲームをやり続ける意思を持っていても、メーカー側に新作を製作する余裕がないということです。

好きなジャンル・タイトルのゲームが稼働・販売されなくなれば、僕の場合は止めざる得ないですからね。

ゲーム好きとして、今後のゲームがどう動いていくのか、気になるところです。

閲覧ありがとうございました!