ということで、今回は『プロゲーマーの基準』という検索が掛かってましたので、それについて書きたいと思います。
僕も、ここら辺は大会動画とか見て「すっげぇ!」とか言ってるレベルの人間なので、そこまで詳しくないのですが、1つ言えることは、現在、プロゲーマーと呼ばれる分野に、明確なプロの基準はないと言うことです。
野球なんかだとトライアウトに合格してプロへの道が開けますし、麻雀なんかだと協会から認定されてプロになることができますよね。
でも、プロゲーマーは、ライセンスを取得してどこかに就職できる訳でもなく、トライアウトを受けて、どこかのチームに所属できる訳でもない。
では、具体的にプロゲーマーはどうやってお金を稼いでいるかと言うと、大会で賞金を稼ぐか、スポンサー契約を結ぶかのどちらかのようですね。
まぁ、免許を取得するみたいな形式的なものではなく、どちらかと言うと、周囲に認められて、プロゲーマーとして認知されるって言った方が良いのかもしれません。
となると、プロゲーマーになるためには、大会で実績を残しつつ、自分の顔を売らなきゃいけないということになります。そうすれば、どこかの企業からお声が掛かりますし、スポンサーが付けば安定した収入も獲得できるでしょう。
現在は、プロゲーマーのための専門学校もあるみたいで、まだ新設されたばかりですが、注目が集まっているようですね。
ただ、プロゲーマーの専門学校から就職となると厳しい現実があるようです。
まぁ、ゲームしてお金を稼ぐなんて、一昔前の日本では奇跡に近い仕事でしたから、当然と言えば当然と言えるのかもしれませんけど、学校に行けばプロになれるという考えは安直かもしれませんね。
とは言え、僕が子供の時と比べるなら、凄い時代になりました。
僕の時代なんて、「ゲームでご飯食べて行ける人が居る」なんて言ったら、鼻で笑われたものです。
もちろん、昔も上級プレイヤーがその後ゲームに携われる仕事に着けたこと、着いた事例はたくさんあります。
あの当時だったら、上級プレイヤーはゲームセンターの店員をされていた方も多かったですし、大会などで名前が売れて、ゲームのライターになった人も居ます。凄い人は、ゲーム会社に就職してプランナーになった人だって居るほどです。
でも、それはどれも『ゲームに携われるお仕事』で、『ゲームをしてお金を稼ぐことができるお仕事』ではなかった。
それ故に、テレビゲームの認知度も、他のゲーム、将棋やチェスといったボードゲームと比較したとき、格下に見られていたのは言うまでもありません。
しかし、そのテレビゲームの文化が、このプロゲーマー制度を通して、周囲の認知に変革をもたらそうとしています。
僕は、万年初級者の下手くそゲーマーですが、テレビゲームが好きな一人の人間として、どんな形であれ、テレビゲームの評価が色んな人に見直されていることはとても嬉しく思います。
ただ、そのプロゲーマーの道のりは険しく、とてつもなく厳しいというのは確かなようです。
プロになる以上、ただゲームをするだけ、強いだけじゃ駄目でしょうしね。
大会などで優勝するなど、結果を残していくことは当然として、観客を湧かせるようなわくわくした試合パフォーマンス、どんなに批難されても紳士にそれに応えれる確かな人間性、そこら辺も当たり前のように求められるでしょう。
結局は、ゲーマーの先人きってパフォーマンスしていかなきゃいけないのがプロゲーマーというお仕事でしょうから、ジャンルがゲームと言うだけで、他のプロのお仕事と変わらないんでしょうね。
ゲームが好きというのは勿論のこと、色んな意味で忍耐が必要な職種なんだと思います。
って、最後はプロゲーマーの基準というテーマから大きく逸れてしまいましたが、まぁやっぱりプロ同士の試合は動画で見てて楽しいですね。
DVDとかで、EVOや闘神祭のDVDが販売されたら、好きなタイトルの格闘ゲームとか間違いなく買うのになぁ。
閲覧ありがとうございました!