最近、動画サイトでよくお見掛けする【TAS】さん。実は、人名を指す言葉ではないということはご存知ですか?
TASさんは、よく動画サイトに魅せ動画をアップされている方として僕も認知していたのですが、最初はチートと呼ばれるものを使って、魅せ動画を制作されている方なのかなと思っていました。
というのも、「こんなの上級者でも無理だろ!」と思うような、凄い動画を次々にアップされているんです。しかも、格闘ゲームだけではなく、色んなジャンルのゲームでそれをやっているから、流石に何か裏があると勘ぐっていました。
で、調べてみると、確かに裏はあったのですが、僕が予想していた裏とは全く違っていて、このTASという名前自体が「ツールアシステッドスピードラン」というエミュレータ上で操作するタイムアタックのことを呼ぶらしいんですね。
まぁ、エミュレータというのはコンピューターや機械の模倣装置のことで、分かりやすく言うと機械を真似る機械のことだそうです。byウィキペリア
機械部品やソフトウェアを動作させるのに、オリジナルのシステムを用意するのが難しい場合に、オリジナルと同じ動きをするシステムを用意するらしいのですが、その装置のことをエミュレータと言うらしいです。
ようは、代用品みたいな感じで良いのかな?
メカに弱いおじさんには、イマイチそこがイメージできませんが、なんかこんなことができるとなると、「ゲームなんか媒体いらないんじゃん!」ってなりますね。
最近で思い付くのは、スチームぐらいですが、ー…って今回はそういう話じゃなかった!
こういうお話は、また年明けにでも(笑)
で、話を戻して、TASというのはそのエミュレータを使って、可能な限り速くゲームをクリアする操作記録で作成し、それをエミュレータ上で再生することを言うのだそうです。byウィキペリア
まぁ、こう書くと、チートっぽく聞こえますが、TASはあくまでデータを小まめにセーブしながら、良い結果だけを残すために何度もプレイし作成していくものなので、チートがメモリを書き換えて通常では有り得ないプレイをすることと考えると、プレイすることは難しいでしょうが、理論上はできることをやっているTASは、チートとは違うようですね。
ただ、極論言ってしまうと、こんなプレイ、普通にプレイしていても絶対に無理ですね。その状況を見極めるだけでも大変なのに、その上そこで瞬時に判断して、1Fや2Fといった受付幅でコマンドを入力するなんて、そんなの人間業でできる訳ありません。
それこそ、エミュレータ使ってコマ送りしながら、操作して作成しているからこそできる業なのです。
だからと言って、これもそんなに簡単なものではなく、ゲームの最速クリアを頭に置きながら、魅せる動画を作成しなくてはならないので、その都合の良い動画を作成するために、何度も何度もセーブしてはプレイしてというのを繰り返さなければならないようで、派手な動画が作成されている裏側では、地味で大変な作業が行われているようです。
どちらかというと、魅せ動画をプレイするのではなく、TASの場合は作成するといった方が正しいのかもしれませんね。
あくまで、僕の見解ですが。
TASは、調べてみると、まだまだ面白いネタがたくさんあるようなので、また何かあったら記事にしたいと思います!
ちなみに、僕が好きなTASさんの動画は、『TASさんの休日』
ということで、今日もあと2回ブログを更新します♪
閲覧ありがとうございました!