〈質問〉
俺は動画勢で、格ゲーはしないんだけど、よく格ゲーの大会動画を視聴している。そのなかで、実況の人が「小学生みたいな攻め方してる」とか言ってるけど、じゃあ「大人の攻め方」ってどういうことなの?
〈返答〉
立ち回りのときに、同じことを繰り返さず、観戦している人を意識した試合作りができる攻め方のことを指すのだと思います。
これね、僕も素人なのでよく分かりません。
「小学生みたいな攻めしてる」って…。
多分、地上波のテレビでもよく取り上げられる、有名な某ゲーセンの大会動画で実況されていた言葉の1つだと思いますけど、ちょうど僕もその動画視聴しましてね、多分実況のことが仰りたかったのはこういうことではないでしょうか。
あのときって、確か優勢なプレイヤーさんが相手に分からん殺しで尚且つしつこく下段ばかり狙ってたと思うんですよね。
永続や即死技なんかと一緒で、それってやっている側は楽しいんですけど、されている側と観戦している人には不快だと思うんです。
まぁ、言い方悪いですけど、独り善がりなプレイをしているということですね。
別に、それが悪いという訳ではないんですよ。寧ろ、格ゲーというのゲームの目的の根底には勝利の二文字が絶対にあるわけですから、それを目指すならやらない方がおかしいという話です。
ただ、それだけ目指すプレイというのは、勝利しか考えていない、相手を倒すことしか考えていない、余裕のないプレイということになりますよね。
それは、努力して覚えれば子供でもできること、ということです。
でも、そこで相手を制圧するとき、立ち回りで毎回戦い方を変えれば、制圧されている側も飽きはこないし「楽しい」と感じれる、観戦者も観ていて楽しめる訳です。
しかし、そんなことをすると、よっぽど差が離れていなければ結果を残すことは難しいです。
それをやってのける方々を、まぁプロゲーマーと呼ぶんでしょうけどね。
余談ですが、僕も格下が乱入してくれた時は、そういうのを意識してプレイしています。
まぁ、中級者や上級者みたいに、応用戦術ができる訳ではないので、格ゲーを本気でされている方から見れば、僕は鼻くそみたいなことをしている訳ですが、それでもメルブラと電撃は、時々楽しそうに声をあげて、最後に話し掛けてくれたりしてくれる方もおられるので、工夫した試合をして良かったなって思います。
素人の僕でできるのなんてたかがしれていますが、こういうことやって反応してくれる方を見て思ったのは、「どーせ俺は素人だから自分が楽しけりゃそれでいいや」とふて腐れるのではなくて、素人でも自分にやれることはないか探すことって大事だと思いましたね。
時間は有限です。どんなに練習したくても、仕事もあるし、地域の行事や家庭の面倒もあるから、おっさんやおばさんの僕達が学生みたいに練習するなんて不可能です。
しかし、おっさんやおばさんゲーマーにも、乱入してくれた方に伝えれることはある筈です。
結局ね、「対戦が楽しい」と評価してくれるのは、自分ではないんです。相手なんですよ。
そりゃ格上相手には、何をしてもありだと思いますよ。だって、それが相手への敬意にも繋がりますし。
でも、もし格下と対戦するときは、ちょっと一呼吸置いて、相手のことを考えたプレイを意識してみる。
そういうのが大人の戦い方なのかな、と思うオジサンなのでした。
ま、相手が勝利に執着している方だったら、結果が出ないことに苛立つでしょうから、そんなプレイしてもナメプと思われる危険性もあるので、…難しいところなんですけどね。
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