スト2編集部では、僕が格闘ゲームのキャラクターを使い、自分の偏見で物語を書いています。そういうのを不快に思われる方は、閲覧をご遠慮お願いします。
■それでは、ここからスタート⬇
ここは、スト2キャラ達が格闘家を辞めて、出版社に勤めているというifの世界。格闘家を引退して、格闘家達を独自の目線で取材して、世の人々に知ってもらおうと決意したリュウは、雑誌の編集長となり、日夜スト2キャラクター達と仕事に励んでいた。
ー1ー
政治・経済担当キャミィ(以下キャミィ)「失礼するぞ、リュウ」
リュウ編集長(以下リュウ)「あぁ。キャミィか。どうしたんだ?」
キャミィ「どうしたもこうしたもない!長年お世話になったヤフービルから場所を移すとはどういうことだ、リュウ!」
リュウ「どうもこうもしょうがないじゃないか。上の決定事項なんだから」
キャミィ「貴様がそういう態度だからいかんのだ!上が決めたらお前はそれでいいのか!?部下の気持ちも確かめず、勝手に移動など決めおって!貴様は、上司がそこで糞をしろと言ったら、糞をするのか!」
リュウ「(例えが幼稚なんだよな)いや、しないけど」
キャミィ「だったら、戦わないか!」
リュウ「いや、戦う理由がないだろう。ヤフービルは老朽化が進み取り壊させるんだ。これ以上、ここで仕事はできないんだよ。お前は、引っ越すことの何が不満なんだ?」
キャミィ「毎日通い詰めたこの職場に愛着を持たない方が私には不思議だ」
リュウ「はっ…!」
芸能担当ケン(以下ケン)「おーい、キャミィ。このBL本、もう引っ越すから捨てるぞ、こんなロッカーの裏に置いてる本なんて要らないよなー」
キャミィ「ケン、貴様ぁあぁーっっ!それは、私が隠していたBL本だー!勝手にすてるんじゃなーい!」
リュウ「なんだよ、それ…」
ー2ー
ケン「え?キャミィがこのビルの引っ越しに反対してるだって。なんで?」
リュウ「途中までは良い話だったんだ。長年勤めたオフィスに愛着を持ってしまい、引っ越すのが嫌だ的な」
ケン「そんなとき、俺がキャミィのBL本を見付けて、本当は自分の隠しているBL本が見付かるのが嫌だから、キャミィは引っ越しに反対していたことが分かった訳か。中学生かよ、おい!」
キャミィ「違う!断じて違う!」
リュウ「じゃあ、なんだってあんなBL本に慌てふためていていたんだ!」
キャミィ「それは慌てるだろう。エロ本が見付かる=自分の性癖が他人に知られてしまうのだぞ!これはゲームのカスタムにも言えることだ。みんな自キャラを自由にカスタムしているように見えるがな、自分の異性のキャラを好みのカスタムにするということは、知らず知らずの内に自分の好みのタイプや性癖を公表しているようなものなのだ!まぁ、私は敢えて公表しているがな!」
リュウ&ケン「お前は、一体なにを俺達に伝えたいんだ!」
ー3ー
キャミィ「とにかく、私はこの引っ越しに反対だ!」
リュウ「BL本が見付かるからか?」
ケン「もう隠しても無理だって。至るところからBL本見付かってるし。大体、あれじゃ隠しているって言わねーよ。本の裏に自分の名前書いてあるしよ」
リュウ「なんなんだ、その小学生みたいなノリ」
キャミィ「パクられたら困るだろうが、お前の嫁とかに」
リュウ「チュ…春麗はBLなんて読んだりしない!」
ケン「読んでるよ」
リュウ「うわぁあぁあぁー!」
ケン「そんな叫ぶようなことか?」
キャミィ「貴様は、イライザ(ケンの奥さん)がそういうのに興味がないから分からんのだ。考えてもみろ、自分の嫁や彼女が男×男に妄想しながらハァハァやっていたら、引くだろうが」
ケン「………。あのさ、別にお前のことをどうこう言うつもりはないよ。でも、何て言うのかな、お前の発想ってどこまでも男の発想なんだよね。男性と女性じゃ感受性だって違うし、BLを読んでるからって何に焦点を当てて読んでるかなんてその人次第だろ。そういう浅はかな考え捨てた方がいいぜ」
リュウ「なっ…なんて、深い考えなんだ!」
キャミィ「貴様にしては良い意見だ」
ケン「…本を提供する側の俺達が客観的に見れないでどうすんだよ…」
ー4ー
キャミィ「確かにBL本が他人に見付かるのは私にとって悪夢だ。だが、それ以上に私にとって悪夢なのはこの職場がなくなることなのだ。新しいオフィスも良いかもしれん。だが、長年勤めたこのオフィスとお別れとなると、感慨深いものがある」
リュウ「それは俺達だって一緒さ」
ケン「でも、いつか別れは来るもんだからな」
キャミィ「お前らはそれで納得できるのか、それで長年苦楽を共にした仲間を切り捨ててるのか!?」
ケン「(小声で)おい、キャミィのヤツ、ワンピースのメリーのところの話みたいなこと言ってるぜ」
リュウ「(小声で)あぁ、ウソップとルフィが喧嘩した時の話か。あれは感動したな」
キャミィ「どうなんだ、貴様ら!」
ケン「お前の旦那はなんて言ってたんだ?常に新しいものを追いかけるアーティストの妻が、そんな後ろ向きな発言して良いのかよ!」
キャミィ「分からん!DJに言っても、ヤツはマラカスしか振らんし、『HEY』しか言わんからな!」
リュウ「そりゃあ、分からんな」
ケン「参ったな。そろそろ取り壊しが始まるぞ。全部必要な物出し終わったし」
リュウ「ここはキャミィと同じ顔のディカープリに何とかしてもらうしかないか」
ケン「いや、アイツはやべぇよ。『お姉ちゃんが何とかしてあげる』とか言いながら、キャミィに刃物を突き立てかねない」
リュウ「そう言えば、あの人精神が崩壊していたな」
キャミィ「うっ…うっ…」
ケン「あちゃあ。泣いちゃってるよ」
リュウ「女の涙はズルいよな」
ケン「あぁ。どんな屁理屈言われても、最後に泣かれちゃ男はそこで意見が通せなくなる」
春麗副編集長(以下春麗)「アンタは違うでしょ」
リュウ「春麗!」
ケン「違うって?」
春麗「リュウは私が泣いたぐらいじゃ意見は曲げないって言ってるの」
ケン「なるほどね」
リュウ「その前にお前は泣かないだろう!」
ケン「確かに、春麗が泣くところは想像できないな」
春麗「わっ…私だって泣くときあるわよ!女の子だもん!」
キャミィ「貴様が女の子だと?気持ち悪いことを言うな。大体なんだ、その足の筋肉は」
リュウ「元気になったようだな」
ケン「まぁ、ともかくだ!色んな思い出の詰まるこのヤフービルともお別れになるけど、積もる話はここじゃなくて、本田さんの経営するチャンコ屋でやろうぜ。今夜は、飲もう!」
リュウ「そうだな」
春麗「そうね」
キャミィ「ふん、付き合ってやるか」
ケン(じゃあな、ヤフー。解体されたらここは無くなるけど、俺達がここに居たことは紛れもない事実だ。ここで世話になったことは、必ず次の場所で活かしてみせるから、しっかり俺達のその後を見ててくれよな)
ーENDー
半分下ネタになりましたが、まぁ素人の僕が書ける話なんてこんなもんです。
大体、話を脱線させて無駄話をして、話戻してはい終わりー、みたいなね。
しかも、リュウとキャミィの話書いてーということだったのに、いつの間にかケンが主人公っぽくなってたし。
まぁですね、スト5のゼネラルストーリーですか?
あれ、動画サイトで視聴したんですけど、プロが描いた作品でも、リュウは最後に美味しいところ持っていっちゃっただけで、全然主人公っぽくなかったので、素人の僕が偏見にまみれた話を書けば、もっとこんな風になるのは当たり前でしょうね!
と、自分に言い聞かせてみる(笑)
まぁ、それはどうでも良いとして、今回はヤフーブログで最後のスト2編集部ということで、お世話になったヤフーさんをどこかで出したいと思い、こういう形で書かせてもらいました。
二次創作は、サムスピの話を書いていたことがあるのですが、何て言うのかな、こういうのって素人は話を構成する以前に、自分の好きなキャラや思い入れのあるキャラに変な感情移入をしてしまうので、結果設定が崩壊しちゃうんですよね。
僕の尊敬する漫画家さんの三丁目の夕日の西岸先生なんか、みんなキャラクターは「ハハハ」とか「ホホホ」とか同じようなリアクションをしているんですけど、読んでみると人間模様がしっかり読者に伝わるんですよね。
あぁいう表現が僕もできたら良いなぁと思うんですけど、僕みたいな素人に簡単に表現できたらそれこそおかしい話ですよね(笑)
まぁ、僕は僕で、素人なりにこれからもできることをやっていきたいと思います。
と言っても、はてなブログでは検索ワードとかないかもしれないので、スト2編集部はこれで最後かもしれませんけど、ま、また何か書きたくなったら、ひょっこり変な素人物語を書くと思うので、良かったら閲覧して下さい。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!