446の素人格ゲーブログ

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【企画37】春麗VSキャミィ~スト2編集部~

ということで、今回は「春麗VSキャミィ」と検索ワードにあったので、スト2編集部で春麗キャミィの話を書きたいと思います。

これを、ずっと検索掛けて下さっていた方、本当にお待たせしました!

こんな僕のしょうもないお話に目を通して下さり、しかも検索が掛かっている度に過去の作品も閲覧して頂いていて、本当に嬉しい限りです。

ご期待に応えられるかは分かりませんが、僕なりに全力に書いたので、楽しんで頂けたらなと思います。

スト2編集部を知らない方へ■
今回のお話は僕が勝手にスト2キャラを使い、あーだこーだ書いている話です。そういうのがお嫌いな方は閲覧をご遠慮頂きますよう、宜しくお願い致します。

■では、ここからスタート⬇

ー1ー

ここは、スト2キャラ達が格闘家を辞めて、出版社に勤めているというifの世界。格闘家を引退したリュウは、格闘家達を独自の目線で取材して、世の人々に知ってもらおうと決意し、雑誌の編集長となり、日夜スト2キャラクター達と仕事に励んでいた。

春麗「お疲れ。あら、リュウは居ないの?ケン」

ケン「あぁ。リュウなら、今日合コンらしいぜ」

春麗「あっ…あのリュウが合コン!?」

ケン「俺もビックリしたけどな。春麗が企画したものだと思ってたけど、なんだ、違うのか」

春麗「違うも何も、そんな話、一言も聞いてないわ!」

ケン「まぁ、落ち着けよ。場所は割れてるんだ。俺の親友のロバートが経営しているレストランでやるみたいでよ」

春麗「レっ…レストランって。居酒屋とかじゃないの?」

ケン「そう。俺も、そこが引っ掛かったんだ。あのズボラなリュウがレストランで合コンなんて、想像が付かないだろ?もしかしたら、お見合いかもな」

春麗「あぁあぁあぁあぁ…」

ケン「おーい。春麗、大丈夫か?」

ー2ー

ケン「てなわけで、ちょっと今日は遅くなるから、先にメルとご飯食べててくれ。うん、ありがとう。じゃあな、愛してる」

春麗「所帯持ちは大変ね。いちいちそんなラブコールして、恥ずかしくないワケ?」

ケン「お前だって、早くリュウにそう言ってもらいたいだろ?」

春麗「ど、どどどどど…、どういう意味か全く分からないんですけどぉ!」

ケン(こうも分かりやすい性格だと、かえってイジりにくいな)

ケン「まぁいいや。さぁ、着いたぞ!」

春麗「何よここ!ファミレスじゃない!」

ケン「レストランはレストランだろう?」

春麗「…そりゃそうだけど。レストランなんて聞いてたから、物凄く高級なところを想像してたけど、このお店のレベルを見ると、別の意味で心配だわ。30間近のオッサンが、ファミレスで合コンってけっこう濃いわよ。学生の合コンじゃないんだから」

ケン「いや、でもここの料理、レンジでチンの割りにはけっこううまいぜ。メルも、ドリンクバーとかあるから、スッゴく喜んでさ、そんなに変か?」

春麗「もう良いわ。とにかく行きましょう!」

???「ケン、ケンじゃないか!ちょうど良かった」

ケン「へ?なんだ、キャミィじゃないか。こんなところで何をやってるんだ?」

キャミィ「いやなに、今から合コンをするのだが、突如ブランカがバナナの食べ過ぎで来られなくなってな。数合わせで参加してくれないか?」

ケン「(俺、ブランカの代わり!?)まぁ、いいけどさ」

キャミィ「助かった!では、さっそくー…」

春麗「ちょっと待ちなさいよ」

キャミィ「ん?なんだ、春麗か。貴様のようなアバズレに用はない。早々に私の視界から消えろ!」

春麗「アバズレですってぇえぇ。あんたこそ、その格好はなによ!ハイレグの隙間から黒くて細い物体が飛び出てるじゃない!」

キャミィ「これはわざとだ」

春麗「あんたの方がよっぽどアバズレでしょうがーッッ!!」

キャミィ「やれやれ。うるさいヤツだ。大方、リュウが合コンに参加してるから、気になって様子を見に来たのだろう?無駄に光輝いているトゲトゲの腕輪がそれを証明している」

ケン「本当だ!新品になってる!」

春麗「こっ!これは、たまたま新しいのを買ったのよ!」

キャミィ「ふん、そんな腕輪、簡単に買おうと思って買える物じゃないぞ。どうせ、ロッカーに閉まっていた未開封の腕輪を開いて持ってきた、そんなところだろう?」

春麗「くっ…!」

ケン(…当たってるんだ)

キャミィ「まぁいい。ちょうど、女子の方にも欠員が出たところだ。貴様も合コンに参加させてやろう。有り難く思え」

春麗「釈然としないけど、仕方ないわね」

ケン「キャミィの格好からして釈然としないから、そこらへん気にしなくても良いんじゃねぇか」

ー3ー

ケン(キャミィに連れられてきたは良いけれどー…)

キャミィ「みんな、春麗とケンが合流した。今更、自己紹介も必要ないかもしれんが、一応自己紹介してくれ」

ダルシム「ヨガヨガヨガヨガヨガヨガ、ヨガッッ!!」

ケン(男性のトップバッターが事務員のダルシムさんだとぉおぉ。所帯持ちな上に日本語喋ってねぇじゃねぇか!)

ザンギエフ「我は、赤きサイクロンザンギエフ!好きな服はチャイナドレス、好きな腕輪はトゲトゲの腕輪、好きなタイプは勝ち気な人、本日は宜しく頼む!」

ケン(また、社協の人か混ざってる。しかも、めっちゃ春麗推して来てるし)

Tホーク「私は、大地の戦士サンダーホーク!恋人のジュリアを失い傷心のところをキャミィに拾われ、今ここに居る。今日は、宜しくお願いします!」

ケン(確か、戦場カメラマンのホークさんだよな。なにやってんだ、こんなところで)

リュウ「最後は俺か。名前はリュウ。実は、合コン初めてで緊張しています。今日はー…」

キャミィ「次ッッ!!」

ケン「キャミィリュウが泣いてるぞ」

Rミカ「じっ…自分はミカって言うッス!憧れの人は、記者時代に強盗犯を何人も捕まえた春麗さんッス。でも、きっ…筋肉で言うなら春麗さんは二番目ッス!ザンギエフさんには敵わないッス!」

ケン(なんの話をしてるんだ?この娘はー…)

春麗「ちょっとミカちゃん!聞き捨てならないわね。なんで、私が筋肉で二番目に凄い人になるわけ?うら若き乙女の私よりも、もっと筋肉がある人なんていっぱい居るじゃない!」

リュウ「太股の筋肉じゃないのか?」

ザンギエフ「確かに!春麗の筋肉は凄いからな」

ケン(開始3分で合コンじゃなくなってる。これじゃ、ただの飲み会だ)

ユーリ「ケンさん、お久し振りです」

ケン「あれ、ユーリちゃんじゃん!久し振り!意外だね。ユーリちゃんはモテるから、こういうの参加しないと思ってた」

ユーリ「え?ケンさん、ボス(キャミィは、ユーリとユーニに自分のことを「ボス」と呼ばせている)から聞いてないのですか?」

ケン「(小声で)え?これって、合コンじゃないの?」

ユーリ「違いますよ。実はこれ、ボスの作戦なんです。あれは、一週間前、事務所で作業中の時でした」

ー4ー

キャミィ「おい、ユーリ」

ユーリ「はい。なんでしょう、ボス」

キャミィ「最近、貴様のお洒落っぷりは目が余る。男でもできたか?」

ユーリ「あっ、いえ…」

キャミィ「言え。誰だ?」

ユーリ「ホークさんです。この前、告白されましてー…」

キャミィ「なるほどな。そのブローチはホークからのプレゼントか?」

ユーリ「あっ、はい」

ユーニ「良いなぁ。ホークさんなら、絶対上に昇る人だから生活も安泰だし」

キャミィ「ペチャパイは黙っていろ」

ユーニ「いくら同姓でも、その発言はセクハラじゃないですか?」

キャミィ「これで、ユーリも心配要らないな」

ユーニ「そう言えば、ボスは彼氏作らないんですか?それだけ、ハイレグで男性にアピールしてるのに」

キャミィ「まぁな。しかし、そろそろリュウ辺りが私に告白してくるとは思っている」

ユーニ(すごい自信だ)

ユーリ「お言葉ですが、ボス!リュウ編集長は、多分春麗が好きだと思います」

キャミィ「なに!?あのアバズレがか!?」

ユーリ「はい。よくパオパオカフェで二人が食事しているのを目撃します」

キャミィ「パオパオカフェと言ったら、リチャードが経営している、あのお洒落なバーか!なにぃいぃ…。この私ですら言ったことないカフェに、あの二人はよく行ってるだとぉ…」

ユーリ「私もよく行くけどな」

ユーニ「ボスは行く相手が居ないから」

キャミィ「ペチャパイは金輪際喋るなぁあぁ!」

ユーニ「セクハラです、ボス!」

ユーリ「なにはともあれ、リュウさんは、どう考えているかわかりませんけど、少なくとも春麗さんは気があると思います」

キャミィ「何故だ!?何故、そう言える!」

ユーニ「分かりますよ。リュウさんと一緒に居るときだけ、春麗さんの険しい表情が綻びますもの」

キャミィ「ペチャパイは黙っていろと言っただろうがぁあぁあ!」

ユーニ「誰かこの変態をセクハラで逮捕してくれないかな」

キャミィ「あの二人が密会するほど進んでいたとは。こうなったら、合コンを開き、一気にリュウとの距離を縮めてやる!あのアバズレに私のリュウを取られるわけにはいかん!」

ー5ー

ユーリ「というわけなんですよ」

ケン「なるほど。キャミィリュウと距離を縮めたいっていうのは分かった。でも、一つだけ腑に落ちない。なんで、だったらキャミィはわざわざ春麗を合コンに参加させたんだ?」

ユーリ「そこが私にも分からないんですよね」

ケン「自分とリュウがイチャ付くところを春麗に見せたかったのかな。って、あれ!?ユーリちゃん、見てみろよ。リュウ春麗がメチャクチャ仲良く話してけど、これどういうこと!?」

ザンギエフ「そうか分かったぞ!」

ケン「(いつの間に俺達の座る机に居たんだ)え?分かったって何がですか?」

ダルシム「ヨガヨガヨガヨガヨガヨガヨガヨガヨガ」

ケン「すみません。ダルシムさんはちょっと黙ってて下さい」

ザンギエフキャミィの目的は春麗リュウをくっつけることだったんだ」

ケン「でも、アイツがそんな回りくどいことするかな?」

ダルシム「汝もまだ若いな。キャミィのあの顔を見ると良い。あの和んだ顔が全てを語っている」

ケン「語っているってー…」

ダルシム「ヨガヨガヨガヨガヨガヨガ」

ザンギエフ「とりあいず、ダルシムさんは放って置こう」

ー6ー

春麗「だいたい、リュウはいつも太股の筋肉のことを言い過ぎなのよ。私の太股に何か怨みでもあるわけ?」

リュウ「いや、怨みとかではなくてだな。年々太くなる太股の筋肉を見ると、やっぱり強調したいのかなって思うじゃないか」

春麗「そんなあんたの勝手な思い込みなんて知らないわよ!」

キャミィ「まぁ、私の割れた腹筋も可愛いと思うがな」

リュウ「いや、思い込みとかじゃなくて、俺はそう考えただけで、違うなら考え方を改めてだなー…」

春麗「思い込みじゃない!筋肉、筋肉って、そんなのずっと弄られて、私が嬉しいとでも思ってるの!?私だって、強盗捕まえようが、闘牛を素手で倒そうが、女の子なのよ!リュウは、私のことどう思ってるの!?」

キャミィ「アバズレだと思っている」

春麗キャミィ!あんたは黙ってなさい!てか、真面目な顔でそんなこと言わないでよ」

ケン「春麗にあそこまで言わせるなんて、リュウも罪な男だな」

ユーリ「これは、もうボスでは介入できる余地はありませんね。連れ戻してきます」

ケン「あぁ。それが良い。あれ以上はキャミィが可愛そうだ。言葉を発せれば発するほど、キャミィは泥沼にハマっていく」

???「仕方ないよ。彼女の場合、存在自体が既に泥沼だから」

ケン「なんだ、メルじゃないか」

ユーリ「この少年、ケンさんのお知り合いですか?」

ケン「俺の息子だよ」

メル「よろしくね、お姉さん」

ユーリ「よっ…よろしく」

ケン「今日は、彼女とデートか?」

メル「まぁね。どうしても、彼女がロバートさんのお店で食事したいって言うもんだからさ。僕は、もっとお洒落なレストランに行きたかったんだけど」

ユーリ「あんまりお父さんを困らせたら駄目よ。そういうところへは、自分でお金を稼げるようになってから行きなさい」

メル「なら、問題ないよ。僕は、自分でお金を稼いでいるから」

ケン「メルは、動画職人なんだ」

メル「パパはマスターズ財団の社長、僕は世界をまたにかける動画職人。いちサラリーマンであるユーリさんが僕に意見するかんて、100年早いよ。オーケィ?」

ユーリ(…この子供(ガキ)、わたし嫌いかもしれない)

ー7ー

キャミィ「貴様がアバズレでなければ、なんだというのだ?大体だなー…」

ユーリ「ボス。春麗リュウもテーブルには誰も居ませんよ。居るのは、ペットのブランカだけです」

キャミィ「なっ…!?」

ブランカ「ウォッウォッ!」

ユーリ「ボス。貴女の真意は私には分かりません。しかし、春麗をわざわざここに呼んで、リュウにボスと春麗、どちらが選ぶか試そうとしたというのなら、二人に逃げられている時点でボスの敗けではありませんか?」

キャミィ「………」

ユーリ「最早、合コンではなく、単なる飲み会と化しているこの雰囲気にも早いところ決着を付けなければなりません」

キャミィ「いや、私は敗けていないッッ!!」

ユーリ「ボス……」

キャミィ「何故なら、目の前に居るこの緑色の物体こそ、リュウだからだ!」

ブランカ「ウォッ!?」

ユーリ「だから、それペットのブランカですって」

ー8ー

ケン「ー…で、結局なにも進展なく、合コンは終わっちゃうんだな」

ユーリ「ケンさんは、所帯持ちなんだから、進展あったらマズイでしょう」

ケン「そりゃそうだけど、ザンギエフ(社協の人)はミカと良い感じだし、ユーリは元々ホークと出来てるだろ?で、俺はと言うと、ブランカを会社にあるブランカが住む小屋に連れて行くだけ。これじゃ何しに来たか分かりゃしない」

ユーリ「そう言えば、メルくんはどうしたんですか?」

ケン「彼女とデートの続きだってよ。いい気なものだぜ。ま、若いうちに色々と経験しといた方が、あとあと困らないけどよ」

ユーリ「メルくん、まだ小学校低学年ですよね?」

ダルシム「それはそうと、ケンよ。そう悲観するものではない」

ケン「うぉ!?ビックリした。いきなり現れないで下さいよ、ダルシムさん」


ダルシム「お主の本来の目的はリュウが心配で来たのだろう?」

ケン「まぁ、そりゃそうですけど、肝心のリュウが居ないとなると、目的もなにもー…」

ダルシム「ヨガヨガヨガヨガ」

ケン「頼むから、自分で振った話ぐらい、ちゃんと最後まで受け答えをしてくれよ…」

ユーリ「あれ?ボスだ」

ケン「ん?あっ、本当だ!キャミィのヤツ、何やってんだ?」

ダルシム「ケンよ。お前はいつもそうだ。木を見て森を見ていない。もっと寛大な心で周囲を見渡してみよ」

ケン「寛大な心でってー…。あっ!キャミィの視線の先にリュウ春麗が居る!そういうことか!ダルシムさん、ありがとうございます!」

ダルシム「ヨガヨガヨガヨガヨガヨガヨガヨガ」

ケン「…………ッッ!!」

ユーリ「ケンさん、落ち着いて!ダルシムさんは良い人だから。本当に良い人だから!」

ケン「分かってる。分かってるよ。でも、この怒りだけは治まらねぇんだ!」

ユーリ「とっ…とにかく、ボスのところへ行ってみましょう!」

ー9ー

キャミィ「ふぅ…。春麗リュウのヤツ。やっと、良い感じになったか。あとは、あのタクシーに乗車すれば、トントン拍子に事態は進行するだろう」

ユーリ「ボース!」

キャミィ「ぬぉっ!なんだ、ユーリか。って、ケン、貴様まで何をしている!?」

ケン「俺もお前と同じだよ。まさか、合コンなんて強行突破してまで、あの二人をくっ付けようとは思わないけどな」

キャミィ「貴様ッッ…!!」

ユーリ「ボスも罪に置けない方ですね。まさか、リュウさんと春麗さんをくっ付けようとしてたなんて」

キャミィ「ふん、あの二人の付かず離れずの関係を見ていると、苛ついてな。こうなったら、私が一肌脱ぐしかないと思っただけだ」

ケン「春麗を最初から誘わなかったのは、最初から誘うと虚勢張って、リュウ以外の男を誘惑しようとするから。ってなとこか?」

キャミィ「流石だな、ケン。その赤い胴着以外のセンスは良いと言える」

ケン「うるーせーよ」

キャミィ「その通りだ。あの女は、リュウ(あのバカ)のことが好きなくせに、自分からアプローチを掛けることもなく、リュウ(あのバカ)に構ってもらいたいが故に他の男に抱かれようとする。そんなことで、恋愛経験に乏しい真面目ボーイに自分の気持ちが伝わるものか!だから、私はいつもアバズレと呼んでいたのだ」

ケン「すっげぇ。悪友ってこのことを言うんだな」

ユーリ「ボスって、ツンデレなんですね」

キャミィ「そこら辺の萌え属性は狙ってやってるからな」

ケン「嘘つけよ。萌え属性分かってるヤツが、そんなズレたハイレグなんか履いてねーよ」

ユーリ「何はともわれ、今回はボスの思惑通りにいきましたね」

ケン「あぁ。誰も文句の付けようのないほどの、キャミィの完全勝利だ」

キャミィ「本人達は、分からんだろうがな」

ケン「こういう勝ち方もあるってことで」

キャミィ「ついでだから、二人の会話を聞いてみるか。実は、あのタクシーの運ちゃんは、いま付き合っている私の彼氏でな。特技は、マラカスを振ることと車の運転なんだ」

ケン「…DJと付き合ってたんだ。知らなかった」

春麗「今日はありがとう。リュウ。あなたの気持ちが聞けて嬉しかった」

リュウ「いや、こちらこそすまない。ちゃんと想いを伝えるべきだったな」

春麗「うん」

ケン「春麗が気持ち悪いほど乙女になってるな」

キャミィ「もともと、ヤツは乙女だからな。妄想も凄いし」

ケン「お前が言うか?」

ユーリ「それにしても、リュウさんったら、なかなかタクシーに乗りませんね」

ケン「なーに。照れてんだよ」

キャミィ「それまで友達だと無理やり頭の中で決めつけていた存在に、けじめを付けて特別な存在と認識したんだ。そう簡単に気持ちの整理はつかんだろう。だが、ここで行かなきゃリュウはただのヘタレということになる」

ケン「大丈夫さ。リュウは、ここぞというときにはやる男さ。それは、格闘や仕事だけじゃなく、恋愛も一緒だよ。間違っても、俺達が映画のとき共演したとき、ラストで言ったあの台詞を今ここで言うことは絶対にないさ」

タクシー運転手・DJ「ヘィ、お客さん!立ち話も良いがそろそろ車に乗ったらどうだい!?」

リュウ「いや、俺は歩く!タクシー代、持ってないから」

ケン・ユーリ・キャミィ(リュウゥウゥウゥウゥーッッ!!)

ーENDー

■感想

合コンの話がリュウ春麗キャミィが見守るという話になっちゃいましたね。

本当は、物凄く男にアピールする肉食系の春麗に、キャミィが嫉妬して、また変なことを言うという話だったんですけど、話が物凄く曲がった上に、「リュウ春麗はいつになったらくっつくんだ?」というお話を頂きまして、ならばと思い、今回こういう話にしてみました。

今回、リュウは最後に春麗と帰らなかったんですけど、春麗と一緒に帰る度胸がなかったのではなく、本当にお金がなかったんです。

ちゃんとね、春麗の気持ちには応えたので、許してやってください。

じゃあ、春麗も金ぐらい出してやれば良いじゃん!と仰る方もおられるかもしれませんが、リュウはそこら辺、男のプライドがあって、デート代は基本俺が出す派です。

飲み会とかでも、ここは俺が出すとか言い始めたら人の話を聞かない派なので、春麗はそれを分かっていたから、お金を出さず、リュウを見守ったんです。

まぁ、何だかんだでまたグダグタな話になりましたが、素人の僕が書いた話なので、温かく見守って頂ければ幸いです。

続きはいつになるか分かりませんが、また検索ワードに引っ掛かったり、僕が書きたくなったら、そのうちひょっこりと更新するかもしれません。

では、またお会いしましょう!

閲覧有り難うございました!