446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

雑記559.ある県が条例で一日のゲームプレイ時間を制限したことについて

先日、久し振りに『有給』なるものを取得しました。

お神からはウザがられ、チャイルドは僕が仕事休みだから保育園に行きたがらず、朝から戦場となりましたが、やっぱり有給というのは良いものですね。

せっかくなので、平日しかできない休日を過ごしました。

まぁ、平日なので、朝の情報番組を視聴し、そのあと一人で車走らせてうろうろして、昼過ぎには帰宅。そのあとは、家事をしながら読書といった和やかな一日でしたけどね。

余談ですが、有給を届け出るとき、ちょうど部長とハチ会いまして、「今のもんは優遇され過ぎとる!俺等の時はー…」と昔の話を熱くされていましたが、そのとき僕が思ったのは、「時代が違う」と国の政策だから仕方なく有給を取らせている上司の考え方が根幹にある限り、部下は計画有給をなかなか取りにくいのが現実なんじゃないかなってことです。

現場の上司からはきちんと許可を得て休みをもらっているのに、トップの考え方がこれでは部下はやっぱり休みにくい。

ここら辺は、昔と今では考え方が180度変わってきますし、そもそも昔の人はその厳しい仕来たりを乗り越えて、ここまでやって来ている訳ですから、悔しい気持ちも分かりますけど、その背景に何があって、国がその政策をなぜ施行しなくてはならなかったのか、ここら辺をもう一度みんなで考える必要があると思うんですよね。

まぁ、中途で入社した新人がそんなこと言っていたら、戦力にもならないくせにとクビを飛ばされるのは当たり前の話なので、とりあいず「そうですね」と言っておきましたが、有給の意味を朝礼で解説している側の方が、実際はそれに納得していないというのに、僕はちょっとだけ矛盾を感じたのでした。

はい、ではテーマいきます!

この記事を書いているとき、ちょうど上記の題名の話題がテレビで挙がってますが、更新する頃には古いネタになっているかもしれませんね。

でもまぁ、この前ブログに登場したストイック先輩が「ゲームのネタをブログにするのなら、これに触れない訳にはいかんやろ!」といっていたので、僕の思ったことを書きたいと思います。

知らない方にどういう条例が提案されたかというとー…。

『18歳未満の未成年者を対象に、中学生は21時まで、高校生は22時しかゲームやネットを利用できず、また平日は60分、休日は90分までにゲームやネットの利用は抑えなさい』というもの。

あくまで、この条例を目安にゲーム依存について考える機会を提案しているというような内容で、罰則規定などはないという話でした。

まぁ、率直な感想を言いますと、正直ボクにはどうでもいい話です。

これね、例えば条例が施行されたとして、何か変わるのか?って話です。

具体的な時間制限を設けて、それを家族や学校で話し合いなさいと言ったところで、そんなのはどこの家庭でもやってる話です。

ゲーム依存の根幹にある問題は、あくまで僕の考えですが、『ゲームをすることにより、日常生活に支障が出てしまうこと』ですよね。

つまりは、日常生活に支障が出なければ、極端に言えば何時間やっても良いという話です。

ようはこれ、ゲームの時間を制限しても、その他の時間でゲームのことしか考えることができず、違うことには集中できませんでした、では意味がない訳です。

ここら辺、そこら辺の表面しか見ていない大人よりも、実際今のゲームと共存した生活を送っている子供の方がしっかり理解していて、このまえ親戚を集めて新年会をやったとき、もうすぐ中学受験を控えた子が僕にこう言ってました。

「おっちゃん、この条例って本当に意味ないよね。大切なのは、本人がどうスケジュール管理できるかなのにさ」

全くもって、僕もその通りだと思いました。

そうです。これね、本人が自主的にゲームの時間を制限して、その時間内で遊ぶようにするってことをさせれるようにならないと、意味がないと僕は思うんですよね。

つーか、ゲームしてる側も納得いかんでしょうって話ですよね(笑)

だから、親として子供と話し合わなければならないことは、時間の大切さと、その上で自己管理をさせること、だと僕は思うんです。

まぁ、恐らくそういう意図があって、この条例を提案したのでしょうが、そうならそうと、もっと明確な意図を発信しないと、伝わらないって話ですよね。

説明がアバウトすぎる…。

でもまぁ、これがゲームをしている世代の子供に伝えるのはとても難しいって話で、中学生ぐらいになると口も達者になってきますからね。

言うこともきかんでしょう。

僕も、中学生の頃は大人の嫌なところばかりが見えて、よく親や先生に反発してました。

大人が子供に一生懸命伝えようとしていたその意味を、頭だけでなく本当に理解したのは、社会に出てからというよりは、やっぱり家族ができてからですよね。

自分も子供に伝える立場になって初めて、自分の親と同じことを言ってることに気付くんです。

皮肉な話ですよね。

まぁ、そんな僕の感傷はどうでもいいとして、じゃあ親戚の彼に446はよくそれを伝えれたなって話になりますよね。

それには理由がありまして、これは彼も同じ格ゲーをやっていたからなんですね。

彼は、ギルティギアイグザードレヴ2という格闘ゲームをメインでやっているのですが、本人曰くオンラインでも上位の方(段位教えてくれませんげとw)で、素人の大人にも負けることはあまりないのに、叔父の僕には負けることが納得いかなかったみたいなんです。

で、その時の彼は、学校から帰り、部活後、塾へ行き、夕飯はゲームしながら食うという、大人の僕より超ハードスケジュールで、休みの日はゲームにどっぷり浸かるという、まさにゲーム依存な生活を送っていた訳です。

対する僕は、月に1回おっさん達で集まってやる身内戦と、その時にゲーセンでやるオンライン対戦や野試合のみが唯一の練習内容になります。

練習量でいけば、圧倒的に彼の方が上で、まぁそれなのに僕に負けることが悔しかったのでしょう。

実際は、彼の対戦の仕方に致命的な欠陥があり、それを自分で理解した上でやり込まなければ、僕はおろか、オンラインで対戦している人に本当に勝てるのかな?って話なのですが、まぁそれは次の機会にでも話したいと思います。

そこから、僕の練習法に彼が興味を持ってくれまして、そこで僕は時間を調整してやるってことを彼に教えた次第です。

まぁこれ、学生とオッサンじゃまた変わってくるとは思いますが、例えゲームの練習を一番にやりたくても、他にもやらなければならないこと、逃げれないことってあるじゃないですか。

優先順位(この場合は自分の考える優先順位ではなく、周りから見た優先順位)を考えないと、どのみち後で自分にそれは降りかかってくるし、心に余裕をもって練習はできない。

上手になりたい、強くなりたいと思うのなら、心に余裕を持って、集中してやる時間というのを作り、プレイすることが一番大切だ、その為には優先順位を精査し、予定をきっちり管理した上でゲームの練習時間を作る、これが大切だ、といっちょうまえに解説したら、彼は実践してくれた感じです。

…まぁ、それしたらね、彼の母親から「446さんありがとうございます」なんてメールも頂きました。

嬉しいことなんですけど、このとき思ったのは、この子の親も同じことを言っていたのに、僕が言って初めてそれを実践したということは、やっぱり人間って同じ境遇の人間の言うことしか共感できないのかなってこと。

だからこそ、影響力のあるゲームプレイヤーがきちんと理由を説明した上で、正しいゲームとの付き合い方を発信していかなければ、多分ゲーム否定してるオッサン達がなんぼ将来のために自己管理した上でゲームはしなさいと言ったところで、子供には馬の耳に念仏なのでは?って思っちゃいますよね。

まぁ、なんでもそうなんですけどね。

例えば、職場で新人や仕事ができない人が正しい意見を提案しても、他の人は「お前が言うな!」ですけど、尊敬されている上司や権力を持った先輩が同じことを言えば、誰もが言うことを聞く。

それと同じことだと思います。

子供が言うことを聞かないのではなく、同じ目線、同じ立場に立って話し合わなければ、親子だろうが他人だろうが、その気持ちは伝わらないんでしょうね。

ゲーム依存の問題に限らず、人に伝えるっていうのはだから難しい話なんです。

本読んだり、講習受けたり、ましてや条例設けたぐらいじゃ簡単に解決できる問題じゃありませんけど、まぁ家族が話し合うキッカケとしては、僕はアリなんじゃないかなって思います。

条例の内容ばかりに目をやるのではなくて、条例の提案に至る経緯やその背景に浮かぶ社会問題全体に目を通し、それを自分達の日常生活に置き換えて、家族会議から自分達のやるべきことを見つけ出していけたら良いんじゃないですかね。

最後にもう一度言いますが、まぁ僕にとってはどうでも良い話ですけどね。

つーか、みんなもっとゲームやろうぜ!

ゲーセン行っても、だ~れも乱入してくんねぇし、ゲームやってねぇよ!

それでは、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!