ということで、早速いってみたいと思います。
子供の頃、僕は決まった時間におやつを頂く習慣はなかったので、そんなおやつに思い出はないのですが、たまに出てくるカリントや黒糖ドーナッツは好きでしたね。
うちは、両親共働きで、おばあちゃんっ子だったので、どうしてもお年寄り臭いおやつが出てきていたので、あんまり食べていなかったのですが、このカリントと黒糖ドーナッツだけは特別でした。
細長い棒に黒糖やピーナッツが散りばめられ、一口入れればその香りとともに甘味が広がり、何とも言えない幸福感を幼い僕に与えてくれました。
自分で好きなお菓子が買えるようになっても、その味が忘れられず、ついつい購入してしまうのは、やっぱりそれらが好きだったからなのかな、と思ったりします。
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ということで、ここからはゲームとおやつの話。
ゲームとおやつって疎遠な気がしますけど、むかしの個人のゲーセンでは、飲食オッケィだったので、飯やお菓子を食べながらゲームというのもアリでした。
今考えると、それらの行為自体が衛生的にも見映え的にも「どうなの?」という話になり、許される行為ではありませんが、当時はまだ緩かったんです。
ただ、ゲームしながらだと、おやつを食べるのも一苦労で、勝利メッセージの最中とか、相手が長いコンボを決めているときとか、食べれる状況が限られてきます。
加えて、ポテトチップス等のお菓子が裸になっているものは、手に油が付着するので、筐体も汚れてしまい、後に使う人のことを考えると、よろしくない食べ物となるので、人気があったのは、お菓子が1つ1つ袋に包まれているものでした。
その中でも、ベストワンお菓子が『カントリーマーム』!
カントリーマームは、あの乙一さんの小説にも登場する超有名お菓子で、最近では抹茶味など、定番の味以外にもいろいろ挑戦しています。
そんなカントリーマームが当時のゲーセンでは子供達に大人気で、僕もカントリーマームを頬張りながら格ゲーをやってました。
ただねぇ~、どのみちお菓子クズがボロボロ筐体に落ちるっていうね。
それでも、僕ら子供が楽しくゲームができるようにと、他のお店が飲食禁止を発表するなか、その個人のゲーセンだけはそれをやらなかった。
今考えると、そのゲーセンを経営していたおじちゃん・おばちゃんの愛を感じます。
あの頃のようなゲーセンはもうないけれど、今も現存するカントリーマームを手にすると、当時のことが鮮明に頭に思い浮かびますね。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!