446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

雑記504.ゲームコーナーの良いところ

先日、格ゲー仲間の一人に「446さんって、駄菓子屋世代ですか?ゲームコーナー世代ですか?アミューズメント施設世代ですか?」と聞かれました。

そこに、ゲームセンターという施設が選択肢にないのは、やっぱりゲーセンは世代とかそういうのじゃないからなのかな。

世代というと、大体これを読んでくださっている皆さんは、自分がいくつのときを想像するでしょうか?

とかくゲームに関して言えば、僕は小学生のときを想像します。

小学生のときって、テレビゲームが一つの子供の付き合いの遊びって感じなんですよね。

大人でいう、飲み会やゴルフ、麻雀みたいなノリです。

中学ぐらいになると、恋愛に走ったり、将来への準備が入るので、勉強する子が増えたりして、ゲームをする人間というのは、本当に好きな人間か、学校生活に居場所がなくて、ゲームに居場所を求めた人間かぐらいしか居なくなる。

だから、世代のラインを引くなら、大体周りがみんなゲームをやっているであろう、小学生ぐらいまでで僕は考えています。

まぁ、ここら辺は周りの環境もありますけどね。

小学生でも、恋愛してる子も居ましたし、将来に向けて準備している子も居ましたし。

あくまで、僕の周りの中だけの話です。

で、話を戻すと、「その世代に友達とビデオゲームで遊んでいた場所ってどこですか?」というのが今回のテーマなのですが、僕は駄菓子屋でもなく、アミューズメント施設でもなく、ゲームコーナーです。

駄菓子屋は、多分僕より一回り上、40代ぐらいの方でしょうね。

今、アニメであってるのかな?ハイスコアガールという、ビデオゲームを題材にしたラブコメのマンガがあるのですが、あのマンガの設定に共感できる方は、おそらく30代後半から40代ぐらいの方でしょう。

僕の世代も確かに駄菓子屋にビデオゲームの筐体はありました。

でも、僕の世代になると、スーパーやショッピングセンターの一角がビデオゲームコーナーになっていて、下手すると、小さなゲームセンターぐらいなら、ショッピングセンターのゲームコーナーに遊びに行った方がよっぽどビデオゲームで遊べるってくらい、ゲームコーナーにビデオゲームが充実してたんです。

当時は、ネオジオ筐体の進出が著しく伸びていて、最初は駄菓子屋に目を付けていたネオジオさんも、スーパーに筐体を置いてくれると知ると、それからはスーパーやショッピングセンターにビデオゲームが設置してあるなんて当たり前となりました。

その当たり前の世代が僕の世代です。

ちなみに、アミューズメント施設世代は、そのあとですね。

駄菓子屋がなくなり、ショッピングセンターのビデオゲームコーナーが百均に変わり、ビデオゲーム自体が下火になり、相次ぐゲーセンの閉店。

それでも、ビデオゲームの文化を残したいと立ち上がった開発者たちが次世代筐体として開発したのが、ネシカやオールネットです。

でもまぁ、そういうの置けるところって限られてきますから、自ずと、ビデオゲームで利益取れなくても、他のコーナーでフォローがきく、アミューズメント施設とかになってくるわけです。

僕の世代は、ビデオゲームを導入すれば儲かる世代でしたから、それこそどこにでもビデオゲームがありました。

すごいところになると、一階は食料品売り場で二階はゲームコーナーなんてお店もありまして、こわ~いお兄さん達がいるゲーセンでは、あんまりゲームを触れないので、そういうところでガチャガチャやっていた感じです。

最近は、そういうゲームコーナーを見なくなりましたけど、この前、家族サービスを兼ねて温泉旅行へ行ったとき、旅館の近くを散策していたら、スーパーマーケットがありまして、ちょっと買い物していこうかなと入ったところ、昔のゲームコーナーを彷彿とさせる、というか時が止まった感じのスーパーでして、一階が食料品売り場で、二階がゲームコーナーになっていました。

もちろん、二階全部のフロアというわけではありませんでしたが、マーブルスーパーヒーローズVSストリートファイターとかもあったりして、そのゲームコーナーがなくならないようにと願いを込めて、1000円ほど投資してきました(笑)

そのゲームコーナーの良いところは、例えばKOFとか真サムとかの王道を敢えて避けたタイトルを設置してあるところ。

天外魔境真伝とかわくわく7とかファイターズヒストリーダイナマイトとか、その当時ネオジオで遊んでいた人ならピンとくるけど、王道でしか遊んでいない人には「知らねーよ」と言わせるような、ちょっとだけマニアックなタイトルを設置しているところが個人的にはツボでしたね。

昔は、個人のゲーセンもそのゲーセンの色というのがありましたけど、ゲームコーナーにも色というのがありましたね。

色というのは、例えばネオジオを中心に置いてあったり、対人戦オンリーのお店だったり、逆に筐体はたくさんあるんだけど、シングル台がメインだったり、そういうゲーセンやゲームコーナーの色を知りたくて、いろんなゲームコーナーをまわって楽しんでました。

そういう『色』を持ったゲームコーナーはもちろん、ゲーセンも減ってきましたね。

時代の流れと言われれば仕方ありませんが、揃っているところでも、鉄拳とガンダム、オールネットとネシカ・ネシカ2の筐体が設置してあって、「おぉ~」と言わなければならない。

色がなくなった分、自分の住む近くの施設に遊びに行けば良い話になって、ゲーセン巡りをするという文化は衰退の一途を辿っています。

それって、何だか寂しいことだよなと思いつつも、今には今のビデオゲームを何とか形に残そうという開発者の想いを考えると、やっぱり筐体に投資しちゃいますね。

ギルティも、ゲーセンでオンライン対戦ができるようになるみたいですし、これからの次世代筐体の『色』にも着目したいところです。

それでは、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!