446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

雑記404.移り行くオフライン事情

皆さん、おはようございます。今日は、ブログを3回更新します。

もし、お時間に余裕があるならば、最後までお付き合い下さいませ。

この前、野試合事情で対戦後にお礼を言われ、オフラインのマナーはここまで進化したのか、素晴らしい!というお話をしましたが、そしたら「そんなに進化したの?俺、昔のこと知らんから分からんわ」というお話を頂きましたので、今回はゲーセンのオフライン事情を、あくまで素人の僕の目線からですが、お伝えしたいと思います。

まぁ、ここら辺は地方と都会ではまた変わってくると思うので、「俺の地域ではこうだった!」というのも同時に募集します。

これを閲覧してくれている方で、「俺の地域のオフライン事情はこうだったぜ!」というのがあれば、お聞かせ頂けたら嬉しいです。

では、ここからオフラインの話。

僕は、小学四年生のときに格闘ゲームを始めたので、かれこれ二十云年格闘ゲームで遊んでいることになります。

家庭ではゲームはやらないので、オンライン事情は全くわかりませんが、ゲーセンのオフライン事情はそれなりに観戦してきたつもりです。

ちなみに、話に入る前に、スト2スト2ダッシュのようなゲームは僕より一世代上の方になるので、この世代のオフライン事情は僕は話せません。

最近版権問題が解決し、復活した格闘ゲームを題材にしたラブコメ漫画、ハイスコアガールは多分いまの40代ぐらいの方が対象だと思うんですよね。

僕も、40代の格闘ゲームをやっている先輩との交流がありますから、話は色々と聞きますが、自分の経験・観ていないことを話しても、それはまた聞きになってしまうので、今回は控えさせてもらいます。

よく、漫画やアニメの題材にされるアーケードゲームの話では、駄菓子屋というキーワードが出てきますが、僕の世代(30代)になると、僕の地域だけかもしれませんが、駄菓子屋というのがもう無くなってしまい、スーパーやショッピングセンターにゲームコーナーが設けられていました。それこそ、普通のゲームセンターより広く、そして体感機も最新の筐体が置いてあったので、学生の頃はゲーセンに遊びに行くよりも、ショッピングセンターへ足を運ぶことが多かったですね。

今は、アミューズメントという事業形態ができて、ゲームセンターもそういう施設に統合される形となりましたが、30代のオジサン達にとっては、スーパーやショッピングセンターがアミューズメント施設でした(笑)

さて、ではここからが本題です。

■僕が学生の頃は、格闘ゲーム黄金期と呼ばれる世代で、ゲーセンで格闘ゲームをやるというのは流行りのゲームをやるぐらいの感覚でした。

なので、今みたいに「ゲーム本来を楽しむ」だけでなく、流行ってるからとりあいずみんなに合わせようっていうノリの人も居たし、自分の強さをアピールしたいが為にゲームをしに来ていた方もたくさん居ました。

この自分の強さアピールというのは、今みたいに段位を上げて、自分の腕を磨き、本当の意味で自分の強さを周囲にアピールするというのではなく、自分より格下に乱入して弱い人だけ狩っていく、いわゆる初心者狩りです。

なので、自分が負けると、とても腹を立てます。

そんな方々が横行していた時代なので、自分がゲームに負けた理由を純粋に考える人は少なく、その人の戦闘スタイルを否定したり、キャラクターにイチャモン付けたり、そういう方もけっこういらっしゃいました。

まぁ、今だったら、「だったら、自分も同キャラ使って同じことやりゃ良いだろ!」と仰る方もおられるでしょう。

僕も、全くその通りだと思います。

でも、そういうことをできないから、その人達はイチャモンを付けるんです。

それで負けた場合は、目も当てられないですしね。

ゲームを本当に好きでやっている方があまり居なかったので、楽しくゲームをやっているという方が少なかった気がしましたね。

それでも、個人のゲームセンターに行くと、ゲーム好きしか集まりませんから、ゲームに対する意識を凄く高めれるし、プレイマナーもそれなりに良好でした。

でも、そういうお店は、格闘ゲームをカルチャーとして見ていない方からは、マニアックだと揶揄されて、上記のような方々が居なかったから、マナーも良かったのだと思います。

個人のゲーセンは、みんな知り合いのようなものでしたしね(笑)

■で、僕が高校卒業して就職した頃ぐらいから、今度は格闘ゲームが一気に廃れて、格闘ゲームの氷河期と呼ばれる時代に突入します。

この頃になると、ゲームメーカーがアーケードから撤退したり、スーパーやショッピングセンターのゲームコーナーが百円ショップに変わったり、大手ゲームセンターですら、採算の合わないビデオゲームを取っ払い、大型体感機やメダルゲームに力を注ぐといった具合になり、特にビデオゲームは肩身の狭い思いをします。

「なんで、そんなにビデオゲーム嫌煙されるの?」という方に説明しとくと、ビデオゲームは1プレイ辺りの値段が安いから、乱入対戦がないと採算が合わないんです。店側も、大会を開くなど、利益無視して格ゲーを盛り上げるところもありましたが、ブームが過ぎ去ったゲームに振り向いてくれる方は少なかったですね。

それでも、自分の信念を曲げず、ビデオゲームをどうにか盛り上げたいと個人のゲームセンターの経営者は創意工夫を凝らすのですが、時代の流れには逆らえず次々と閉店に追い込まれる結果となりました。

そんな時代の流れに、流行の1つとしてゲームをしていた方々はビデオゲームの世界から去り、残ったのはビデオゲームが好きという方々でした。

ここら辺から、初心者狩りが減少し、乱入対戦に対する考え方、対戦相手へのリスペクトというのが出てきた気がします。

ちょうどこの頃になると、家庭用でオンライン対戦の前進も出始めて、家でゲームをする人も増えたのですが、やっぱり好きな人はゲーセンに居ましたね。

僕もその一人でしたし(笑)

お互い好き者同士なので、あんまりギスギスした対戦なんていうのもなくて、勝敗にこだわらないユルリとした対戦ができていた気がします。

しかし、ここら辺から闘劇というプロゲーマーの先駆けとなる全国大会の登場により、ガチ勢とエンジョイ勢というのがハッキリ分かれた時期でもあった気がします。

僕みたいに勝敗に拘らず格ゲーやって楽しんでいるエンジョイ勢がガチ勢しか居ないゲーセンに行くと、心折られる立ち回りをされるので、台パンされたり、奇声挙げられるより、本気でゲームをやめたくなります。

例えば、乱入してきた方が最初は自分より格下だったとしても、ガチ勢というのは自分と相手の実力を分析した上で徹底的に戦いを挑んできますから、その日は勝てなくても、必ず対策というのを練って、日を跨いで何度も戦いを挑んで来ます。

まぁ、対戦ですから、当たり前と言えば当たり前ですけど、相手は僕に対する攻略をしてきますから、プレイが増すごとに僕の嫌な戦い方をこれでもかってしてくるようになるんです。

最終的には、何もできなくなって、フルボッコにされるようになります。

自分の戦歴を保存できるカードの登場も相まって、本当の意味での強さを求める人が多くなった気がしました。

そうそう。この頃は確か、筐体の横にDVDを録画できる機械があって、自分のプレイを録画してあとで視聴し、自分のプレイのどこが悪かったのかを確認するってこともできましたね。今で言う、リプレイ動画の先駆けですが、本気で強くなりたいと思う方は、やっぱりDVDに録画して帰ってましたね。

僕も、多少は格ゲーの勉強をしたりはしたのですが、その方達みたいにストイックな格ゲーの練習というのはできなくて、この頃からだんだんと身内戦やCPU戦に移行していきました。

人も黄金期と比べると、そんなに居なかったので、身内戦をするには最高の環境でした。

職場で知り合った格ゲー好きの先輩方と、よく対戦しに行ってましたね。

■そして、現代。

スト4が稼働して、一時期ゲーセンにも復活の兆しが見えましたが、まぁ黄金期ほどの盛り上がりはありませんでしたね。

むかし、好きで格ゲーをしていた方々がゲーセンに舞い戻って来た感じです。

そういう意味では、黄金期の頃、個人のゲームセンターに来ていた人達がゲームセンターに舞い戻って来たという感じで、マナーは良好でした。

まぁ、もちろん全てという訳ではなく、癖の強い方もおられましたけどー…。

この頃になると、ボーリングやスポッチャー、カラオケなどの娯楽を統合した、いわゆるアミューズメント施設というのがゲームセンターにうって変わり、世に出回るようになります。

そして、筐体にも変化があり、ネシカやオールネットなど、ゲームをインターネットから配信することにより、一台の筐体で複数のゲームを楽しめることができるようになりました。

これにより、今までビデオゲームを設置していなかったお店がビデオゲームを置くようになり、氷河期と比べると、人は相変わらずあまり居ないものの、ビデオゲームもむかしよりは生き残れる可能性が出てきました。

ただ、むかしと比較して、学生が居ないですね。

大体、みんな作業服か背広を着ています。

もちろん、休日とかはブレイブルーをやっている学生さん達をお見受けするんですけど、平日とかは全然居ませんね。

やっぱり、今はモンハンとかみたいな、みんなで協力して一人の敵を倒すというのが流行ってるのかな?

でも、そんな家庭用オンラインから出てきた方々は、若い方でもマナーが行き届いていて、物凄い勉強になります。

アーケードのオンライン化に伴い、ゲームセンターのオフラインという文化は衰退するかもしれませんけど、せっかくマナーも確立してきていますから、これからもオフライン文化というのを大切にしていきたいですね。

閲覧ありがとうございました!