このブログを更新する頃にはばっちり冬ですが、作成は11月。
やっと山が紅葉し始めた頃です。
では、最後の格ゲーの本の紹介!
いってみましょう!
■レビュー本
ゲームの攻略はネット、設定資料やイラストはゲームの特典、それが当たり前となった昨今では、そもそも紙媒体で販売しても若い人たちは買わなくなりました。
しかし、僕ら世代にとってそれは至極寂しいものです。でも、これも販売側からはワガママな話になるんですけど、紙媒体を望む世代は今のゲームは知らないから、結局今のゲームの攻略本なんかを出しても売れなかった。
そこで登場したのがレビュー本。
ゲームの軽い紹介とライターの個人の感想が1~2頁でまとめてあり、その時代のゲームを思い出させてくれます。
●甦る 20世紀アーケード大全 Vol.3 白熱! 対戦格闘ゲームブーム到来編
近年発売されたレビュー本の中で、一番僕がお勧めしたいのはこれ!
Vo1.1から全て持ってます。
まぁこれ、格ゲー以外も掲載されてますし、ところどころ抜けているので、自分の好きなゲームが載ってなかったりすると不満になりますが、それでもアーケードでしか稼働しなかったゲームが紹介されていたりするのは、個人的にテンション上がりました。
大江戸ファイトとかね、堕落天使とかね、けっこうマニアックなのも掲載されているんですわ。
欲を言えば、1タイトルで1頁とかやって欲しかったですけど、まぁこれだけやってくれただけでも感謝です。
願わくば、2001年から2010年、2011年から2020年もやって欲しいですね♪
●ゲーム雑誌ガイドブック
最近は、ネット環境がよくなり、紙媒体は身を潜めることになったという話は冒頭でしましたが、そんな紙媒体全盛期の紹介をしたのがこの本です。
今は、情報をその日に書き込むことができるので、雑誌の文化自体が衰退してますが、1990年代はネットもまだそこまで普及しておらず、紙媒体の方が強かったんです。
そんな時代のゲーム雑誌を紹介した本で、格ゲーの本というよりはゲームの雑誌はこういうのがありましたよという紹介本。
ゲームのことについては紹介していないので、雑誌に興味がないという方にはお勧めできませんが、その時代のゲーム文化を間接的に感じれる本なので、若い世代にも見てもらいたい本ですね。
「ふぅ~ん」で終わらず、その時代のゲーム文化を肌で感じてもらえればと思います。
●このレトロゲームで遊べ
タイトルだけではレトロゲームの紹介で終わってそうなムックですが、このムックの一番の魅力はライターのレビューを通して当時へタイムスリップしたかのごとき気持ちになれることにあります。
記事の内容は、コンシューマー、アーケード、PCのハードの紹介から始まり、ライター一押しのゲームの紹介、そして最後に特集が組んであります。
僕の注目したのはもちろんアーケード。
正直、ゲームの紹介はちゃっちぃことしか書いてなかったので、これだけだったら絶対購入しなかったのですが、なんとゲーセンの記事が掲載されていたんですね。
高田馬場ミカドみたいな有名なところだけではなく、3号機主体のパチスロ専門店など、なかなかコアなゲーセンの紹介もされていて、僕的にはそれだけでこの本を購入する理由となりました。
ただ残念なのは、それでもある程度名前の通ったゲーセンのみで、何故か九州は一軒もなかった。
今度は、ゲーセンの紹介だけをしたムックなんてのも発売して欲しいですね。
■その他
ということで、何に分類して良いのか分からなかったので、その他としましたが、今回も最後にこの2冊を挙げたいと思います。
●A.A.GAME HISTORY SERIES VOL.1
ALL ABOUT
カプコン対戦格闘ゲーム
1987-2000
●A.A.GAME HISTORY SERIES VOL.2
ALL ABOUT
SNK対戦格闘ゲーム
1991-2000
簡単に内容を説明すると、CPU戦デモ&エンディング集です。
それプラス、そのゲームのシステムの解説が簡易的にされています。
あとは、そのメーカーのゲームの歴史や世界観、用語なんかの説明がされている感じ。
格闘ゲーム=対人戦と考えている人には、あまり魅力は感じないかもしれませんが、世界観やキャラの設定、そのゲームのメーカーの一連の歩みに興味がある方には、これでもか!と言うくらいネタを詰め込んだ一冊です。
この本、中古でもなかなか値段が下がらず、この前、某古本屋で僕が持っているこの本がボロボロだから買い換えようと思ってレジに持って行ったら「3000円どぅえーす!」って言われました。
まさかの0が1つ多かったパターンですね。
僕が新品で購入したときの値段が税込み2376円。完全に定価より高騰しています。
まぁ、それぐらい読む価値があるということで、毎年のことながら推進しておきます!
さて、読書の秋と銘打ったテーマもこれで終わりです。
いかがでしたでしょうか?
格ゲーの本と言ってもたくさん種類があって、いろんな目線から見れるということがお伝えできたなら幸いです。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!