ということで、格ゲー書籍紹介の第2弾いきたいと思います。
今回は、設定資料集とイラスト集の紹介。僕の気に入っているものをそれぞれ3冊ずつ紹介します。
■設定資料集
他のジャンルのゲームやアニメの設定資料集はどうか知りませんが、格ゲーに関して言えば、キャラの紹介や背景、そのゲームにしか登場しない単語の解説など、ゲームの世界観を楽しめる要素を詰め込んだ本となっております。
「そんなのムックにも掲載されとるわ!」と突っ込みが来そうですが、設定資料集は攻略本やムックの紹介します程度のものではなく、もっと掘り下げた解説がされているのが特徴です。
それでは早速いってみましょう!
●HOW TO MAKE CAPCOM FIGHTING CHARACTERS
ストリートファイター キャラクターメイキング
キャラクター紹介は、スト5のシーズン3まで掲載されています。4以降は掲載されていないので、カゲとかみたい人は、次回イラスト集を出してくれることを祈りましょう!
スト5の本媒体の設定資料としてはこれが一番優秀で、お値段4200円+税とお高かったのですが、即購入しました。
まだ、絶版になっていないと思うので、アマゾンとかも値上がりしてない筈。なので、欲しい人は今がチャンスです。
ただ、内容が古いので、最新の情報が欲しい人は、公式サイトを印刷とかした方がいい形で残せると思います。
●GUILTY GEAE 10th MEMORIAL BOOK
正直言いますと、設定資料としてはちょっと物足りない感じがします。
初代ギルティギアからイグゼクスアクセントコアプラス(家庭用)までの情報が記載されていて、それぞれキャラクターの紹介、必殺技の紹介、イラスト、エンディングギャラリーと一通りのことは載っています。
プラス、ギルティギアの歴史、ステージグラフィック、世界観や設定用語など、これを見ればある程度の意味が繋がります。
ただ、これだったら攻略本やムックでも確認できることですし、寧ろキャラクター攻略やコンボなどが掲載されていないぶん、価値も落ちる感じがするという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、この設定資料の『推し』は何なのか。
ズバリ、アルカディアの編集部がこの設定資料を製作してくれていることです!
アルカディアというのは、かつて出版されていたアーケードゲーム専門雑誌なのですが、攻略ムックは結構出してくれるんですけど、設定資料というのはなかなか出版してくれなくてですね。
コレクション的価値もあるんですよ。
そういう意味でも、僕はこの本を重宝しています。
●V JUMP BOOKS
バンダイナムコゲームス公式
SOUL CALIBUR設定資料集
New Legend of Project Soul
最後はこれ。ソウルキャリバー5の設定資料集です。
僕は、ゲームはゲーセンでしかしない人間なので、家庭用しかないキャリバー5はノータッチなのですが、この設定資料を見ているだけで、5の世界に浸れます。
内容は、ソウルエッジからソウルキャリバー4までの簡単な流れと人物相関図、それからソウルキャリバー5のキャラクター紹介に入ります。
いやぁ、プレイしたことないので何とも言えませんが、なんでこんな面白そうなゲームが批判されてるんですかね。
新キャラも魅力的だし、映像表現も問題なさそう。
ゲーム的な問題なのかな?
ここら辺はプレイしたことないので何とも言えませんが、設定資料は見てて面白いです。
勿論、開発裏話もあります。
■イラスト集
よく、「イラスト集と設定資料集の違いはなに?」と聞かれますが、設定資料集はそのゲームの世界観やキャラクターの設定の詳細が掲載されていて、その紹介の1つにイラストも載っているというのですが、イラスト集はイラストだけです。
なので、設定資料集と同じ感じで購入すると、大失敗します。
その代わり、イラストを眺めるのが好きという方や、絵の勉強がしたいなんて方は、線画も掲載されているので、格ゲーのイラストに興味がある方には宝物の一冊になること間違いナシです。
それでは、いってみましょーう!
●ストリートファイターアートワークス・極
このブログで何回も紹介しているストリートファイターシリーズのイラスト集です。
ストリートファイターからストリートファイターX鉄拳ぐらいまでのイラストが掲載されています。
エレナやヒューゴー、ディカープリを確認できなかったので、ウル4以降は掲載されてないようです。
詳細は、このイラスト集を購入したときに、このブログにイラスト集の紹介をしているので、そちらをご覧ください。
ここからは僕の感想。
何度も何度もこのブログで紹介しますが、本当ね、このイラスト集、よく出してくれた!って思います。
定価4000円+税。今だったら、4400円かな。当時は消費税8%だったから、もう少し安かった。
格ゲーのイラスト集って、本当に出ないんですよ。だって、格ゲーしてるヤツってそういうのに興味ない人多いから。
ぶっちゃけ、僕もプレイヤーやってたときは全く興味ありませんでした。
格ゲーのイラスト集買うぐらいだったら、有名な絵画を集めた本を買って眺めていた方が絶対良いって…。
でもこれは、自分がゲームから離れて気付かされますね。
当時、当たり前のように壁に張ってあったポスターのイラストとか、そういうのってムックとかには載ってないんですね。
だから、懐かしくて懐かしくて。
しかも、448ページという大ボリュームで、開発裏話や座談会もたっぷり掲載してある。
何回も見直してるのに、未だに見返せる、そんな魔力をこのイラスト集は持っています。
●ヴァンパイアアートワークス
これも、このブログで何回も紹介していますが、本当ね、よく出してくれた!って思います。
ヴァンパイアシリーズの場合、ストリートファイターシリーズと違い、今のところ新タイトルの発表はないので、このイラスト集で全てのタイトルを振り返ることができる。
未発表のものとして、ジェダに心を奪われたアニタのイラストや、セイヴァーとハンターのエンディングの中間のハンターになったアニタのイラスト等、アニタファンには嬉しいものも盛り沢山!
その他、格ゲー以外のゲームに登場したヴァンパイアキャラのイラストなんかもあって、格ゲーしか知らなかった僕には新鮮でした。
やっぱりね、同じキャラクターでも、絵師により表現の仕方が変わってきますから、そこら辺は見てて楽しいですね。
このイラスト集も、購入したときに何回も紹介しているので、「どんなの掲載されとるんじゃ」という方は検索して頂ければ出てくると思うので、そちらを確認してみてください。
●GAMEST MOOK WORLD SERIES Vol.18
サムライスピリッツ画集・剣魂
最後に皆さんに紹介したいイラスト集はこれ!
サムスピのイラスト集です。
SNKのイラスト集の中にサムスピのイラストが紹介されているというのはよく見ますけど、サムスピ単体でのイラスト集って多分これだけです。
零サム以降のイラストは掲載されておらず、初代からアスラ斬魔伝までとアーケードで稼働した旧SNK時代のタイトルのみ掲載されているところも個人的には注目しています。
このイラスト集、ゲーメストムックと呼ばれるもので、ゲーメストとは当時の少年たちを熱中させたアーケードゲームの専門雑誌、なのでアスラ斬魔伝までだったのかなぁと思ったり。
サムスピシリーズには、アスラの20年後の話にあたる、蒼紅の刃というのがあるのですが、こちらは家庭用のみの販売となっており、残念ながらアーケードはありません。
実質、最後の話になる紅蒼の刃のイラストが掲載されていなかったのも、そういう意味なら僕は納得です。
はい。個人的感想ばっか書いてますが、アスラなんかは資料もあんまりないので、資料的価値も高い本ムック。
こちらも、前のブログで紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
それでは、今回の紹介はこれで終わり!
その3に続く!
閲覧ありがとうございました!