僕の一時期の将来の夢は、ゲーセン経営者になることでした。
ただ、オッサン化していくと同時に、その夢はかなり困難だということが分かり、今みたいな形に落ち着いたのですが、経営は無理でも、趣味でゲーセンなんて家に作れたら最高だな、なんて思っていたら、こんな本ありましたよ!
『自宅をゲーセンにした男達』
監修は、2000年までのアーケード格ゲーカタログを出してくれたあの人です(^_^)v
今回も、かなりマニアックな目線から紹介していますが、僕にはめっちゃ刺さりました。
まずね、ゲーセンっていうのが良いですね♪
ゲームではなく、ゲーセン。
つまり、アーケード筐体な訳ですよ。
あんなクソでかいヤツを自宅に完備。そして、ゲーセンさながらに両替機や椅子まで設置。
いや、椅子はまだゲームするから分かるけど、両替機いる!?
だって、自分だけでするならフリプ(フリープレイ)にしている筈でしょ!?
いいえ、要るんです!だって、その人はゲーセンを自宅に表現したいんだから。
まぁ、ゲーセンに興味がある人なら、見てて楽しいと思います。
因みに、僕が見てて一番驚愕したのは、若干28歳で自宅ゲーセンを実現した子。
僕も仕事の関係上、筐体を1から作れる人は何人も居ますけど、コレクターとして自宅ゲーセンをしちゃうんだからすごい!
作るのはね、技術があれば意外にイケるんです。ただし、ゲームはエミュレーター使う方が楽だから、こういう話をすると嫌われるかもしれないけど、本物ではない。
28と言ったら、結婚して子供ができて、会社でも立場ができて、一番忙しい時期でしょう。
趣味に金を使うには、…というより、時間を作るのは、本当にしんどいことだと思う。
僕なんか、格ゲーの日々の練習だけでくたばりそうなのに、一体どんなスケジュール管理をしているのか、見てみたいです。
とにかくね、この雑誌はゲーセンの夢を捨てたオッサンにこそ見て欲しい。
あの時の熱い思いが蘇ると共に、また明日から頑張ろう!という気持ちになれる一冊です。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!