〈質問〉
446は、「この格ゲーすげぇ!」ってのある?
〈返答〉
あります。
正直、僕の中では全部「すっげぇ!」格ゲーです。
だって、僕は格ゲーが作れないから。
格ゲー全般が好きな僕は、どんな格ゲーを触っても面白いと感じてしまう。
流石に、全然格ゲーしたことないだろという人が制作したゲームは面白いと感じませんが…。
昔は、酷いのもありましたけど、今はどの業界も品質を叫ばれている時代なので、特にアーケードはまずハズレはないなっていう印象です。
でも、これ言っちゃうと、「んなことたぁ分かってんだよ。それでも、自分が影響された格ゲーだとか、周囲が盛り上がってた格ゲーとか、色々あるだろ!」と言われそうなので、今回は僕が個人的に「すげぇ!」と思った格ゲーではなく、後にかなり影響を及ぼした格ゲーをご紹介したいと思います。
まず最初は、美麗なグラフィックと多彩なアクションができることで有名なギルティギアゼクスをご紹介したいと思います。
この格ゲー、当時『カプコン』と『SNK』が業界の二強と呼ばれていた時代に、突如としてアーケードに殴り込みをかけた格ゲーで、できることの多さもさることながら、キャラクターの設定やストーリーといった世界観もしっかりしていて、格ゲー好きだけでなく、いろんな人種を虜にした作品なのです。
特質すべきところは、二次元好き以外も巻き込むほど人気が高かったこと。
僕の高校時代の友達に『濁点』というのが居たのですが、そいつはゲームやアニメとは無縁の人間でした。
ヤツは、大体いつも女を連れていて、デートで行ったお洒落なお店を聞いてもいないのに自慢してくるような鬱陶しい野郎だったのですが、そんなヤツがギルティのゼクス(家庭用)を購入したという話を聞いたときは衝撃でした。
最初は彼女の影響かと思っていたらそうではなく、どうやら付き合いで来た僕らのゲーセンで観戦したゼクスが面白そうだったらしい。
それまで、全く格ゲーに興味を示さなかった人間の気を引くなんて、スゴくないですか?
スト2やバーチャ2も社会現象を巻き起こすほどのビッグタイトルですが、僕は敢えてこっちをいきたいと思います。
僕は、丁度格ゲー世代の人間で、テーブル筐体のスト2で小さい頃遊んでいて、今の次世代機も触っているので、アーケードの黄金期から衰退期までしっかり見てきている人間です。
2000年過ぎた頃から徐々に格ゲーに陰りが見え始め、家庭用のハードがゲーセンの筐体よりも優れたものになると、いよいよ誰もゲーセンに来なくなった。
カプコンのアーケード撤退やSNKの倒産、プレイヤーのゲーセン離れ、本格的家庭用オンライン対戦の始動、ゲームをしたいだけならば、ゲーセンに来る意味は無くなった訳です。
そんな暗黒期に突如として現れたのが、ストリートファイター4!
ギルティがアーケードに参戦後、ますます格ゲーの敷居は高くなり、ストリートファイター系の格ゲーは忘れ去られたそんなときのアーケード参戦だったので、もうね、僕は嬉しくてしょうがなかった。
それは、みんな一緒だったみたいで、新しい層を獲得することは難しかったけど、むかしアーケードで格ゲーをしていた人達が戻ってきたんです。
あと、このゲームにはもう1つ凄いところがありまして、プロゲーマーと呼ばれる人達の礎を築いたのもこのゲーム。
スト4の時は、まだプロライセンスとかの制度もなく、eスポーツなんて単語も存在しませんでしたが、キッカケを作ったゲームとして、今のeスポーツ誕生のキッカケを作っています。
そういう意味で「すっげぇゲーム」でしたね。
はい。駆け足でご紹介しましたが、僕にとってのすっげぇ格ゲーはこんな感じ。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!