ということで、問99の続きです!
熱いと思った格ゲーのシステム、今回はガード編ということで、にわか格ゲーマーの僕が考える想いを書いて行きたいと思います。
これね、最初に格ゲー仲間のヒゲリンにブログを読んで貰いましたけど、彼の感想を聞く限り、今から僕が書くことは、特に中・上級者の方からすると、かなりズレたことを言っています。
読んでいて不快になることは間違いないので、それが嫌な方はここで読むのを辞めて下さい。
このブログのテーマが素人・にわかのゲーマー目線からの格ゲーのブログなので、中・上級者が不快に思おうとも更新は辞めません!
それでは、早速いってみましょーう!
『ガード』って、格ゲーのシステムでは当たり前ですけど、やっぱりね、僕は革命だと思っています。
そもそも、3竦みを作ってくれたのが革命!
でね、時代が進むに連れ、ガードも進化していくんです。
特に、2000年以前の格ゲーはシステムが迷走期で、色んな検証・実験をゲーム稼働させてユーザーの反応を見るってのをやってたので、いっぱい面白いシステムが出ました。
やっぱ、スト3のブロッキングは革命でしたわ。
ブロッキングといえば、最近はeスポーツの影響もあり、格ゲーを知らない人でもその名前を知っている人は多い。更に言えば、梅原氏のジャスティンとの一戦が拡散され、スト3はブロッキングあって、今でもすっげぇ人気な老舗ゲームなんだろって言う人がいるけれどー…。
最初から人気あった訳じゃないッスから。いや、マジで。
スト3は、アーケードだと全部で3つ(僕は家庭用はしないので、こういう表現を取らせてもらいます)あるんですけど、最初のスト3、ニュージェネレーションが出た当初は、スト3より断然ストゼロの方が人気ありましたから。
ゼロは、変わったシステムもなければ、防御系もガーキャンがあったぐらい。ゼロ3なんかそのせいで、オリコンが猛威を振るい、僕にとっては悪夢です。
リュウとか豪鬼でオリコン繋いで来て、素人狩りして後ろからゲラゲラ笑う中学生に、腹がたったからソドムで打ち上げて高さ調整でボコれるオリコン使って倒したら、「お前何歳や?あぁ!?」とか喧嘩を売られ、「はぁ?高1だけど、それがどうかしたんか?」つったら、「んなもん、関係ねぇわ!コラ!」と逆ギレされて、その場で椅子を投げられ、しかも暴れた割にはそんなに強くないっていうね。
でも、僕もそもそも体育系の部活には入ってないし、その喧嘩売ってきたヤツと似たりよったりの実力しかなかったので、拉致があかないと思った隣でスト3やってたヤンキーが一撃でその椅子野郎をやっつけたところから、僕のスト3人生が始まったんです。
そのヤンキーは、僕がコツコツとゼロ3を練習する横で、いつもスト3でブロッキングの練習をしていました。
今みたいなブロッキングの操作ではなく、セカンドインパクトまではブロッキングの操作が若干違ったので、正直僕には難しいゲームにしか見えなかった。加えて、ブロッキングの演出もサードストライクみたいに派手じゃなく、成功すると「ガッ!」って音が鳴るだけ。
派手なゼロ3と比較すると、ぶっちゃけつまらなそうなゲームでした。
オマケに、CPU戦は隠しボスもいなければ、7ステージで終了と、当時の格ゲーではビックリするほど少なく、よく分からんパンツ一丁の堀の深いギリシャメンがラスボスというオマケ付き。
元々、僕は守るのが下手くそで、だから攻めの強いゲームが好きというのもあり、ゼロ3が好きだったんですけど、その日はヤンキーに助けられたので、逆らえなかったんです。
ヤンキーは僕に声を掛ける機会を伺っていたようで、『お前、助けてやったんだからスト3やってみろよ』と言わんばかりに、僕に言いました。
「ゼロ3よりスト3の方が面白いから、ちょいやってみぃや」
……………。ごめん、イヤ。
とは、口が裂けても言えず、僕は渋々スト3をすることにー…。
ブロッキングは、分類が直前ガード(以下直ガ)に入るので、決めたからといって確定反撃が取れる訳ではアリません。でも、まず相手が攻撃してきた方向にレバーを入力するっていうのが斬新で、しかもこれゲージが入らないから、理論上は打撃を全部ブロッキングできれば、体力が絶望的でもワンチャンあるってことなんです。
この当時の直ガといえば、僕の中では真サムぐらいしか思い付かず、また真サムの直ガはスト3で言うなら赤ブロ(ガードからのブロッキングではないので仕様は異なるが、猶予フレームがないという意味で)と同じぐらい難しく、特定の条件下以外では狙ってするのは無理という認識でした。
でも、このブロッキングはちょっと練習すれば、にわかの僕でもある程度はできるような気がした!
最初はヤンキーのことが恐くて、正直逃げ出したい気持ちでいっぱいでしたけど、気が付けばブロッキングにどハマリして、サードストライクは今でも大好きなゲームの1つになっています。
ブロッキングの凄いところは、防御システムでありながら、攻めにも転じれること。
ガードの場合、した側にも硬直が存在するので、相手の固め後のノックバックを見ながら、反撃する機会を伺うというのが僕の中の定説ですが、ブロッキングは直ガになるので、そこを軽減できる。言うなれば、ブロッキング後には動きやすい環境にあるので、場合によってはこっちから攻めれる状況も作れるというわけです。
そこで、通常投げの重要性が生まれてきてね、その読み合いが堪らんのですわ。
超おもしろい!
気が付けば、みんなスト3にゾッコンラブですよ。
ヤンキーとは格ゲー仲間になり、その椅子野郎とも格ゲー仲間になりました。
あっ、因みにその椅子野郎が時々対戦会に名前を出している『サバミソ』です。
次のガードの革命が僕の中で起きたのは、メルブラでした。
メルブラは、エロ同人ゲー出身ということもあり、僕は恥ずかしくて手を出せずにいた。
そんな偏見、今ではクソだと思うわけですが、当時の僕はそんなクソだったんです。
いや、本当ね、昔も素人ながら小説を友達と書いて、たまに学園祭みたいなのに出してたんですけど、何故に性描写に偏見抱いてたのかなって思いますね。
まぁ、あの当時は経験が無く、そこに対する抗いみたいなのもあったんでしょうけど、性描写に中身がある・ないじゃなくて、作者が読者の標的をどこに当てるかで表現の仕方が変わるだろ!というのを昔の俺に本当に言いたい!
そこを理解した上で、偏見を取っ払っていれば、僕はもう少し…もう少し…。
メルブラが強くなっていたかもしれないのに!
はい。夢のまた夢ですね。話を元に戻します。
僕が本格的にメルブラをやり始めたのは、ヒゲリンと出会ってからでした。
ヒゲリンは、所謂『天才肌』というヤツで、仕事も遊びも卒なく熟す。それでいて、驕っていない。
まぁ、なんつーか、僕は最初、そういうところか鼻に付いてました。やっば、自分が能力ないから、彼に嫉妬していた部分があるんでしょうね。
無駄に競ってましたし。
彼とは、職場が同じ時期があり、仕事が終わったあと、よく格ゲーをしにゲーセンへ行ってました。
職場から車で5分も掛からないところにゲーセンがあり、当時は高校の同級生のビーバーも彼女を連れてよく来てたので、大盛り上がりでした。
余談ですけど、やっぱり女性が混じってると対戦会した時に参加率が上がるんですよね。これは遊戯王の対戦会も一緒。
そういう意味では女性ゲーマーのライオンさんや手加減は非常に貴重な存在だったんですけど、子供ができると女性はなかなか参加してくれなくなる。
代わりに旦那が参加してくれるようにはなりましたが。
話を戻して、僕はヒゲリンに言ったんです。
「所詮、メルブラなんてキャラゲーだろ」
すると、ヒゲリンは鼻で笑って言い返します。
「いや、格ゲーはキャラゲーだろ。自分の好きなゲームだけ神聖化すんなよ、気持ち悪い」
これ、僕がよく書いている鉄拳やストファイは良くて、アルカナやメルブラは〜ってやつに繋がっていくんですけど、実は恥ずかしい話、僕も最初は向こう側の人間でした。
でも、ヒゲリンの一言で目が覚めましてね。
そもそも、萌えだろうがなんだろうがゲームの内容とは全く別の話だし、やってもいないのにそのゲームの価値をお前自身が決めれる筈もないだろ。厨二や萌えが受け入れなくてお前がやんないってなら個人の問題だから何も言わねーけど、ゲーム性でケチ付けんならお門違いの話だかんな、これ。
お前がKOFやギルティに手を出してねぇならなんも言わねーよ?でも、同じようなKOFやギルティに手を出してて、似た界隈のメルブラは違うってか?偏見もいいところだな。
と。
あーあー。面倒くせえヤツだな、わあった、わあった。じゃあ、やってるよぉおぉー!と、コインを入れて、ヒゲリンと対戦したら、これがすっげぇ面白くてですね。
メルブラの防御システムは、僕の中ではスト3のブロッキングの進化系です。
メルブラには、4つのガードがあるんですけど、1つがノーマルのガード、そして直ガにあたるEXガード、ゲージを使ったガードのシールド、そしてゲージを使った直前ガードのEXシールド。
メルブラは、ビートエッジというコンビネーション(通常技を通常技でキャンセルできるシステム)が充実しており、しかもその途中でリバースビートというコンビネーションを使うと、キャンセル中の隙消しまで出来てしまう。そこからまた連携が始まると、ビートエッジを長くできるキャラクターはそのままガークラを狙えるんです。
じゃあ、ノックバックが発生した時点で反撃狙いたいなぁって思うでしょ?でも、隙消しができるこのゲームでは向こうの反撃が間に合ってしまう。
そんな時、EXシールドです!
EXシールドは、成立すると、その場で硬直をキャンセルして、打撃・投げ、両方に機転を効かせれるです!
更にはダッシュキャンセルも可能!相手が固めてきて、おっこの距離やべぇな、でもガードしとけば投げ届かんだろう、と思っても、メルブラだとダッシュ投げが入るので、油断できない!
素人同士の対戦だと、特にこれ重要で、たまにダッシュして投げを繰り返す人はこういうので狩ってる人です。
このガード後に、色んなキャンセルが掛けれるというのは、空中戦の自由度も高いメルブラでは更に攻防の要になっています。
やっぱ、下手に仕掛けるんですよ。
メルブラは、空中で二段ジャンブやダッシュキャンセル、ハイジャンプキャンセルなんてのもありますが、空中でできる制約が決まっているので、仕掛ける時はある程度『自分ができることを残して仕掛ける』ということをしないと、EXシールド1つ取られただけでダメージを取られます。
ブロッキングではできなかったことが、ここら辺になると更に反撃のシステムとしても飛躍していき、これが僕が今もメルブラをやり続けている理由ですね。
これね、究極なんですけど、皆さんに言いたい。
フルボッコにされても面白いと思えるゲームは、やっぱ防御システムが充実してる。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!